綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆本当に平和の中で暮らしたいのなら~憲法60周年の日に~

2007年05月03日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

  3日、還暦をむかえた日本国憲法のお祝いを、わたしは鶴見公会堂で開かれた「憲法改悪を許さない5・3県民の集い」でしました。

  明治大学の山田朗教授の「歴史の観点から改憲を考える」では、ここまできていたのか日本の軍事大国化は、と背筋の寒くなる現実(軍事費は世界第2位~4位、海上自衛隊は世界第5位の海軍、相手国に上陸するための船舶も保持etc)を再認識しました。さらに、日本を戦争できる国に変える改憲によりアジア地域での軍拡競争に拍車がかかり、際限がなくなる危険性の指摘に、平和憲法が果たしてきた大きな役割、これから果たす大きな可能性を痛感しました。憲法9条を守るたたかいがとても大事なんですね。

  講演を聞いて一番心に残ったことは、「本当に平和の中で暮らしたいのなら、軍事には非軍事で対応することが大切なんだ」ということです。「相手国が戦争をしかけたら自分が不利になるという外交関係」をつくってしまうことが一番の安全保障政策なわけですよね。
  9条改憲は際限のない軍拡への道。このことにみんな早く気づいてくれ~~。
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◆米海軍厚木基地航空施設司令官に飛行訓練中止などを求める

2007年05月02日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

  在日米軍司令部が、5月8日~11日の4日間、厚木基地でNLPを実施すると通告してきたので、基地周辺の日本共産党議員団の仲間と「NLPと全ての飛行訓練中止、米空母の横須賀母港撤回を求める要望書」を厚木基地司令官に手渡し、抗議をしてきました。
  最近の爆音は一頃よりも激しさを増しているように感じます。小泉内閣、安倍内閣とアメリカとの軍事同盟一辺倒の政権が平和憲法をなくそうとしているのに勢いづいているのでしょうか。
  爆音で問題なのはNLPなどの夜の訓練だけでなく昼間の訓練や飛行も耐えられないレベルになっています。選挙中も何度ジェット機の爆音で辻々での演説を中断させられたことか!
  NLPの岩国への移転は、米軍が訓練できる基地が増えるだけで、厚木での爆音がなくなることはありません。爆音被害の継続と恒久化をもたらす米原子力空母の横須賀母港計画を撤回させることが、爆音をなくす一番の近道ではないでしょうか。
  市民、県民の思いが一つになれば実現するのですが・・・。
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◆なぜ働くものが報われないのか~メーデーに参加して社会の仕組みを考える

2007年05月01日 | 政治を考えるヒント


  今年のメーデーの日(5月1日)はあいにくの小雨細降る中でしたが、とても意義深いイベントだと思い参加してきました。県内十数箇所で行われているので、今年は藤沢の会場をめざしました。
  その集会の最後に採択された「メーデー宣言」がこれまでのメーデー宣言と違ってとてもユニークで的を得ているように思えたので、以下に引用させていただきました。

 


                   メーデー宣言(一部引用)

 1886年5月1日アメリカ・シカゴの労働者が、「1日8時間働いて、8時間寝て、8時間は自分たちの時間に」と要求して、ストライキに立ち上がったことを記念して、毎年開催されているメーデー。
 私たちが1日8時間を超える仕事をしたとき、残業代を請求できるのも、先輩たちのこうした闘いがあったことを、今こそ思い起こそう。そしてその闘いを、さらに引き継ぎ、大きく広げることを。
 いま国や大企業は「国に甘えるな」「会社に甘えるな」「自助努力をしろ」と労働法制や社会保障制度を次々と悪い方向へ変えている。
 でも、私たちは言ってやりたい。「世の中の富を作っているのは、私たち労働者・勤労国民。富を一所懸命運んだり売っているのも私たち労働者・勤労国民。その富を、『金を持っているから』ということだけで、ただでわれわれから奪い取っているのは、大企業と大資産家、その大企業から献金をもらっている多くの政治家たちだ。君たちこそ甘えるな」と。
 「高齢化社会が来るから大変だ」というけれど、大企業、大資産家を養っている、われわれの富の一部をまわすだけで、高齢者の生活、医療を支えることなどへっちゃらなこと。
 子どもを増やすことも簡単だ。難しい屁理屈はいらない。私たち国民の収入を増やせば、みんな結婚したいし、子どもはほしい。
 さらに許せないのは、平和憲法をかえて、私たちの作った富を奪うだけでなく、私たち国民の命、世界の諸国民の命まで奪おうとしていること。
 もうがまんできない。私たちは、憲法に保障された労働者の団結権をはじめとした闘う権利、そして選挙権を使って、今こそ反撃を始める。多くの働く仲間たちは、本当のことを知らされずに、怒りを強めつつも、闘う道がわからず迷っている。
 仲間たち。もっと学んで、もっと知らせて、私たちの組織を大きくして、今こそ先人たちが命がけで切り開いてきた私たちの権利を、さらに大きくひろげよう。
 第78回メーデー万歳!
 第78回湘南地域メーデー万歳!
                           2007年5月1日
                          第78回湘南地域メーデー

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