小学校全学年の35人数学級、熊本市でも速やかな実施を

小学校全学年の35人学級、国が実施へ踏み出します・・・世論と運動の成果
2025年までに小学校全学年を「35人」の学級編成へ、段階的に少人数学級を拡充していくことに財務省・文科省が合意しました。
2021年度から毎年1学年づつ拡充
　教育現場から粘り強く要望されてきた「少人数学級拡充」の願いに国が応えるものです。年明け通常国会に学級の上限人数を定める義務教育標準法の改正案が提出されます。
新型コロナ禍の安全な教室環境へ
　文部科学省の「新型コロナ感染症感染防止マニュアル」では、3密を避けた教室環境として少人数の授業実施を求めていました。新型コロナの感染拡大がさらに広がる中、3密を避けた安全な教室環境の確保は急務です。
熊本市でも、速やかな実施を
現在熊本市では、小学4年生までの「35人学級」が実施されています。現行予算を維持することで、小学5年、小学6年生へとさらに拡充させていくことが求められます。
12月議会には、「少人数学級をすすめる熊本の会」から「国の責任による少人数学級の前進を求める意見書に関する請願」が提出されました。自民党・公明党などの反対で否決されましたが、市民の願いに応え、熊本市も速やかに実施すべきです。