”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ついに「ひょう」を食べたのです!!

2023-09-12 00:36:49 | 野菜

東北の恵みの話は続きます。

  

以前、秘密のケンミンSHOWで

「山形の人は『ひょう』という雑草を食べている。」

と紹介されたことがありました。

  

「ひょう」とは「スベリヒユ」のことで、我が家の庭にも生えています。

  

山形の人があまりにおいしそうに召し上がっていたので、

食べてみたいとは思ったのですが、

さすがに庭の雑草はどうなんだろう・・・と、そのままになっていました。

 

  

で、今回の「東北の恵み詰め合わせ」の中に「ひょう」が入っていたのです。

  

  

  

山形の直売所で野菜として販売されている「ひょう」を送っていただき、

夢が叶いました。ヽ(^o^)丿

 

  

  

さっと茹でた「ひょう」を使って、3種類のお料理を作りました。

(お料理とは言えないほど、簡単なものです。)

  

 

  

おひたし

かつおだしのお汁をかけ、丸文岩瀬商店さんの花けずりをぱらり。

  

  

辛子和え

和辛子と薄口醤油で和えただけですが、かなりおいしい!!

山形ケンミンイチオシの食べ方というのも頷けます。

  

  

グランドペチカと「ひょう」のポテサラ

「ひょう」はクセがないので、マヨネーズにも合います。

このポテサラは貴重ですね。

  

 

茹でている時は、ヒユ科の野菜特有の土臭い香りがしましたが、

茹で上がった「ひょう」はクセがありません。

  

シャキシャキとした食感が心地良く、調味料もよくしみ込みます。

  

 

山形で「ひょう」が食べられるようになったきっかけは、

江戸時代に上杉米沢藩が財政困難に陥り、

上杉家第9代藩主・上杉鷹山が倹約のために食べるよう推奨したということですが、

おいしくなければ、

山形県の内陸を中心に食文化として根付き、愛され続けることもなかったでしょう。

 

食文化って本当におもしろいです。

 

  

もっと食べたいので、

次は勇気を出して、庭の「袋井産ひょう」を収穫しようか・・・。

 

ただ珍しいだけでなく、

食文化について改めて考える機会となった食材を送っていただき、

ありがとうございました。(^-^)

 


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (gabaosan)
2023-09-12 07:52:24
おはようございます。

スベリヒユ、興味が有りながらも、まだ食べたことがありません。。。
売っている物なら抵抗ありませんよね。

袋井産の食レポもお待ちしております!

ガバオ拝
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Unknown (tosiyoko0845)
2023-09-12 08:20:52
ume724さん。おはようございます。
『ひょう』の食べ方と感想ありがとうございます。
雑草だと思っていたら、食べる地域がある事を知り 山形の産直で『ひょう』1袋100円で見かけました。
その時は買う勇気が出なくて、スルーしてしまいました。
今度食べてみようかな?と思っています。
いつも色々な食材での豊富なレパートリー、参考にさせてもらっています。
ありがとうございます。
葉っぱ。
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gabaosanさん、おはようございます。 (ume724)
2023-09-12 08:32:11
いつも山の写真、通勤途中の写真、
楽しく拝見しております。
スベリヒユ、おいしかったですよ。
もし、お見かけすることがあったら、ぜひお試しください。
フレンチで使われるプルピエも「スベリヒユ」なので、
すでに召し上がっていらっしゃるかも?
 
庭の袋井産ひょうもおいしいといいなぁと思っています。
コメントをいただき、ありがとうございます。(^-^)
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葉っぱさん、おはようございます。 (ume724)
2023-09-12 08:40:22
葉っぱさんは仙台にお住まいでしたっけ?
山形の産直にも行かれる機会があるのですね。
次の機会にはぜひ・・・とここまで書いて、
改めて「ひょう」の旬を調べたら、6月下旬~7月上旬、真夏が旬となっていました。
今年は残暑も厳しそうなので、まだ名残りのものが出回るのでしょうか?
 
もしお召し上がりになる機会がありましたら、
まず辛子醤油和えからお試しください。(^-^)
コメントをいただき、ありがとうございます。
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Unknown (copelonmaru)
2023-09-12 08:42:33
こんにちは。

スベリヒユだと思うと、ちょっと勇気いりますが、長らく親しまれているということは、美味しいのでしょうねー。
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りんこさん、おはようございます! (ume724)
2023-09-12 09:30:22
ホント、おいしいんですよ。
りんこさんなら、ひょう料理と合う日本酒を見つけられることと思います。
特に、辛子醤油和えはお酒が止まらなくなる危険が・・・。(^_-)

コメントをいただき、ありがとうございます!
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上杉鷹山 (りりん)
2023-09-12 10:20:15
「上杉鷹山」は子供の頃から慣れ親しんだ人なんです。
ひょうも子供の頃から知ってましたが、美味しいと感じたのは大人になってからかも。
ひょうの辛し和え、いいですね。
私も好きです。
サラダにまでされるとは、さすがです。

私は6月頃の新芽を食べます。
今頃のは茹でて干して、冬の保存食に
煮物はすごく好きです。

米沢の伝統野菜「うこぎ」
生垣の葉っぱなんですが、それもいつかご賞味を
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うこぎもおいしそうです!!(りりんさんへ) (ume724)
2023-09-12 12:36:28
りりんさん、こんにちは!
上杉鷹山もひょうも、りりんさんにとってすごく身近だったなんて、
驚くと同時に感動すら覚えます。
 
ひょうも干して、保存食として大切にいただくなんて、
山形の方々の暮らしぶりは本当にすてきだと思います。
 
昨夜、ひょうを始めとする東北の恵みを送ってくださった方と、
「山形の食文化ってすごいよね。」と話していたばかりです。
 
「うこぎ」も検索すると、うこぎ味噌などおいしそうなレシピが・・・。
ほろ苦さが魅力ですね!!
いつか、食べてみたいです。(^-^)
いつも、色々教えていただき、ありがとうございます。
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Unknown (mirapapa)
2023-09-12 21:23:03
私も数年前にケンミンショーを観て、ウチの畑にた〜っくさん生えるスベリヒユを食べてみました。
一掴みをそのままゆがき、一掴みは干しました。
ゆがいてポン酢で、酒のアテにしました。
ぬめり気があって、好きな食感でしたが、そのものの味がなくて、風味を味わう感じでした。
干したのも戻して食べましたが、あまり味わいに変化がなかったので、それ以来、食べていません。
けっこう太くなって色の濃いものを食べたんですが、山形のは、ウチの畑のものとは種類や育ちが違うのかもしれませんね。
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mirapapaさん、こんばんは! (ume724)
2023-09-13 00:12:07
さすがmirapapaさん!!
ご自分の畑のスベリヒユでもう試されたのですね。
ちょっとぬめりがあって、かすかな酸味もあり、
何と言ってもシャキシャキとした食感が魅力ですよね。
たしかに、茹でた時のあのヒユ科特有の土の香りは消えますので、
あの香りが好きな方には物足りないかもしれません。
 
でも、このクセが表に出ないところが、
長年人々に親しまれてきた理由なのかなぁ…なんて考えています。
我が家の庭に生えるスベリヒユも、
送っていただいたものに比べると、茎が太いです。
試してみなくては!!
 
コメント、ありがとうございます。(^-^)
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