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【抗議声明】 2023年12月2日
日本共産党あやせ(市議団)
団長 上田 博之
福田 久美子
事故原因も不明のまま住宅密集地の上空を飛行するオスプレイに抗議する
即刻すべてのオスプレイは飛行停止し日本のすべての基地から撤去を
11月29日、米空軍CV22オスプレイが鹿児島県屋久島沖に墜落した。乗員1名の死亡が確認され、7名が依然行方不明である。亡くなられた方の御冥福と7名の無事を心から願う。
垂直離着陸輸送機オスプレイは、開発段階から墜落事故を繰り返し、クラッチの不具合など未解決の構造的欠陥が明らかになっている。そもそもオスプレイには、日本の航空法で義務付けられているオートローテーション(自動回転)機能がないことから、もともと日本の空を飛ぶことのできない航空機である。
事故の報を受けて、綾瀬市長、綾瀬市議会議長は連名で「安全が確認できるまでのオスプレイの飛行停止」など3項目を国に要請した。日本政府も、在日米軍司令部のラップ司令官に飛行停止を要請したとしている。
しかし、米国防省のシン副報道官は記者会見で「日本政府から公式の飛行停止要請は受けていない」とし、オスプレイの日本国内における飛行を継続していることは看過できない。
綾瀬市、大和市に存在する米軍厚木基地では、事故後も頻繁に住宅地の上を繰り返し飛行している。多くの市民から不安の声が寄せられているのは当然である。
こうした市民の不安と反対の声を押し切り、米軍基地への配備を容認し、さらに自衛隊への導入を進めてきた日本政府の責任はきわめて大きいと言わざるを得ない。
今回の事故とこれまでの日米政府の対応に抗議し、以下の対応を緊急に求める。
1、米軍と自衛隊のオスプレイ全機をただちに運用停止し、事故原因を明らかにすること
2、米軍のオスプレイ全機を日本から撤去すること
3、陸上自衛隊へのオスプレイの導入を中止し、撤去すること