日本共産党会派として福田議員とともに申入れを行いました。
市長は、市民グループが集めた4160筆の署名の重みを感じているようで、「給食費半額補助の継続など、検討を進めていく」とのことでした。
来年度予算案の基本が固まるまであと1か月。引き続き取り組んでいきます。
以下、申し入れ文です。
学校給食費の無償化を求める申し入れ
日頃より市政運営および教育行政にご尽力されていることに敬意を表します。
さて、弱肉強食をむきだしにした資本主義的競争社会をめざした新自由主義政策により、市民の経済格差は大きく広がり、いわゆる中産階級層が激減したといわれています。そこにコロナ禍と急激な物価高騰が加わり、困窮する家庭が増え続けています。こうしたなかで、家計の負担を減らしていくことは、市の施策として非常に大事なことです。
また、学校給食費の無償化は、短期間で4000名を超える署名が集められたことからもわかるように、多くの子育て世帯をはじめたとした地域の人々の願いです。
生活保護や就学援助を利用している方は、すでに無償化になっていますが、それ以外にも経済的に困窮している家庭は多くありますし、なにより子育て支援として非常に効果的な施策です。
政府による「重点支援地方交付金」が綾瀬市には1億3290万円余交付されますので、この一部を活用しながら、来年度からの学校給食費の無償化を実現されるよう申し入れます。
記
(1) 来年度からの小中学校給食費の完全無償化を求める
少なくとも2024年3月まで実施される学校給食費の半額補助は継続すること
また、物価高騰による食材費の負担増を保護者に求めず、公費でまかなうこと
(2) 給食の質の向上を引き続き追求するとともに、地場農産物の使用比率を大幅に上げること
(3) 国に対し、国の政策として学校給食費無償化早期実現を強く求めること
以 上