上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

地域コミュニティセンターなど、地域にある公の施設を避難所として活用すべき

2016-05-20 20:59:56 | 熊本市政
拠点避難所では、業者への発注で、1日おきにおかずのある夕食が出るようになりました。洗濯機やシャワーが少しずつ使用できるなど、4月15日に内閣府から出された通知に基づき、わずかな改善がされてきました。
少しでも国が示している避難所の内容になっていくよう、引き続き市への要望を続けていきたいと思います。

一方、小中学校の指定避難所や、その他の指定外避難所の状況は、改善に手付かずの状態です。
直接健康に関わる食事の改善は、せめて拠点避難所並みになるように、直ちに改善すべきです。
また、気温も上がり、雨が降り、暑さ対策や衛生面の対策も必要になってきました。広くて冷房の ない体育館は、網戸もなく、 なかなか改善が難しい状況です。授業や部活に子どもたちが使用する傍らで、小さくなって避難しておられる面もあると思います。

先日、東区にある西原コミュニティセンターの避難所を見に行きました。指定外の避難所ですが、日常の業務は休んで、避難所として活用されていました。冷房もあり、物資の支給もされていました。日常、地域の拠点であり、雰囲気もアットホームな感じでした。
コミュニティセンターは、各校区にあります。遠い拠点避難所に行けずに学校その他の避難所に残った避難者の方々が地域の中で避難生活を送るのに、とても都合がいいと思います。
こういう時こそ、地域住民の拠り所として活用できたらと思います。地域の避難所から追い出して、拠点避難所へ移ってもらうのでなく、地域の中で、環境の整った避難所をきちんと開設できればと思います。当事者の方々の意見を聞きながら、さらに避難所の改善に取り組んでいきたいと思います。

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