上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

市長室から市民をシャットアウトの大西市長

2018-11-08 23:49:29 | 熊本市政
熊本市役所の市長室フロアーに電子錠のついたドアを取り付け、市民をシャットアウトの大西市長
市役所は市政の拠点、だれもが気軽に来て、行政との対話ができるところでなくてはなりません。
ところが大西市長は、昨年2017年に、市役所本庁舎5階の市長室があるフロアーの入り口に電子錠のついた新たなドアを取り付けました。
市長室は、ロックの掛かった2重扉に守られ、しかもご丁寧に電子錠付きのドアの前には、警備員まで立って、常時監視しています。
公共財産である市庁舎の市長や副市長がいるフロアーには、一般の市民が気軽に入ることはできません。議員やマスコミも同様です。
大西市長のマニフェストでは、「どんどん語ろう」の対話のまとめを掲載するなど、市民との対話を大切にしてきたかのようにアピールしていますが、市長室を二重扉にして電子錠を付け、警備員まで配置するというような市長が全国にいるでしょうか。このドアの取り付けが行われた時、私はこんなに閉鎖的な市長はどこを見てもいないのではないかと思いました。
この電子錠付きドアの取り付けには、450万円もの予算が使われています。こんなことよりも、被災者への支援に予算を回すべきではなかったかと思います。
2017年と言えば、熊本地震発災の2年目、多くの市民が復旧に向け、資金不足にあえぎ、先の見通しのない日々を送っていました。一部損壊の被災者へは1円の支援も行わずに、市長室にロック付きのドアを付けて、市長は何を守ろうというのでしょうか。自身の身の安全が不安になるようなことがあるのでしょうか。
74万市民のトップに立つ市長が、一番に守るべきは市民のいのちと暮らしです。
市長室から市民をシャットアウトして、市民の声が聞こえてくるでしょうか。
全国的にも、開かれた市政ということで、気軽に対話のできる環境こそ整備する市長が多い中で、熊本市の大西市長のやっていることは、時代の流れに逆行しているように思えます。
みなさんは、どのように思われますか?

今、闘われている熊本市長選挙、「熊本市をよくする市民の会」のしげまつ孝文候補は、そのマニフェストの中で、「開かれた市役所に」ということをかかげ、議会や市民の声をしっかり受け止めることを公約しています。
このような姿勢こそ大切ではないでしょうか。
よくする会のしげまつ孝文候補といっしょに、開かれた市政、市役所にしていきましょう!
しげまつ孝文候補へのご支持・ご支援をお願いいたします。

【しげまつ孝文のマニフェストより】
5、市長と議会が本来の緊張関係を持ち、開かれた市役所に
 議会と市長の本来の緊張関係をつくるために、公の場での議論を大切にし、議会が単なるセレモニーの場とはならないように、真剣な論議の場として活発な議論を交わしていきます。また、口利き・しがらみを徹底して排除します。現在の市長室は、これまでになく閉鎖的で、監視員まで配置しています。市長室は、いつでも市民が来やすい、入りやすい場所にして、議会や市民の声をしっかり受け止めていきます。
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