宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「イスラム護符」

2015年07月23日 | Weblog






(  `m´)「…イスラム教では
         神道や仏教とは異なる言い伝えが色々とございます。」



(  `m´)「…イスラム教では 犬が不浄な動物とされ、
         犬を飼っている家、犬の写真や絵のある家に
         天使が入れないとされます。」



(  `m´)「…また 蟻が神聖な生き物とされ、
         蟻は アラーの賛歌を歌っているので、
         蟻が人を噛んだ時以外 殺生をしてはならないとされます。」



(  `m´)「…もし ムハンマドを盲目的に信ずるなら、
         7回の祝福を受け、
         
         もし ムハンマドを讃えない者があれば、
         その者からは 肉の臭いがするとされます。」



(  `m´)「…画像は 印刷して使用します。
         持ち歩いたりする事で 幸運を引き寄せてくれるとされます。」
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水位先生の神界出入秘録 幽界記の上木に就いて

2015年07月23日 | Weblog







|・) 玄学界のアレクサンドリア木星王、どうもありがとうばい。


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今春三月二日は水位先生の御六十年祭に相当しますので、
之を機会に私はさしあたり何とか実現の線にもってゆきたいと考えていた。
当面二つの企画を立てました。

即ち神仙道誌の復刊と、今一つは先師の幽真界出入秘録たる「幽界記」上下二巻の刊行であります。
(刊行と申しましても普通の刊行物としてではなく、縁あって今日まで私と道を同うして歩いて来られた
篤信の道友各位(呈すべき限定上木であります)

そして年頭早々から此の幽界記稿本の整理編輯し就中重点を幽境七十八区界記や
異境見聞録との関連部分の照合引証に傾注したのでありますが、
果たせるかな危惧していた諸々の靈的制約が堰を切った如くに身辺に押し寄せ始めたのであります。

斯うした現象は格別珍しいことではなく、広く云へば、
私の現界生活は毎日々々が何らかの靈的規制のうちにあるので、
それは斯うした立場に立つ者の謂はば宿命ともいうべきものですが、
然し今回のそれは甚だしく酷なもので、
遂には筆記能力そのものを機能的に封じられてしまうのではないかと危ぶまれる状態にまで

陥りました。斯うしたことに性来人一倍強情な私ではありますが、
今はこれまでと、中道にして筆を擱かざるを得ませんでした。

水位先生も『(前略)の幽界は毎々見て別に記し置ける書ありしに其の中には
人間に漏らされぬ秘事も多くありて
其書を人に見する毎に熱病を七日ばかり発する事はいつもたがわず、
故に去る明治十六年一月一日に焼き捨てたり』
という御体験の手記もあり、これは『故あることなり』とも
「いかにしても大事をば書く止むる事かたきは、
こは幽冥中にゆるさぬ理りのあるべし」とも仰せられてあり、
兎に角私としては「許される限り」の局限までをまとめ得たものとして
此『幽界記抄』を上木することと致した次第であります。

(今一つの理由は、かくて念頭よりして時すでに五月に入り、この様な状態から離脱出来なくては、
道誌復刊をはじめ一切の道務がまたまた停滞の霧に閉塞されてしまうこととなるので、
精力と時間と能率の配分上からも、
幽界記の為にこれ以上の犠牲を忍び難い事態と判断した為めもあります。)
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「琉球の心霊スポット」

2015年07月23日 | Weblog




琉球宗教の霊場は
山神が多く集まっているようで、
興味本位で入ると憑かれたり 魂を奪われたりしてしまうようです。

以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。


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沖縄のスポットはやばいです
過去立て札に
「この先霊域により、立ち入り禁止」って札みました
遊び半分でいくとやばいです。
うちの亡くなった兄が、なくなる前に心霊スポット友人と遊び半分で行ったらしく
まぶや「魂」ぬけていたらしいです。
遊び半分で心霊スポット行くのは素人は辞めた方がよいです。
ちゃんとお払いとか、出来る方が一緒じゃないと危険
沖縄の心霊スポットなどは行くべきじゃないのか?


