7月17日、県民交流会館パレアで、「熊本の環境を考える会」主催による地下水学習会が開かれました。
「どうなる?熊本の地下水 ~枯渇・汚染・健康影響~」と題し、熊本学園大学の中地重晴教授が講演されました。
1、PFAS(有機フッ素化合物)の基礎地域
2、熊本の地下水の基礎知識
3、半導体製造工程の基礎知識
4、TSMCの熊本進出を考える
の4つの柱でのお話でした。
熊本市でも、2つの地下水監視井戸からPFAS/PFOSが検出され、その後の調査で、その周辺の12の井戸から検出されています。
全国的には、米軍基地由来のPFAS/PFOS汚染が問題となり、地域住民への健康への影響も指摘されています。
熊本市の観測井戸における検出については、徹底した調査と検証、監視体制の確保が求められています。
菊陽町への台湾企業・TSMCの進出によって、大量の地下水が汲み上げられることがわかっています。
1日1万2000トン、5万人程度の人口の街で使用される水量に匹敵します。
県と菊陽町・熊本地下水財団は、TSMCとの地下水保全協定を結びましたが、使用される水に匹敵するだけの涵養量が確保されるのかは、保障はありません。140haの水田湛水が必要と指摘されています。
汚染水の処理についても、安全性がどのように確保されるのか、曖昧です。
しかも、TSMCが調査するデータについては公表されないもようです。
汚染対策は、自治体のイニシアティブが求められます。
いずれにしても、自治体と企業、そして住民が納得できる地下巣の保全対策が必要です。
74万市民のすべての水道水を地下水に頼っている熊本市の姿勢が問われています。
私たちも、この問題をすべての市民に関わる問題としてしっかり取り組んでいきたいと思います。
「どうなる?熊本の地下水 ~枯渇・汚染・健康影響~」と題し、熊本学園大学の中地重晴教授が講演されました。
1、PFAS(有機フッ素化合物)の基礎地域
2、熊本の地下水の基礎知識
3、半導体製造工程の基礎知識
4、TSMCの熊本進出を考える
の4つの柱でのお話でした。
熊本市でも、2つの地下水監視井戸からPFAS/PFOSが検出され、その後の調査で、その周辺の12の井戸から検出されています。
全国的には、米軍基地由来のPFAS/PFOS汚染が問題となり、地域住民への健康への影響も指摘されています。
熊本市の観測井戸における検出については、徹底した調査と検証、監視体制の確保が求められています。
菊陽町への台湾企業・TSMCの進出によって、大量の地下水が汲み上げられることがわかっています。
1日1万2000トン、5万人程度の人口の街で使用される水量に匹敵します。
県と菊陽町・熊本地下水財団は、TSMCとの地下水保全協定を結びましたが、使用される水に匹敵するだけの涵養量が確保されるのかは、保障はありません。140haの水田湛水が必要と指摘されています。
汚染水の処理についても、安全性がどのように確保されるのか、曖昧です。
しかも、TSMCが調査するデータについては公表されないもようです。
汚染対策は、自治体のイニシアティブが求められます。
いずれにしても、自治体と企業、そして住民が納得できる地下巣の保全対策が必要です。
74万市民のすべての水道水を地下水に頼っている熊本市の姿勢が問われています。
私たちも、この問題をすべての市民に関わる問題としてしっかり取り組んでいきたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます