上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

利用しやすい市電への改善を・・・・・熊本市公共交通協議会開かれる

2019-01-23 17:14:07 | 議員活動
1月22日、熊本市公共交通協議会の基幹公共交通部会が開かれ、熊本市電の機能強化について意見交換が行われました。
私は、利用者の立場から、市電の改善・機能強化について意見を述べました。

正規職員の確保は、安全運行の基本です
運転士87人のうち、約8割に当たる67人が嘱託です。監督20人のうち9名、約半数が任期付職員と再任用です。交通局の全職員のうち約47%は嘱託職員です。
 一方で、この15年間正規職員の運転士は1人も採用されていません。このままいけば、すべての運転士が非正規となり、監督や監督長までが非正規となるような事態も想定されます。
 安全運行第1の市電事業を存続していくためにも、正規職員の採用をきちんと行っていくべきです。

目標に向け、バリアフリ-化の促進を

国は「高齢者・障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」に基づき制定されている「移動等の促進に関する基本方針」で、2020年度までの車両総数の70%をバリアフリー化することを目標としています。2019年度は、熊本市として車両更新の方針が決まるので、国の目標もふまえた年次計画策定をすすめてほしいものです。

時代のニーズに沿ったサービスの向上のため、市の支援拡充を
持続可能な市電とするための正規職員確保やバリアフリー化の促進、利便性向上のためのIT化推進のためにも、市として「市民の足」である交通事業への支援を拡充していくべきです。
コメント
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