沖縄に友人がいるけど、
戦跡、霊場はガチでヤバイから好奇心で行くなと言われた。




旅行で摩文仁に行った。
曇り空ではあったんだけど、あそこの慰霊碑でお線香に火を着けた瞬間
さぁーっと糸のような雨が降ったのが印象的だった。

その日に帰宅し、翌日仕事だったんだけど、職場で旅行話をする前に
友人から「兵隊さんが乗っかってるよ」って言われたよ。
どうしようって思ってたら年配の別の社員の人が来て
「私のところに来るように(兵隊さんに)言いなさい」
って言ってきた。結局その人にお願いしたんだけど、
意外な所に霊感もちさんがいて、そっちもびっくりだった。



去年旧海軍司令部壕に行ったけど、駐車場で車降りた途端吐き気が止まらなくなった。
それまで体調悪くも無かったし、出て来て車で走り出したらピタッと止んだけど。
霊感も何も無いし何も見えなかったけど、あんなの初めて。
2月にもう一度沖縄行くので行ってみたいけど、相方が怖がりで行けない……


浦添のユタの修行場がやばい。(ジミーの裏の洞窟だったかな?)

先輩が友達と遊び半分で探検いったんだけど
最初は「えーやーしにビビヤーだなー(びびってんじゃねーよ的な)」
とか言いあいながら進んでったんだけど

ふと 急に会話が続かなくて
沈黙が少し続いた後 後ろをを歩いてた友達が
「うわー!」って叫んで 前に飛び出てダッシュで前に進んでった。
先輩も焦って追っかけてたんだけど


そこは、立ち入り禁止の場所で近づくと頭痛が起きたり病気になったりするよ。
宜野湾市長の看板が立っているよね。

「霊場につき、立ち入り禁止」って・・・
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月の裏で会いましょう

2015年07月23日 | Weblog




♪月の裏で会いましょう
https://www.youtube.com/watch?v=qhlzRA887FQ

♪虹の都へ
https://www.youtube.com/watch?v=WAJ7a0WU-UM

♪朝日のあたる道
https://www.youtube.com/watch?v=kh78G2ypDiE

♪ベステンダンク
https://www.youtube.com/watch?v=3BHOB-ySbwk

♪いつか見上げた空に
https://www.youtube.com/watch?v=WvlquWz-uYk


♪Ogiyodiora
https://www.youtube.com/watch?v=2CgQuZ-wgwI

♪しあわせの朝
https://www.youtube.com/watch?v=tw5Ld7LXiwU

♪オルトドクス教会音楽と信仰
https://www.youtube.com/watch?v=Y4xL0cDKWUs

♪Scarborough Fair
https://www.youtube.com/watch?v=MRngit3XRLA

♪Ave Maria
https://www.youtube.com/watch?v=AP_hs9lI4a0

♪Ave Maria
https://www.youtube.com/watch?v=J1oElQcOZjA

♪Alone Again
https://www.youtube.com/watch?v=8ELnhjGw4Zs


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(三尸を断つ)

2015年07月23日 | Weblog


                |妖術師の館|



|・)…  (店番中)





(  `m´)つ|ガラッ





(  `m´) 「…娘さん 本日は旧暦の6月8日でありますので、
          三尸に対する処置を要します。」



(  `m´) 「…母大陸の仙道書を見ましても、
          仙道の出神というのは
          自己の中の陰が 完全に除かれた段階で
          初めて実現するとありまして、

