── 2017年の春
誰も 大人になんか なりたくなかった ──
♪スタンド・バイ・ミー
https://www.youtube.com/watch?v=Zb5ORfSqtNU
| 鐵砲洲稲荷神社 |
ミ ´_>`) 「…昨夜 氏子より 妙な噂を聞いたんですよね
当神社より 少し離れた空き地に 人間の死体が落ちていると…」
( `m´) 「…先生 その死体は 野ざらしになっているんですか?」
ミ ´_>`) 「…詳しい事は その氏子も知らないらしい。
ただ "死体のある場所に足を踏み入れたら 呪われるかもしれない"
という話しがあって
誰も近づきたがらないようだ。」
( `m´) 「…それなら 霊的な専門家である 我々が行って確認し
対処するようにしましょう。」
|・) 「怖いもん。」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…もみじちゃん
住吉大社で 最も霊力の強い巫女である アタシが一緒にいるんだから
ずっと アタシの手を握って 離さなければ大丈夫よ♪」
ミ ´_>`) 「…本当は こんな探検は
大人である私が止めなくてはいけないのだが、
ここは1つ 童心に返るとして
では 人目につかないようにして 今夜出発です。」
---------------- 夜 ---------------------
ミ ´_>`) 「…それでは皆さん 寝袋とお弁当
そして お札と塩を持参していますね。
私は 神主の命である 祓幣も持参です。
それでは 線路伝いに歩いてゆき 噂の現場に向かいましょう。」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…もみじちゃん 怖くなったら
お姉ちゃんの手を 握りしめるのよ。
お姉ちゃんの手が
たまに ちょっとイカ臭くても 気にしなくていいの♪」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ |・)(`m´ )
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…もう お腹すいちゃった♪
アタシ 今日は長丁場を覚悟して
お弁当を5個 作ってきたの♪
アタシがもみじちゃんに 折角かけた
吉田神道の 幸運の足止めの おまじないを
もみじちゃんが解いちゃったせいで
アタシに呪術の反動がきて 結果 5キロ体重が増えちゃって♪」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ |・)(`m´ )
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…お弁当箱の1つには タコさんウインナーが入っているの♪
もみじちゃんには アタシの下半身の タコさんウインナーを」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ |・)(`m´ )
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…寝袋が必要な状態になったら
もみじちゃん
アタシの寝袋に入っていいの♪」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ |・)(`m´ )
ミ ´_>`) 「…馬鹿な事を言っている間に
もう現場に到着ですよ。
空き地という事だが 何か気配を感じますねえ。」
( `m´) 「…あっ
あちらの地面に 何か動いているようなものが」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ ミ ´_>`) ( `m´) |・)
<ヽ`д´> 「…ちょうどいい空き地があったので
ここで連日 教派神道の魔縁の祓除式をやっていたが
今日は疲れたから ここで寝る事にしよう。」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ ミ ´_>`) ( `m´) |・)
<ヽ`д´> Zzzzzzzz…
|・) 「熊五郎が ここで連泊していただけだったみたい。」
<ヽ`д´> 「…ん?
誰か いるっぺか?」
\ ぎゃーーーーーーーー! 五郎が起きたーーー!!!/
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ ミ ´_>`) ( `m´) |・)
<ヽ`д´> ?
── この平成玄学界のような体験は もう後の時代にはできない、もう二度と ──