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北欧神話の主神である「オーディン神」は、ギリシャ神話の
ゼウス神との共通点などがしばしば指摘されますが、
天地や人間や精霊達を作り、激しい自己犠牲によって
知恵を得、そして神秘のルーン文字の霊感が与えられ、
そして後に冥界と死者、予言を司るようになったと伝えられています。
この神を象徴する動物は、狼とワタリガラス、象徴物は
三ツ矢であり、ルーン文字では画像の「オス」になります。
この文字を使って、オーディン神に祈る魔法があり、今回は
こちらを抄掲させて頂きます。
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宇宙を支配し、天地を創り、人間を造り、また妖精達に
形を与え、更に詩や文字をこの世に表したのも、全てこの
オーディンなのだ。
更に、オーディンは知恵の神でもある。
知恵の泉の水を飲むために、自らの片目をくり抜いて、
巨人にミミルに捧げた話は有名である。
また、欧米ケルト民族の間に伝わっていた、ルーンと云う
神秘的な文字を作り出したのも、このオーディン。
彼は何と、10日間も自分の体を木に逆さづりにして、
ようやくこの文字を手に入れたのだ。
その時、頭の中には体中の血が集まってきて、頭が火のように
熱くなり、耳が早鐘のように、ガンガンと鳴り出したという。
しかし、それでもオーディンは屈しなかった。
物も食べず、酒も飲まず、槍の先で絶えず自分の体を突き
続けながら、9日9夜、じっと考え続けたのだ。
すると、10日目に突然、神秘的な文字がひらめく電光のように
オーディンの頭をよぎり、神秘のルーン文字が生まれたのである。
●実用の仕方
叡智を得たい時、確かなひらめきが欲しい時には、オーディンに
祈ろう。
まず、ルーンを発明した故事に倣って、逆立ちをしてみる。
こうすると、脳に多量の血液が流れ込んで、脳細胞の働きが
活性化されるのだ。
この時、脳天を床につけたまま逆立ちをすれば、百会という
ツボが刺激されて、効果も倍増する。
そして、(画像の)オーディンのルーンをゆで卵の殻に書いて、
「口は言語の源、知恵を与え、賢きを慰め、皆を祝福する」
と、呪文を唱えながら食べるのだ。
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「と学会がわからない」
http://www.youtube.com/watch?v=ZqKfo-7NxQM
「エアーマンが倒せない」の替え歌で、とても判り易いです。