上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市の35人学級、現行予算を縮小することなく、速やかに更なる拡充を!・・・新日本婦人の会熊本支部で要望

2021-01-17 17:06:04 | 住民とともに
1月15日、新日本婦人の会熊本支部で、熊本市教育長へ、現行予算を縮小することなく、少人数学級を速やかに引き上げていくことを求める要望を行いました。
新婦人の正岡支部長より教育長へ要望書を手渡し、教育長と懇談しました。



新年度の予算編成も市長査定の段階を迎えています。
熊本市の現行小学4年生までと中学1年生までの35人学級の予算を維持して、次年度以降段階的に35人学級を広げていくよう求めました。
35人学級から進級して40人のクラス編成になると、クラス環境が変わり、子ども自身はもちろん、先生方の対応も大変です。1日も早く、35人学級が広がっていくことが大切だと思います。
一方、そのための正規教職員の配置確保についても、さまざまな課題があるとのことですが、こちらも繰り返し要望してきたことであり、速やかに対応していただきたいと思いました。
新年度予算が議論される2月から開催の第1回定例会でも、しっかりと意見を述べていきたいと思います。
以下、要望書の内容です。

「小中学校における少人数学級の要望」
少人数学級化を求める全国からの切実な声が力となり、40人(小1は35人)と定めた公立小中学校の学級基準について小学校に限り、5 年かけて段階的に35 人まで引き下げることが決まりました。
40 年ぶりとなる標準法の改定ですが、来年度から 5 年間かけての実施では、今の小 2 以上は対象とならないこと、中学校には全く適用されないこと、5 年間もかかること、国民の声は「30 人学級」や「20 人程度の人学級」なのに、35 人学級であることなど、規模もスピードも不十分です。
熊本市でも、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、医療体制をひっ迫し、「医療非常事態宣言」が発令されました。コロナ感染から子ども達を守るために、誰もが安心して過ごせる学校にするためにも、学級規模の縮小は喫緊の課題で
す。早急に小中学校全学年の少人数学級化を進めるべきです。
現在、熊本市で先行実施している小学 4 年生までと中学1年生の 1 学級を35人以下とする現体制を後退させることなく、さらに拡充していくこと、また国に、少人数学級の整備を前倒しすることを要望していただくことを求めます。
熊本市には、市民の声に応え、未来を担う子どもたちのため、教育関連予算を増額し、要望項目を実現してくださるようお願いいたします。
【要望項目】
1.現在の予算規模を縮小することなく、小中学校すべての学年で 35人学級を実現し、その後速やかに 20 人程度の学級への移行を実現してください。
2.正規の教職員を増やしてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする