今週は家の片付けに励んでいます。
先日昭和40年の新聞が出てきたたんすとは別の、もっと古いたんすの中に敷いてあったのは
なんと昭和7年の新聞でした。
昭和7年!!!
私の両親が生まれるよりも、もっと前の新聞です。
新聞には、ミニスカートの女性。
「美と若さ」の秘訣を知りたい!というのは、昭和7年の女性も今の私たちも同じなんだな~
横文字は右から左に読むのですね。
婦人の夏痩せは文明人の恥なんだそうです。
ほほーーーう。
この頃って、今よりも夏の気温は高くなかったと思うのですが、
エアコンのない時代、暑さで食欲がなくなり、栄養不足に陥るのが夏痩せの要因だと書いてありました。
記事のしめくくりに
「婦人よ。若くあれ。美しくあれ。溌剌たる健康美を誇れ!」という一文がありました。
まず「溌剌」→はつらつ が、すぐに読めなかった…(◎_◎;)
「婦人」という言葉も今は使わない言葉。
時代を感じる文章ですが、それでも「女性よ、若く、美しく、はつらつと健康美を誇れ!」というのは
なんて力強い言葉なんでしょう。
でも…時代はこのあと太平洋戦争に向かっていくのですよね。
ジャンクフードもインスタントも冷凍食品もない昭和7年。
この新聞が配達された頃のこの町は、どんな風景だったのだろう。
昭和7年の新聞、広告もコラムも記事も、
読んでいると時間を忘れるくらい面白いです。
…というわけで、ちっとも片付けが進みません。(←言い訳)
昭和7年って、戦前の華やかな時代ですよね。
時代の力強さを感じます。
戦前の新聞、タンスの中からまだまだ出てきそうです。
つい読みふけって片付けがちっともすすみません。