宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「ネクロノミコンの精霊Ⅱ」

2010年02月15日 | Weblog



(バラシャクシュウのシジル)


「ネクロノミコン」というものは、通常はラヴクラフトの作品中に
登場する、架空の魔道書と認識されていますが、ラヴクラフトに
そうした魔道書の発想を与えた、創作の源となった魔術書が
存在していた事は、複数の研究家によって指摘されているそうで、
しかも、ラヴクラフトが幼い頃に狂死した父親は、いくつかの魔道書を
伝えていた、エジプト魔術の流れを汲む結社の一員であったと言われ、
ラヴクラフト自身、父親が遺したそうした魔術書を目にしていた可能性が
高いとされています。

更に、1927年のアメリカやカナダ全域の大学や研究者のもとから、何万巻に
及ぶ古書窃盗事件が発生し、その中に、紀元9世紀のものと見られる古代の
魔術書の写本も見つかり、その本が解読された所、古代のシュメールで行われ
いた魔術儀式の次第である事が判明し、マンハッタンの魔術書専門書店の
店主がそのコピーをもらい、更に詳しく研究した所、それは魔術儀式の次第、
召喚される太古の神、「マルドゥク」と、その化身である49の精霊、その呪文や
シジル(印形)が記されている事が判明しました。

この中に書かれている神話の中に、マルドゥクが倒した、「クトゥルー」「アザトート」と
いった名前が発見され、ラブクラフトの言う「ネクロノミコン」とは、この写本の事では
ないかと考えた店主は、恐ろしく思い、店の奥にしまい込んで、年月が過ぎたそうです。

それから、ラブクラフトの作品群からインスピレーションを得て絵を描いていた画家であり、
自分が「ネクロノミコン」を発見する事を長年夢見てきたバーンズが、偶然にこの書店を
訪れ、ついに翻訳されたものと出会い、1977年に抜粋した本を、自費出版で出版しました。


この「ネクロノミコン秘呪法」は、一冊50ドル(今にして約6000円)という、決して安い価格では
なかったにも関わらず、初版は完売し、その後、安価なペーパーバックにもなり、それは
現在も増刷されています。

シュメール文明そのものに関しては謎が多く、現在のイラクに当たる土地で、キリストが生まれる
2500年前に開花した文明で、彼らはどこかの地からそこにやって来て、それから100年以内に、
「海からやって来た潜水服を来た奇妙な存在が、自分達に文字や科学や農耕や建築、そして
魔術の技術を与えた」として、一つの優れた文明を築き上げました。

このような経緯を経て、今に伝えられているのが、「ネクロノミコン秘呪法」です。

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本日は、「絶望的な状況に、光明をもたらしてくれる」精霊である、
バラシャクシュウについて、抄掲させて頂きます。



【精霊名:バラシャクシュウ】

【呪文:バアルドルゥ】

「奇跡を行う者にして、あらゆる精霊の中で最も慈悲深く、また恵み深き者なり。」

★全世界を敵に回したかのような、希望のない状態の時に用いる精霊。
失望が最悪の状態に至る時、あなたの魂が完全に冷え切った時、全身全霊を込めて
力強く、バラシャクシュウを呼ぶがよい。
あなたの祈りは、想像を絶する方法で、聞き届けられるだろう。

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上記が松田アフラ氏の翻訳されたもので、「ネクロノミコン秘呪法」という本では、
以下のように紹介されていました。

http://blog.goo.ne.jp/umekou_2004/e/782e45488ebfad5dda3eeb774b89f955



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「「911の嘘をくずせ-ルースチェンジ2 No.8 生きている乗っ取り犯たち」
http://www.youtube.com/watch?v=6VaGS6ipvM8

パスポートを盗まれたり、紛失している人が何人もいるというのが、偶然では
ないように思われます。
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