誦す事で 身体の業障が除かれる。
「オン・ジナ・ジリザ。」
誦す事で 煩悩によって生じた業障が除かれる。
「ウン・ジナ・ディリザ。」
誦す事で 傲慢によって生じた業障が除かれる。
「ソナディリザ。」
誦す事で 欲望によって生じた業障が除かれる。
「アン・アレリリザ。」
誦す事で 嫉妬によって生じた業障が除かれる。
「ハザジャディリザ。」
誦す事で 過去生より引き継がれた習性によって生じた業障が除かれる。
「ムダドゥシュダン。」
「小品般若波羅蜜経」
般若経を一部でも
読経したり 聞いたり
写経したり 他者に教える事で
守護を受け 正法を受持し
阿耨多羅三藐三菩提果や 菩提記が得られるなどの
数多くの功徳が得られるとされます。
以下 「小品般若波羅蜜経」の「見阿しゅく仏品第二十五」の一部です。
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「仏説般若波羅蜜(ぶっせつはんにゃはらみつ)
是時会中四衆(ぜじえちゅうししゅ)
比丘比丘尼(びくびくに)
優婆塞優婆夷(うばそくうばい)
天龍夜叉乾闥婆(てんりゅうやしゃけんだっぱ)
阿修羅迦樓羅(あしゅらかるら)
緊那羅摩ご羅伽(きんならまごらが)
人等(にんぴにんとう)
仏神力故(ぶつじんりきこ)
見阿しゅく仏在大会中(けんあしゅくぶつざいだいえちゅう)
恭敬囲繞而為説法(きょうけいいにょうにいせっぽう)
如大海水不可移動(にょたいかいすいふかいどう)
時諸比丘皆阿羅漢(じしょびくかいあらかん)
諸漏已尽(しょろういじん)
無復煩悩(むぶぼんのう)
心得自在(しんとくじざい)
及諸菩薩摩訶薩(きゅうしょぼさつまかさつ)
其数無量(ごすうむりょう)
仏摂神力(ぶっしょうじんりき)
大会四衆等(だいえししゅとう)
皆不復見(かいふぶけん)
阿しゅく如来(あしゅくにょらい)
及声聞菩薩国界厳飾(きゅうしょうもんぼさつこくかいごんしょく)
仏告(ぶっご)
阿難(あなん)
一切法亦如是(いっさいほうやくにょぜ)
不与眼作対(ふよげんさたい)
如今阿しゅく仏(にょこんあしゅくぶつ)
及阿羅漢諸菩薩衆(きゅうあらかんしょぼさつしゅ)
皆不復現(かいふぶげん)
何以故(かにこ)
法不見法(ほうふけんほう)
法不知法(ほうふちほう)
阿難(あなん)
一切法非知者非見者(いっさいほうひちしゃひけんしゃ)
無作者無貪著不分別故(むさしゃむとんじゃくふふんべつこ)
阿難(あなん)
一切法不可思議(いっさいほうふかしぎ)
猶如幻人(ゆうにょげんにん)
一切法無受者不堅牢故(いっさいほうむじゅしゃふけんろうこ)
菩薩如是行者(ぼさつにょぜぎょうしゃ)
名為行般若波羅蜜(みょういぎょうはんにゃはらみつ)
於法亦無所著(のほうやくむしょじゃく)
菩薩如是学者(ぼさつにょぜがくしゃ)
名為学般若波羅蜜(みょういがくはんにゃはらみつ)
阿難(あなん)
若菩薩欲到一切法彼岸(にゃくぼさつよくとういっさいほうひがん)
当学般若波羅蜜(とうがくはんにゃはらみつ)
何以故(かにこ)
阿難学般若波羅蜜(あなんがくはんにゃはらみつ)
於諸学中最為第一(のしょがくちゅうさいいだいいち)
安楽利益諸世間故(あんらくりやくしょせけんこ)
阿難(あなん)
如是学者(にょぜがくしゃ)
無依止者(むえししゃ)
為作依止(いさえし)
如是学者(にょぜがくしゃ)
諸仏所許諸仏所讃(しょぶつしょきょしょぶつしょさん)
諸仏如是学已(しょぶつにょぜがくい)
能以足指震動三千大千世界(のうにそくししんどうさんぜんだいせんせかい)
阿難(あなん)
諸仏学是般若波羅蜜(しょぶつがくはんにゃはらみつ)
於過去未来(のかこみらい)
現在一切法中(げんざいいっさいほうちゅう)
得無礙知見(とくむげちけん)
阿難(あなん)
