「メム・ヌフ・クフ。」と誦しつつ
「生命の樹」を観じて
中央の柱に意識を集中して
「ティフェレト」→「ケテル」へと 意識を至らしめ
それから次に 「峻厳の柱(向かって左側の柱)」に意識を移して
「ホド」→「ゲブラー」→「ビナー」→「ケテル」へと上昇し
次に「慈悲の柱(向かって右側の柱)」に意識を移して
「ネツァク」→「ケセド」→「コクマー」→「ケテル」へと上昇し
「ケテル」の中で神性の光を浴びつつ誦す。
★「マ・ナ・ク。」
そこで聖霊が自己に
自己の創造における因果の連続と
それに対して どのようにして神の大いなる業をもたらすかの
知恵をもたらされるのを待ち
そして神に感謝して
一切有情の救いを祈って終える。
「寿徳を得るミクツェマ」
ツォンカパ大師の「ミクツェマ」は
観音・文殊・金剛手の三菩薩の加持を得る呪ですが、
以下の「ミクツェマ」を誦す事で
三菩薩の加持と 更に寿徳が得られるとされます。
「ミクメ・ツゥアエ・テルチェン・チェンレズィグ
ディメ・ケンペ・ワンポ・ジャンペルヤン
ドゥメ・チワ・ジョンセイ・ゼパクメイ
ドゥプン・マル(Lの発音)・ジョムゼイ・サンウェイダ
ガンチェン・ケーペイ・ツゥンギェン・ツォンカパ
ロ(Lの発音)サン・トラペー・シャッバー・ソーワーデブ。」
「生命の樹の上昇の修練」
自己の内側に「生命の樹」を観じ
「アドナイ」に意識を集中させて誦す。
★「フ・ヴォ・ヒ・ヤ。」
「イエソド」に意識を集中させて誦す。
★「ヴォ・フ・ヒ・ヤ。」
「ティフェレト」に意識を集中させて誦す。
★「ヒ・ヴォ・フ・ヤ。」
「ビナー」に意識を集中させて誦す。
★「ヤ・ヒ・ヴォ・フ。」
「ケテル」に意識を集中させて誦す。
★「アー・ヤ・ハ・ヴァ・ハ
アー・イ・ヒ・ヴィ・ヒ
アー・ヨ・ホ・ヴォ・ホ
アー・ユ・フ・ヴ・フ。」
そして 自己が 御顔の総帥なる主の み前に
聖霊によって運ばれる様子を観じて誦す。
★「アー・ハ・ヤ・ハ・ヴァ・ハ。」
★「ハ・ハ・マ。」
そして 自分の目の前に
「サメク字」と「ヨド字」と「テト字」が
燦然と光を放っている様子を観じる。