冷たい雨に時々みぞれが混じる、寒い日でした。
夕方、友人が映画に誘ってくれました。
「ミセス・ハリス、パリへ行く」
原作も読まず、なんの知識も持たずに映画を観ました。
ディオールのオートクチュールのドレスの数々のなんと美しいこと!
そして、主人公の女性のなんと魅力的なこと!
主人公のミセス・ハリスは、物語のはじめは決しておしゃれではなく、
普通の家政婦のおばあちゃんにしか見えないのに、
いろんな人と出会い、いろんな経験を重ね、
どんどん美しく、輝いていく様子は、見ていて感動を覚えました。
本当にチャーミングで、凛とした、素敵なおばあちゃん。
年を重ねても、女性は内面が美しいものであれば、外面も同じように美しく輝くんですね。
この主人公のミセス・ハリスのように
どんなときも優しさとユーモアと、そして誇りを忘れないでいられたら、
きっといくつになっても人生は輝ける…ような気がしました。
元気をもらえる、とても素敵な作品でした。
しかも。
行った劇場では、この作品はグランシアタ―のみの上映でしたので、
思いがけずグランシアタ―のリクライニングシートで鑑賞することに。
初・グランシート。ボタン一つで足元をフラットに持ち上げられ、首も後ろに倒して、ゆったり映画を鑑賞。
座り心地良くて、癒されました。
夫に言ったら「歯医者の椅子やな」と言われましたが(笑)
いや、歯医者の椅子は癒されませんて…(^^;)
明日から私は気分はミセス・ハリス~~~。