山形の旅、最後に訪れたのは加茂水族館です。
ここは、世界一の展示数というクラゲの水族館で、クラネタリウムという呼び名もあるそうな。
クラゲの水槽って癒される~…と言ったら、だーりんに「理解できん! 」と言われました。
だーりんには気持ち悪いものに見えるらしいです。
そっかなー。
そういわれてみれば気持ち悪い気もしないでもないけど…
でも、やっぱりきれいだよ~
いろいろ、いっぱいまわってきた山形の旅。
景色も味覚もたっぷり堪能できて、たくさん歩いて、心もからだも大満足の旅でした。
今回の旅のメインイベント、私はアル・ケッチァーノのお料理をたべることだったけど、だーりんのメインイベントは、土門拳記念館へ行くこと、でした。
土門拳の作品が好きなだーりんは、ここを訪れるのをとても楽しみにしていたようです。
記念館の前の池は、パンフレットでは白鳥池、でもほとりに銘石があって「拳湖」って名前がついていました。
写真展をじっくり堪能してきました。
土門拳の作品は写真の中に、被写体を主人公にした一本の映画ができるほどの深い物語を感じます。
ランチは庄内名物の板そば。
板そばって、板状に切ってある、ラザニアみたいな麺の蕎麦だと思っていた、あほな私。
板の上に乗ってくる蕎麦、だったのね。
この浅い木箱みたいな板の中にお蕎麦を入れるのは、山形独特の食べ方なんだそうです。
板そば一つを、二人でシェア。
コシの強いのも、庄内そばの特徴だそうです。
コシはあるし…山盛りだし…
恐るべし板そば。
山形の旅三日目は酒田。
旅と言えば、私はあそこであれを食べて、ここでこれを食べて…と、すぐグルメに走ってしまうけれど、だーりんは博物館や美術館、日本庭園をじっくり見るのが好き。
ということで、朝一番に、酒田の名家の本間家旧本邸と、本間美術館へ。
美術館で円山応挙などの絵画をじっくり鑑賞したあと、庭園を散策してきました。
とても広い庭園「鶴舞園」。
鳥海山を借景にする庭園は回遊式になっています。
中にある清遠閣からも庭園を眺めてきました。
ここは、本間家の別荘だったそうで、冬場の人々の失業対策として本間家が作らせた場所なんだそうです。
それにしてもすごい庭!
そのあとは、近くにある旧本邸へ。
とても立派な本邸の門。
中にも入ってきましたが、当時の台所などもそのまま。
とても立派なお屋敷でした。