東京多摩借地借家人組合

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家主が変わって賃料値上げと更新手数料を請求される

2007年04月02日 | 賃貸借契約
豊島区内に住むOさんは、30年以上住んでいた借家が、2年前に前家主が売却して新しい家主に変わった。その時に家主の代理人の不動産屋にせかされてあまりよくもみないで契約書にサインしてしまった。今回、2年の期間が満了したので更新するにあたってその代理人の不動産屋から書類が届いてきた。中を見ると賃料の値上げと更新手数料の請求並びに火災保険の請求までしてきた。高齢の父親は面倒だからサインして支払ってしまえといわれたが、納得しないのでインターネットでみた城北借地借家人組合の西武百貨店の無料の相談会にやってきた。

 相談の結果、賃料の値上げについては、①物価の動向②公租公課の増減(税金が上がったか下がったか)③近隣の動向のどれをとっても値上げの要因はないので断ることにした。又、更新手数料についても家主の代理人である不動産屋に支払う義務はないので拒絶することにした。又、火災保険については、独自に保険に入っているのでこれも拒絶することにした。同時に、2年前までは更新料も支払っていないので今回の契約書には記載されているので、更新料支払いの約定を削除することを逆に提案することにした。交渉は大変だが、合意更新できないならば、法定更新にすることにした。


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