宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「自己に関する因果の知恵を得る」

2020年08月11日 | Weblog


「メム・ヌフ・クフ。」と誦しつつ
「生命の樹」を観じて
中央の柱に意識を集中して
「ティフェレト」→「ケテル」へと 意識を至らしめ

それから次に 「峻厳の柱(向かって左側の柱)」に意識を移して
「ホド」→「ゲブラー」→「ビナー」→「ケテル」へと上昇し

次に「慈悲の柱(向かって右側の柱)」に意識を移して
「ネツァク」→「ケセド」→「コクマー」→「ケテル」へと上昇し
「ケテル」の中で神性の光を浴びつつ誦す。

★「マ・ナ・ク。」


そこで聖霊が自己に 
自己の創造における因果の連続と 
それに対して どのようにして神の大いなる業をもたらすかの
知恵をもたらされるのを待ち

そして神に感謝して
一切有情の救いを祈って終える。



「寿徳を得るミクツェマ」



ツォンカパ大師の「ミクツェマ」は
観音・文殊・金剛手の三菩薩の加持を得る呪ですが、

以下の「ミクツェマ」を誦す事で
三菩薩の加持と 更に寿徳が得られるとされます。

「ミクメ・ツゥアエ・テルチェン・チェンレズィグ
 ディメ・ケンペ・ワンポ・ジャンペルヤン
 ドゥメ・チワ・ジョンセイ・ゼパクメイ
 ドゥプン・マル(Lの発音)・ジョムゼイ・サンウェイダ
 ガンチェン・ケーペイ・ツゥンギェン・ツォンカパ
 ロ(Lの発音)サン・トラペー・シャッバー・ソーワーデブ。」



「生命の樹の上昇の修練」

自己の内側に「生命の樹」を観じ 
「アドナイ」に意識を集中させて誦す。

★「フ・ヴォ・ヒ・ヤ。」

「イエソド」に意識を集中させて誦す。

★「ヴォ・フ・ヒ・ヤ。」



「ティフェレト」に意識を集中させて誦す。

★「ヒ・ヴォ・フ・ヤ。」


「ビナー」に意識を集中させて誦す。

★「ヤ・ヒ・ヴォ・フ。」


「ケテル」に意識を集中させて誦す。

★「アー・ヤ・ハ・ヴァ・ハ
  アー・イ・ヒ・ヴィ・ヒ
  アー・ヨ・ホ・ヴォ・ホ
  アー・ユ・フ・ヴ・フ。」


そして 自己が 御顔の総帥なる主の み前に
聖霊によって運ばれる様子を観じて誦す。

★「アー・ハ・ヤ・ハ・ヴァ・ハ。」

★「ハ・ハ・マ。」

そして 自分の目の前に


「サメク字」と「ヨド字」と「テト字」が
燦然と光を放っている様子を観じる。


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