熊本地震への対応について、復興部へ要望

地震から１か月、避難所や地域を回りながら、必要と思われる点を繰り返し要望してきましたが、なかなか改善がすすみません。
長期化する避難や復興に向けて、当面重要となる点について、今日再度「復興部」へ要望しました。

１、 避難所の改善について
・4月15日付の内閣府通知の内容を全避難所へ速やかに徹底し、その立場での避難所運営に努めること
・食事の改善・・・気温が上がり、雨も降るなど、食中毒への対応も重要となる時期を迎　
えてきたので、栄養面での改善を図るとともに、衛生面での安全性にも特段の配慮を行っていくこと
業者への委託をきちんと行い、せめて夜はご飯とおかずのあるものをきちんと提供すること、野菜不足を補う献立とすること
朝食・昼食についても、メニューの改善を行うこと
　　・すべての避難所へ直ちにエアコンを設置すること
　　・すべての避難所に複数の洗濯機・乾燥機を速やかに設置すること（リース対応も含め）
　　・避難所に複数のシャワーを設置すること（リース対応も含め）　
　　・お風呂についても、体制をとって送迎などにより、利用の機会を確保すること
　　・梅雨を前に気温上昇と雨によるカビ対策も必要となる。室内の換気をよくするよう、パーティションの高さを工夫すること、合わせて男女別の更衣室をきちんと確保すること　　
２、 罹災証明の発行について
・遅れている罹災証明の発行を促進するために、人員の確保を国や他都市へ要望すること
・罹災証明発行の調査が速やかに行われるように、地図作成等にボランティアの協力を得るなど工夫すること
・罹災証明の結果に対する不服についても速やかに対応すること
３、 宅地被害について
・宅地被害（のり面、擁壁の崩壊、それに起因する宅地の地割れ）の復旧・補修には多額の費用を要するとともに、周辺に危険をもたらす場合もあるので、所有者個人任せにせず、公的支援による復旧措置を講じること。国の支援を求めるとともに、市独自の支援対策をとること。
４、長期の避難になっていることもあり、車中泊についても自治体が責任をもって実態を把握し、避難所同様の支援を行っていくこと



市議団事務局へは、市民の方々からの要望がひっきりなしです。これらの課題についても、個別に応えているところです。
皆さんも、困っていることがあれば、お寄せください。
/font>