上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

「平和と民主主義・くらしをまもる熊本市民連絡会」で、2019年度予算編成にあたっての要求交渉

2019-01-16 12:25:45 | 住民とともに
1月15日、「平和と民主主義・くらしをまもる熊本市民連絡会」で、熊本市の2019年度予算編成にあたっての要求交渉を行いました。党市議団も参加し、熊本地震復旧・医療・福祉・子育て・教育など、各分野の重点項目45件について、市の回答を聞き、要望を市に伝えました。
参加者からは、
・子ども医療費助成は、窓口での自己負担が月500円から1400円になったことで病院に行くのをためらう。
・生活保護の住宅扶助が荒尾市より低いのはおかしい。特別基準を認め、拡充すべき。
・国民健康保険料が政令市で一番高いのは健康宣言都市とは思えない。一般会計繰入れを増やし保険料を引き下げ、独自減免も実施すべき。
・震災復興にもプラスになる住宅リフォーム助成をぜひやってほしい。
・就学援助の対象基準は生活保護の1.25倍となっているが、生活保護が削減されたので、対象を狭めないでほしい。
・学校図書は、すべての学校で標準を達成してほしい。
・自治体は観光会社ではない、予算は大型開発でなく、福祉・くらしに使ってほしい。
などの意見が出されました。
党市議団3人そろって参加、森重伸西区市政対策委員長・ますだ牧子南区市政対策委員長も参加しました。

~ 要望した内容 ~
【熊本地震の復旧・復興】被災者への医療費減免復活/生活再建支援金はじめ支援制度の充実/復興住宅建設拡充など
【医療】子ども医療費助成制度の完全無料化/後期高齢者医療保険料の負担軽減/ガン検診無料化
【介護】「介護予防・日常生活支援総合事業」の受託者拡大/「生活援助型サービスの報酬見直し
【さくらカード】高齢者の現行制度維持/障がい者の無料パス券復活
【生活保護】住宅扶助費引上げ/ケースワーカーの増員
【保育】認可保育園と保育士の増員/認可外保育所への助成拡充など
【国民健康保険】一般会計繰り入れを増額と保険料引き下げ
【子ども食堂】会場費・材料代など運営助成の拡充
【新市民病院】医師・医療スタッフの確保/歯科口腔外科(障がい者歯科)の存続/アクセスの確保
【地域経済活性化】住宅リフォーム助成制度の実施など
【中心市街地の整備】熊本城ホール・花畑広場の事業費を増やさない
          熊本城見学通路整備の見直し
【教育】学校施設の老朽化改善/学校給食の直営化と無償化・調理場へのエアコン設置/少人数学級を小中学校全学年へ/学校図書の充実/就学援助の拡充/給付奨学金創設/体育館への空調設置
【児童育成クラブ】指導員処遇改善/指導員の専門性を高める/対象学年の拡大(6年生まで)/利用料の無料化


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