          つまり日本の巷間の仙道書だけでは
          出神はおろか、仙胎の結成さえ難しいのであります。

          ですので やはり三尸を断つ、除くように努める事も
          必要になるのであります。」





(  `m´) 「…それでは
          本日と 庚申日、庚寅日に行う三尸を断つ法を。

          三尸が天帝に報告した過が 500以上になると
          その人は必ず死んでしまうとされています。

          ですので 録された過を消して頂ける
          天謝日や沐浴の重要性も再確認できるのであります。」




(  `m´) 「…夜間に 歯を36回叩き、
          左手を心臓に当て 三尸の名前を呼ぶのであります。」



「彭倨(ほうきょ)
彭質(ほうしつ)
彭矯(ほうきょう)。」



(  `m´) 「…この方法も 宮地神仙道の既存の法や概念に反するものではありませんので、
          こちらも宮地神仙道に加えたいと思います。」




|・) どうして 抗日鬼神が 宮地神仙道を扱っているんだろう。





(大 物 主)
(  `m´) 「…宮地神仙道が 母大陸に属するハズだからである。」


      |・)




|・)=3 変な事 言うない!




              (大 物 主)
|ミ サッ         (`m´  ) 「早く母大陸に捧げないか!!!!!」
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「如来舌相を獲得する印呪」

2015年07月23日 | Weblog



「如来の舌相が得られる」

右手のひらを 胸の中央に当てて
指をまっすぐに左側に伸ばし、
親指を曲げて 手のひらにつけて誦す。

「ナモ・サンマンダ・ボダナン
 オン・ウンナラニボンジャ・ウンパッタ・スヴァーハー。」


そのようにして 如来の舌相が得られるとされる。


「諸仏呪」





この呪は 智慧徳を開発するものとして最好な呪であるとされる。

「ナモ・サンマンタ・ボダナン
バジュラ・ジュバラ
ビサツフラシン・スバーハー。」


この呪は 3遍誦す事によって
邪気が身体に入る事を防げるとされる。

「ナム・サンマンタ・ボダナン・キャキャナ
サンマ・サンマ・スバーハー。」



「解結経」






「南無大悲経結頭多(なむだいぎきょうけっとうた)
二七十四婆婆訶(にしちじゅうしばばか)

要解前面七個解寃結(ようかいぜんめんしちこかいえんけつ)
要解後面七個解妖魔(ようかいこうめんしちこかいようま)

要解床前床後結(ようかいしょうぜんしょうこうけつ)
要解竈前竈後結(ようかいそうぜんそうこうけつ)
要解門前門戸結(ようかいもんぜんもんこけつ)
要解屋前屋後結(ようかいおくぜんおくこうけつ)
要解路頭路尾結(ようかいろとうろびけつ)
要解三岔路口結(ようかいさんたろこうけつ)
要解頭世寃家結(ようかいとうせいえんかけつ)
要解今世寃家結(ようかいこんせいえんかけつ)

三世寃仇全消滅(さんぜえんきゅうぜんしょうめつ)
無有結無有寃(むうけつむうえん)
焼清香対仏説(しょうせいこうたいぶっせつ)
南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)。」

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「仏母の画」

2015年07月22日 | Weblog




この仏母の画は
目にするだけで解脱の功徳が得られるとされ、
印刷して祭壇に安置するなどする事で
無量の功徳があり 災難などが除かれるとされます。


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(武田崇元の オールナイトニッポン)

2015年07月22日 | Weblog




           |抗日FM|



(夜 松 健)
(  `m´)「…視聴者の皆さん こんばんは。
         7月22日になりました。

         さて ですね、
         明日 23日は旧暦の6月8日でありまして、

         薬師仏(スサノヲ神)の節日、
         北斗降臨日であります。

         また明日は チベット仏教旗をかけるのによろしくない日とされております。」




(夜 松 健)
(  `m´)「…更にですね、
        道蔵(ダオゾォー)の一箇所に、

        三尸が体外に出遊して 天帝に報告に行くのは
        旧6月8日も そうであるとされ、
        明日は 庚申日と同じ扱いとする事が
        宮地神仙道に 新たに加えられたのであります。」




