(バラシャクシュウのシジル)
「ネクロノミコン」というものは、通常はラヴクラフトの作品中に
登場する、架空の魔道書と認識されていますが、ラヴクラフトに
そうした魔道書の発想を与えた、創作の源となった魔術書が
存在していた事は、複数の研究家によって指摘されているそうで、
しかも、ラヴクラフトが幼い頃に狂死した父親は、いくつかの魔道書を
伝えていた、エジプト魔術の流れを汲む結社の一員であったと言われ、
ラヴクラフト自身、父親が遺したそうした魔術書を目にしていた可能性が
高いとされています。
更に、1927年のアメリカやカナダ全域の大学や研究者のもとから、何万巻に
及ぶ古書窃盗事件が発生し、その中に、紀元9世紀のものと見られる古代の
魔術書の写本も見つかり、その本が解読された所、古代のシュメールで行われ
いた魔術儀式の次第である事が判明し、マンハッタンの魔術書専門書店の
店主がそのコピーをもらい、更に詳しく研究した所、それは魔術儀式の次第、
召喚される太古の神、「マルドゥク」と、その化身である49の精霊、その呪文や
シジル(印形)が記されている事が判明しました。
この中に書かれている神話の中に、マルドゥクが倒した、「クトゥルー」「アザトート」と
いった名前が発見され、ラブクラフトの言う「ネクロノミコン」とは、この写本の事では
ないかと考えた店主は、恐ろしく思い、店の奥にしまい込んで、年月が過ぎたそうです。
それから、ラブクラフトの作品群からインスピレーションを得て絵を描いていた画家であり、
自分が「ネクロノミコン」を発見する事を長年夢見てきたバーンズが、偶然にこの書店を
訪れ、ついに翻訳されたものと出会い、1977年に抜粋した本を、自費出版で出版しました。
この「ネクロノミコン秘呪法」は、一冊50ドル(今にして約6000円)という、決して安い価格では
なかったにも関わらず、初版は完売し、その後、安価なペーパーバックにもなり、それは
現在も増刷されています。
シュメール文明そのものに関しては謎が多く、現在のイラクに当たる土地で、キリストが生まれる
2500年前に開花した文明で、彼らはどこかの地からそこにやって来て、それから100年以内に、
「海からやって来た潜水服を来た奇妙な存在が、自分達に文字や科学や農耕や建築、そして
魔術の技術を与えた」として、一つの優れた文明を築き上げました。
このような経緯を経て、今に伝えられているのが、「ネクロノミコン秘呪法」です。
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本日は、「絶望的な状況に、光明をもたらしてくれる」精霊である、
バラシャクシュウについて、抄掲させて頂きます。
【精霊名:バラシャクシュウ】
【呪文:バアルドルゥ】
「奇跡を行う者にして、あらゆる精霊の中で最も慈悲深く、また恵み深き者なり。」
★全世界を敵に回したかのような、希望のない状態の時に用いる精霊。
失望が最悪の状態に至る時、あなたの魂が完全に冷え切った時、全身全霊を込めて
力強く、バラシャクシュウを呼ぶがよい。
あなたの祈りは、想像を絶する方法で、聞き届けられるだろう。
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上記が松田アフラ氏の翻訳されたもので、「ネクロノミコン秘呪法」という本では、
以下のように紹介されていました。
http://blog.goo.ne.jp/umekou_2004/e/782e45488ebfad5dda3eeb774b89f955
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「「911の嘘をくずせ-ルースチェンジ2 No.8 生きている乗っ取り犯たち」
http://www.youtube.com/watch?v=6VaGS6ipvM8
パスポートを盗まれたり、紛失している人が何人もいるというのが、偶然では
ないように思われます。