綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆変異株が広がる中、五輪観戦に生徒など200名を教育委員会が引率!?! 中止すべきでは!!

2021年06月09日 | 感染症の脅威とのたたかい

 綾瀬市教育委員会は、7月22日のサッカー(日産スタジアム)と、8月1日の野球(横浜球場)の試合の観戦チケットの斡旋を行い、計200名が教育委員会の引率の元,観戦する計画を進めています。(200名の内訳は、生徒141名、保護者39名、教員8名、教育委員会12名)

 しかし、神奈川県では感染者の増加が抑えられているとはいえ、黒岩県知事が「感染力の強さが指摘されるインド株の広がりを踏まえ、検査を実施すべき「濃厚接触者」の定義見直しを国に提案した」と報じられるように、たいへん危険な感染爆発の手前にいるとの認識が重要ではないでしょうか。

 そうしたなか、神奈川県から各自治体に「予定通り行うか、中止するかの判断は各自治体でおこなっていただきたい。中止の判断をする場合、チケットなどの請求はおこなわない。判断は10日までに」との連絡があったことをつかみました(注:10日以降のキャンセルの場合は、一度全額納付する必要があるが、後日返済されるとのこと)

 そして県内の中井町教育委員会では、検討の結果、「中止」としたことも判明。

 県がこの時期にわざわざキャンセルができますよ、しませんか、今ならキャンセル料はかかりませんよ! と言ってくるのは、本当はキャンセルしてほしいからではないでしょうか!?

 私もサッカーや野球は大好きですので、観れる機会があれば見たい、という気持ちはよくわかりますので、生徒や保護者が各自の判断で観戦することは止められませんが、教育委員会が引率して団体で観戦するということは、教育委員会の責任が強く問われることになります。

 変異株の感染爆発はワクチンの現在の普及速度ではまだ抑えられないというのが、専門家の見解でもあります。

 私は、綾瀬市教育委員会に、残念だけれど中止とすべきだと、申し上げさせていただきました。

コメント (1)
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