「大方等大集経」の
その一部を読経したり 書写したり 他者に教える事で
その一字一句が失われる事なく
速やかに阿耨多羅三藐三菩提に至り
寿徳や福徳の増長 外見が端正になる事が得られ
業障が除かれ 死後は善処に至れるなどの功徳が得られるとされます。
以下 「大方等大集経」の中の 「大集須弥蔵経」の一部です。
「爾時(にじ)
有乾闥婆仙名曰薬生(うけんだっぱせんみょうわつやくしょう)
即従座起偏袒右肩(そくじゅうざきへんたんうけん)
合掌向若女而作是言(がっしょうこうにゃくにょにさぜごん)
諸若女大衆当一心念(しょにゃくにょたいしゅとういっしんねん)
若現在若未来(にゃくげんざいにゃくみらい)
悪刹利王(あくせつりおう)
愚癡無智驕慢所害(ぐちむちきょうまんしょがい)
不顧後世欺誑無悲悩乱(ふここうせぎおうむひのうらん)
比丘(びく)
比丘尼(びくに)
乃至帰依如来(ないしきえにょらい)
剃鬚著袈裟衣者而作悩乱(ていしゅじゃくけさえしゃにさのうらん)
我当於彼悪刹利王所(がとうおひあくせつりおうしょ)
以三昧力故而作是誓(にさんまいりきこにさぜせい)
令彼悪王現得果報(りょうひあくおうげんとくかほう)
当令王身(とうりょうおうしん)
及其眷属(きゅうごけんぞく)
資生楽具(ししょうらくぐ)
為諸敵国之所侵奪(いしょてきこくししょしんだつ)
及為内賊反逆擾乱(きゅういないぞくはんぎゃくじょうらん)
河池枯竭或復潦溢(かじこかつこくぶりょういつ)
疫病所悩悪星変現(えきびょうしょのうあくしょうへんげん)
寇賊競起耽荒著楽(こうぞくきょうきたんこうじゃくらく)
家親眷属乖散不安(かしんけんぞくかいさんふあん)
四大変異鬼神でう乱(しだいへんいきじんでうらん)
天及諸龍乃至餓鬼(てんきゅうしょりゅうないしがき)
有威徳者悉皆不安(ういとくしゃしっかいふあん)
有刹利(うせつり)
婆羅門(ばらもん)
毘舎(びしゃ)
首陀(しゅだ)
若男若女(にゃくなんにゃくにょ)
亦悉不安(やくしつふあん)
師子(しし)
虎狼(ころう)
悪獣(あくじゅう)
毒蟲亦皆不安(どくちゅうやくかいふあん)
我今為欲破壊(がこんいよくはかい)
彼悪王国故作此誓(ひあくおうこくこさしせい)
何以故(かにこ)
是諸悪王(ぜしょあくおう)
於如来所出家剔髪(おにょらいしょしゅっけていはつ)
一切諸若女(いっさいしょにゃくにょ)
之所住持興三宝種者而作悩乱(ししょじゅうじきょうさんぽうしゅしゃにさのうらん)
即説呪曰(そくせつしゅわつ)
タドヤター・バネヤバナバレ・マハー・ヴァルタナタイ
ドルマッチャテ・クスマパラタユタ・サムバークセ
ビマー・ドリビクセ・サライバナヤ・バリバレ
ブーミドルクラミニランタナ・ジャシラマイトリ
ピマバラマスラマジュヴェ・ナヤナヒンクレ
ビバッチャ・ブリセ・ダナムチェ・サムガビョクサイ
バラクサティ・バラミンダダレ・ブミバステ
レマダライ・バナガジェ・トゥタバテ・アバテ
ダナヤブリスティ・ジハークラネ・ウタラクセ
ガンダルヴァシミ・スヴァーハー
「此陀羅尼句(しだらにく)
擁護〇〇(ようご 自分の名前)
令無怖畏災禍(りょうむふいさいか)
○○(自分の名前)
スヴァーハー。」