(夜 松 健)
(  `m´)「…それでは 今夜のスペシャルゲスト、

         八幡書店社主、最近は脳内イフェクトマシーン、
         その名も "カシーナ"の販売に熱を上げ
         微分積分走法で 会社経営をしている武田崇元であります、
         どうぞ。」




J(ΘwΘ)し 「…そういう訳で 再びワシやね。」





(夜 松 健)
(  `m´)「…ところで 肩書きは 八幡書店社主以外に 何があるんですか?
         大本教のジャイアント馬場とか」





J(ΘwΘ)し 「…神道評論家やで。
          神道に関する あらゆる事を評論するんや。」







(夜 松 健)
(  `m´)「…なるほど。
         そして 今日は スサノヲ神について話されると言ってましたね?」




J(ΘwΘ)し 「…天照大御神ばっかりの平成玄学界では、
          スサノヲ神に就いて よく理解されていないままになっとる。

          スサノヲは 朱砂の王であるという事なんや。」







(大 物 主)
(  `m´) 「…なるほど
          やはり母大陸の神は 母大陸に属し
          小日本を従わせる と…」


        J(ΘwΘ)し






J(ΘwΘ)し 「…アンタ 何を言うとる。
          スサノヲはミロクや、
          日本に降臨せなアカン。」





(大 物 主)
(  `m´) 「…それでは スサノヲを探すために、
          満州鶏も ユーラシアに引き上げるのである。」


      |・)




              (大 物 主)
|ミ サッ         (`m´  ) 「なぜスサノヲを求めないか!!!!!!!!!!」
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女の子なんだもん

2015年07月22日 | Weblog





♪関白宣言
https://www.youtube.com/watch?v=tsXkp9FVzgg


 ♪ヽ(゜∀゜)ノ 「お前を弟子に もらう前に
         言っておきたい事がある
         かなり厳しい話しもするが
         俺の本音を聞いておけ」




|・)!   ヽ(゜∀゜#)ノ 「どこの中国人ばいーーーー!」



|・#) 満州と支那は違うんだよ。



|・)!   ヽ(゜∀゜#)ノ 「同じ事ばいーーーー!」



♪女の子なんだもん
https://www.youtube.com/watch?v=qLsscwxp_2E


|・#) 女の子なんだもん。


♪Tシャツに口紅
https://www.youtube.com/watch?v=idL8sNhccHo

♪ルフラン
https://www.youtube.com/watch?v=XPODCsHbEx8

♪ダイナマイト
https://www.youtube.com/watch?v=75euRyqBR1U

♪さよならレイニー・ステーション
https://www.youtube.com/watch?v=JjE8Xs4LBKw

♪THERE'S A KIND OF HUSH
https://www.youtube.com/watch?v=TEsWyRqKADU

♪This EMPTY PLACE
https://www.youtube.com/watch?v=GhdsHaE-w8A

♪From a window
https://www.youtube.com/watch?v=Hy7gVH-PMU8

♪A world without love
https://www.youtube.com/watch?v=O8rJd3eLMUs

♪THERE'S A KIND OF HUSH
https://www.youtube.com/watch?v=nSjTzATNS3k

♪Any Time at All
https://www.youtube.com/watch?v=vjr9XOviDSw

♪All I've Got To Do
https://www.youtube.com/watch?v=yeSaUeSqn-Y

横浜銀蝿 翔 覚醒剤逮捕の真相を激白
https://www.youtube.com/watch?v=emiZGKxeOoE

世の中捨てたもんじゃないと思わせる写真
https://www.youtube.com/watch?v=_spCjiAIj5o



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「祟り神の宿った像」

2015年07月22日 | Weblog




祟り神も 御神体を必要とし、
通常は石に宿って 鎮座するとされます。

しかし 昔は金の神像を作り、
それに宿らせたケースもあったそうで

一度 御神体に宿らせた祟り神を祓う事は容易ではなく、
むしろ 祓う人間が命を落とす可能性が高いようで、

また 祟り神の宿った金像が盗まれて 韓国に持ち逃げされていったとの事です。


以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

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たしか、今から5年前の夏休み。
俺が中学生の頃、実家のすぐ近くにあるお寺で、盗難事件が発生した。
お寺の2つある宝物庫のうちの、1つの中身が盗難にあったらしい。
それだけならただの盗難事件なのだが、何か様子がおかしかった。
うちは代々そこの檀家を勤めているのだが、うちも含め、檀家や周辺の家の人たちが事件の翌日に集められ、
大人達で何事か話し合っているようだった。
当時俺はガキだったので、色々大変なんだな、としか思わず、その時はあまり気にしていなかった。

数日後、俺や同い年の従弟やその他数人の友達が、
お寺の裏山でエアガンでサバイバルゲーム(というかごっこだなw)をしていると、
和尚さんが俺達のところへやってきて、
「○○(俺)と○○(従弟)、ちょっと来なさい。話があるから」と呼ばれた。
俺たちは、お寺の裏山で大騒ぎしていたのを叱られるのだ、と思い、ビクビクしながら和尚さんについていくと、
和尚さんはお寺の本堂に俺達を入れて、「ひとまず座りなさい」と俺達に促した。
和尚さんはほんとうに神妙な顔つきで、俺と従弟は、こりゃまずいな…と縮こまっていると、
予想とは裏腹に、説教ではなく別の話をし始めた。
和尚さんの話は俄かには信じられず、何か荒唐無稽な話に聞こえたが、
とにかく、真剣な顔つきで話していたのを覚えている。


その話というのは、和尚さんによると、
2つある宝物庫のうち、1つは確かにお寺に伝わる経典や仏像など、価値のあるものを収めているのだが、
もう一つの宝物庫は、宝物庫とは名前だけで、別の物を保管しているらしい。
その『別の物』とは。
元来お寺や神社には、不吉な物や呪物などを、
『お払いして欲しい』或いは『引き取って欲しい』と頼み込んで来る人が、結構どこでもいるとか。
しかし、普通は気のせいや偶然が重なっただけの物が多く、
基本的にそういう物の受け取りは拒否するか、
気休め程度に祈祷をして、本人に納得してもらう方法を取っているらしい。
しかし、どうしてもと押し付けられてしまう場合や、稀に本当に危険なものが持ち込まれるため、
その場合は仕方なく引き受けるらしい。
その倉庫には、そういった『いわく付き』の品々が収められていたとか。
これら『いわく付き』の品物の数々を、時間をかけてお払いするために、倉庫は存在していたわけだった。

ただし、そうやってお寺に持ち込まれたものは、金銭的な価値があるようなものではなく、
ただ単に霊的、或いは祟りとして危険なだけなものなため、普通は盗まれるなんて事は無い。
しかし、今回そういう『いわく付き』のものが盗まれてしまった。
盗まれたのは2つらしいが、そのうち1つが、俺の一族に縁のある品物らしく、
その話をしておきたいと呼んだという。


今回盗難事件にあったのは、要するに『いわく付き』の品物がある倉庫の方だった。
泥棒は、警備の厳重なほうの宝物庫に、価値があるものがあると考えたのだろう。
『いわく付き』の方の宝物庫は、外に出してはいけない物がいくつもあったので、
本来の宝物庫よりも、ずっと施錠などが厳重だった。

