熊本社会福祉協議会が実施する貸付制度「福祉金庫」
困窮する世帯が、必要な時に活用できる貸付制度・・・ご活用を
「福祉金庫」はこんな制度
「福祉金庫」とは、熊本市社会福祉協議会が「福祉金庫資金事業」として実施している生活困窮世帯への無利子・少額の貸付制度です。
目的は、「民生委員の援護活動に際して、その世帯の自立更生上必要かつ有効と認められる場合に貸付を行うことにより、その援護活動の充実を図ること」と規定され、原資となる財源を熊本市が市社協に貸し付けて運営されています。(熊本市からの貸付:毎年1,000万円)
【貸付金額】 基本5万円以内、特別な事情の時10万円以内
【利子】 無利子
【貸付内容】⑴生活つなぎ資金、⑵就職の資金、⑶保護申請のつなぎ、
⑷急病等時の生活必需品購入、⑸その他
【相談・申込先】熊本市社会福祉協議会 ☎096⁻322-2331
住所:熊本市中央区新町2-4-27 市健康センター新町分室
主な貸付内容は、「教育費」や「生活費つなぎ」「転居費」「保護つなぎ」「家具什器」等です。
毎年・数百件の相談に対し、貸付は40~50件程度にとどまり、相談の7%前後の貸付実績です。
熊本市が貸し付けた原資・1,000万円も2~3割しか活用されていません。
「貸さない」の対応、改善を求めました
高校生を持つ方が、修学旅行費用7万円を借りるために福祉金庫を申込まれた時、16年前の返還残1万円が不能欠損処理だったために、「貸さない」と門前払いでした。
「生活と健康を守る会」が相談に乗り、粘り強く交渉し、結果的には借りましたが、借りることができなければ、修学旅行に行けませんでした。
市社会福祉協議会が「払えない」との判断で不能欠損していたものを理由に、「貸さない」というのは、「福祉」とは言えません。
止まらない物価高の中、困窮世帯の願いに応える運用へ
3月議会の予算決算委員会で、修学旅行費用にも貸さない「福祉金庫」の運用問題を取り上げました。
厳しい運用で必要な人を門前払いしてはいけません。困窮する世帯が必要な時に利用できるよう、運用改善を求めました。
利用が少ないことは、市が無償提供した資金が目的である「福祉」に活用されていないということです。
困難を抱える市民が、よりよく乗り超えていくために、利用者へ寄り添った対応への改善が必要です。
引き続き、運用改善に取り組んでいきたいと思います。
困窮する世帯が、必要な時に活用できる貸付制度・・・ご活用を
「福祉金庫」はこんな制度
「福祉金庫」とは、熊本市社会福祉協議会が「福祉金庫資金事業」として実施している生活困窮世帯への無利子・少額の貸付制度です。
目的は、「民生委員の援護活動に際して、その世帯の自立更生上必要かつ有効と認められる場合に貸付を行うことにより、その援護活動の充実を図ること」と規定され、原資となる財源を熊本市が市社協に貸し付けて運営されています。(熊本市からの貸付:毎年1,000万円)
【貸付金額】 基本5万円以内、特別な事情の時10万円以内
【利子】 無利子
【貸付内容】⑴生活つなぎ資金、⑵就職の資金、⑶保護申請のつなぎ、
⑷急病等時の生活必需品購入、⑸その他
【相談・申込先】熊本市社会福祉協議会 ☎096⁻322-2331
住所:熊本市中央区新町2-4-27 市健康センター新町分室
主な貸付内容は、「教育費」や「生活費つなぎ」「転居費」「保護つなぎ」「家具什器」等です。
毎年・数百件の相談に対し、貸付は40~50件程度にとどまり、相談の7%前後の貸付実績です。
熊本市が貸し付けた原資・1,000万円も2~3割しか活用されていません。
「貸さない」の対応、改善を求めました
高校生を持つ方が、修学旅行費用7万円を借りるために福祉金庫を申込まれた時、16年前の返還残1万円が不能欠損処理だったために、「貸さない」と門前払いでした。
「生活と健康を守る会」が相談に乗り、粘り強く交渉し、結果的には借りましたが、借りることができなければ、修学旅行に行けませんでした。
市社会福祉協議会が「払えない」との判断で不能欠損していたものを理由に、「貸さない」というのは、「福祉」とは言えません。
止まらない物価高の中、困窮世帯の願いに応える運用へ
3月議会の予算決算委員会で、修学旅行費用にも貸さない「福祉金庫」の運用問題を取り上げました。
厳しい運用で必要な人を門前払いしてはいけません。困窮する世帯が必要な時に利用できるよう、運用改善を求めました。
利用が少ないことは、市が無償提供した資金が目的である「福祉」に活用されていないということです。
困難を抱える市民が、よりよく乗り超えていくために、利用者へ寄り添った対応への改善が必要です。
引き続き、運用改善に取り組んでいきたいと思います。
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