是故般若波羅蜜最上最妙(ぜこはんにゃはらみつさいじょうさいみょう)
阿難(あなん)
若欲称量般若波羅蜜(にゃくよくしょうりょうはんにゃはらみつ)
即是称量虚空(そくぜしょうりょうこくう)
何以故(かにこ)
是般若波羅蜜無量故(ぜはんにゃはらみつむりょうこ)
阿難(あなん)
我不説有般若波羅蜜(がふせつはんにゃはらみつ)
有限有量(うげんうりょう)
阿難(あなん)
名字章句語言有量(みょうじしょうくごごんうりょう)
般若波羅蜜無量(はんにゃはらみつむりょう)
世尊(せそん)
何因縁故(かにえんこ)
般若波羅蜜無量(はんにゃはらみつむりょう)
阿難(あなん)
般若波羅蜜無尽故(はんにゃはらみつむじんこ)
無量般若波羅蜜離故(むりょうはんにゃはらみつりこ)
無量阿難(むりょうあなん)
過去諸仏(かこしょぶつ)
皆従般若波羅蜜出(かいじゅうはんにゃはらみつしゅつ)
而般若波羅蜜不尽(にはんにゃはらみつふじん)
未来諸仏(みらいしょぶつ)
皆従般若波羅蜜出(かいじゅうはんにゃはらみつしゅつ)
而般若波羅蜜不尽(にはんにゃはらみつふじん)
現在無量世界諸仏(げんざいむりょうせかいしょぶつ)
皆従般若波羅蜜出(かいじゅうはんにゃはらみつしゅつ)
而般若波羅蜜不尽(にはんにゃはらみつふじん)
是故般若波羅蜜(ぜこはんにゃはらみつ)
已不尽(いふじん)
今不尽当不尽(こんふじんとうじん)
阿難(あなん)
若人欲尽般若波羅蜜(にゃくにんよくじんはんにゃはらみつ)
為欲尽虚空(いよくじんこくう)
爾時(にじ)
須菩提作是念(すぼだいさぜねん)
是事甚深我当問仏(ぜじじんじんがとうもんぶつ)
即白仏言(そくびゃくぶつごん)
世尊(せそん)
般若波羅蜜無尽耶(はんにゃはらみつむじんや)
須菩提(すぼだい)
般若波羅蜜無尽(はんにゃはらみつむじん)
虚空無尽故(こくうむじんこ)
般若波羅蜜無尽(はんにゃはらみつむじん)
世尊(せそん)
応云何出生般若波羅蜜(おううんかしゅつしょうはんにゃはらみつ)
須菩提(すぼだい)
色無尽故是生(しきむじんこぜしょう)
般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)
受想行識無尽故(じゅそうぎょうしきむじんこ)
是生般若波羅蜜(ぜしょう(はんにゃはらみつ)
須菩提(すぼだい)
菩薩坐道場時(ぼさつざどうじょうじ)
如是観十二因縁(にょぜかんじゅうにいんねん)
離於二返(りのにへん)
是為菩薩不共之法(ぜいぼさつふくしほう)
若菩薩如是観因縁法(にゃくぼさつにょぜかんいんねんほう)
不堕声聞辟支仏地(ふだしょうもんへきしぶっじ)
疾近薩婆若必得(しつこんさつばにゃくひっとく)
阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)。」
「グル・リンポチェの加持によって天災を息寂ならしめる」
「地水火風大種諸災難(ちすいかふうだいしゅしょさいなん)
所借幻身遭受摧毀時(しょしゃくげんしんそうじゅさいきじ)
毫無疑惑虔誠作祈祷(ごうむぎわくけんせいさくきとう)
ウゲン四大天母眷属衆(うげんしだいてんもけんぞくしゅう)
天災本処息寂必無疑(てんさいほんしょそくじゃくひつむぎ)
祈請ウゲン大士蓮華生(きせいうげんだいしれんげしょう)
心願任運成就賜加持(しんがんにんうんじょうじゅしかじ)
地震火災雷劈等厄難(じしんかさいらいへきとうやくなん)
四大災難危及生命時(しだいさいなんききゅうせいめいじ)
統管四大グル至尊身(とうかんしだいぐるしそんしん)
祈祷息寂大種諸紊乱(きとうそくじゃくだいしゅしょぶんらん)
オン・アー・ウン
ベンザ・グル・ペマ・シッディ・ウン。」
「グルリンポチェの聖像」
この聖像を 例え写真でも目にして拝する事で
解脱の功徳を集め 障や悪縁が除かれるとされます。