盗まれた『いわく付き』の品物2つの説明をすると、
一つは一振りの日本刀、もう一つは金でできた仏像らしい。
俺は、なるほど、売れば高そうだな、と思った。
刀のほうは俺の一族とは無縁なため、説明は大雑把にするだけにするが、
これは和尚さんの先代が住職を勤めていた頃、
男の人が「とにかくこれを引き取ってくれ」と持ち込んだもの。
当時の住職は、「許可が無いと犯罪になってしまうから」と断ったが、
無理に押し付けられるような形で、その男の人は置いていってしまったのだという。
その刀は和尚さん曰く、
「専門家でないから価値はわからないが、相当に古いもので、なぜか銘の部分が削り取られていた」らしい。
ちなみにこの刀は、「所持していると自分が人を切り殺す夢」を何度も見てしまうというもので、
持ち込んだ男の人は、「そのうち自分が人殺しをしてしまうのではないか」と不安になり持ち込んだとか。
ちなみに、住職はその話を信じていなかったが、
引き取ったその日から、本当に自分が刀で人を切り殺す夢を何度も見るようになってしまい、
これは大事だと、『いわく付き』のほうへ保管したとか。
銃刀法関連は、当時の住職が警察と話し合って、詳しくは知らないがどうにかなって、
今までお寺に保管されていたらしい。

そしてもう一つの、金でできた仏像。
これが俺の一族に関係する物だった。
ちなみに仏像と呼んでいるが、実際は和尚さんがいうには、
「今までこんな形の仏像は見た事が無く、便宜上形が似ているためそう呼ばれていただけ」のもので、
厳密には仏像ではない。


この仏像という像は、今から150年近く前、
俺のご先祖様が地元で起きた大洪水の翌日、土石流の片付け中に、泥と瓦礫の山の中から見つけた品物。
金で出来ている事や、見た目が仏像に似ていることから、何かありがたいものであろう、ということで持ち帰り、
そのまま家の仏間にかざっていた。
和尚さんが言うには、洪水で山の上のほうから流れてきたのではないか、との事だった。
(ただし、俺の地域は元々山深い場所で、俺の住んでいた地域より上に村などは無い)

その像を持ち帰ってから数日後。あちこちで異変がおき始めた。
始めは家で飼っている猫や家畜が、謎の病気で死にはじめ、
それはご先祖様の家だけでなく、周辺の家々でも起き始めた。
更に暫らくすると、子沢山だったご先祖様の家の子供が次々と死に始め、
10人いた子供が、たった半年の間に3人にまで減ってしまった。
当初疫病かと思われ、村で様々な対策がされたらしいが、何一つ効果が無かった。

ご先祖様の家以外の子供が死に始めた頃、その金の像に、ある異変が起きている事に気が付いた。
拾ってきた当初、その像は無表情に近い顔をしていて、感情を読み取れるようなものは何も無かった。
しかし、ふとご先祖様が像を見てみると、明らかにニヤニヤという感じの、笑い顔に表情が変わっていたとか。
更に不気味な事に、像の足元辺りから上のほうへ、まるで血管のような赤い線がいくつも伸び始めてきていた。
当初は「気のせいだ」と見なかった事にしていたご先祖様だが、
その血管のようなものが、人が死ぬたびにどんどん上のほうへ広がっていくのを見て、
これはもう手に負えないと、当時のお寺の住職に持ち込んだらしい。
金で出来ていたので、手放すのが惜しかったというのもあるだろう。


当時の住職は、像の噂は聞いていたが、一度も見た事は無く、その日初めて像を見たらしいが、
一目見て「これは危険なものだ」と感づいたらしい。
像が何のために作られ、どうやってこの村へやってきたかは分からない。
しかし、相当に危険な呪物である事は間違いが無く、
このまま放置しておけば、村が全滅しかねないほど危険だったため、
当時の住職は、すぐにお払いの祈祷を始めた。

しかし、祈祷を始めてから数時間後。
その住職は両目両耳から血を流して、恐怖に歪んだ表情のまま死んでいるのが本堂で発見された。
死因は不明。
ただし、像が何らかの形で関係しているのは間違いなかった。
なぜなら、祈祷をする前には、腰の辺りまでしかなかった血管のような模様が、
一気に首の辺りにまで達していたから。
それを見た村人たちは、これはもう手に負えないと、像をどこかに捨てる計画を立てていたらしい。

次に本山からやって来た住職が、
「一度に御祓いをするのは、恐らく危険すぎて無理だろう。
 お寺で災いが外に漏れぬよう保管をして、何代もかけてゆっくり穢れを浄化するしかない。
 捨てて解決できるようなものではない」
と村人達を説得し、現在まで少しずつ祈祷で呪いを払いながら、お寺で厳重に保管されてきていた。

長くなってしまったが、ここまでが和尚さんが俺達に話した、盗品に関する『いわく』の話。


和尚さんは、続けてこんな話をし始めた。
ここ数年(当時で数年なので今からだと10年ほど前)、お寺や神社の宝物庫への窃盗事件が増えており、
どうも大半が、外国人の窃盗団によるものらしい。
ここで問題となるのが、最初に書いたとおり、
『問題のある品物』を、便宜上宝物庫と呼ばれている場所に保管しているお寺や神社は、
ここ以外にも多数あり、
そういった品物が、やはりあちこちで盗まれているとか。
当時から少し2ちゃんをやっていた俺は、コピペなどで情報を得ていたため、
「ああ、かの国の窃盗団だな」とすぐに分かり、
和尚さんに聞いてみたが、曖昧な返事しかしてくれなかった。

その代わり、別の話をしてくれた。
仮にの話として、もし一連の寺社への窃盗事件が、かの国の窃盗団によるものだとすると、
『いわく付き』の品物が次々とかの国へ、何の保護措置もしないまま送られ続けている事になる。
これは非常に危険な行為で、
一つの国に何の措置もしないまま、無秩序に『いわく付き』の品物が集められたら、
一体何が起きるのか想像も出来ない。
「普通、そんな何の利益にもならない、バカな事をする人はいないだろう」と和尚さんは言っていた。
おかしな話だが、呪いの類にも、人間関係のような相性があって、
人で喩えるなら、意気投合するものもあれば、性質が合わずに反目しあうものもあるらしい。
そういったものが何の規則性も無く、制限無く集められていっているとしたら、
「恐らくとんでもない事になる。何が起きるのかは分からないが…」とも言っていた。

そこで俺は、こう和尚さんに言ってみた。
「でも、外国に持ち出されたなら、俺達は安心じゃん。その国にいかなければ害も無いでしょ?」と。
しかし和尚さんは、
「そうではない。
 仮に行かなくとも、これだけ大きく無秩序な呪物の集合の場合、『縁』を持っただけでも危ない。
 『縁』が軽い場合や一時的なものだったとしても、一体どういう影響があるのか全く予想も出来ない。
 もしお前達が『縁』を持ちそうになったら、何があってもそこから逃げろ」と言われた。

これが当時、俺が聞かされた話の全て。
ぶっちゃけて言うと、俺はこの話を信じていなかった。
だから最近まで、ほぼ完全に忘れていたのだが、そこで最初に話した、あるコピペが関係してくる。
そのコピペを見て、もしかしてこれがその影響か?と直感的に感じたから。


以下がそのコピペ。

新種の精神障害『危険水準(2004年)』
――前頭葉が破壊されてる韓国人激増。火病と同根かも知れないがこれは脳損壊である

・症状は、前頭葉の損壊――最も高度な部位。創造的な文化が皆無なのにも理由があった訳。
・1997年~2004年で子供の発病率が100倍に急増。遺伝子的欠陥なので指数関数的に蔓延する。
・現在2008年には、1997年(基準年?)の数千倍の発病率になっていても不思議じゃ無い。
 現在でも国民的な病だが、『子供の』発病が21世紀に入って急増したという事で、
 彼等が成人を迎える10年後辺りからは、民族としての、更なる壊滅的様相が想定される。
 ――これはもう、セルフ・ホロコーストになるかも…

時期的にも、窃盗団が日本に来始めた頃と合致する。
俺は絶対に、かの国との『縁』を持たないようにしようと思った。
無知というのは、ほんとうに恐ろしい…
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