うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

倍速

2023年11月29日 | 日記・エッセイ・コラム
身内に年配者もいるので、月曜に5回目のコロナ接種を受けた。今まで副反応などほとんど経験なかったのだが、今回は結構出て、火曜日は終日しんどかった・。なるほど・これなのね。。

コロナ渦の副産物というとマスクとか、電車の窓開けとか色々浮かんでくる。電車の窓なんてコロナ前は一年中閉まっているのが普通だった。コロナで窓を開け始めたときは、昔の冷房がない時代を思い出して懐かしかったが、今やうるさいし寒いし暑いし困ったものだ。一度癖になると直すのは難しいんだろうけどな。

一方、テレワークやオンライン会議などの定着はある意味ポジティブな変化ともいえる。元からあった制度や技術だが、海外とのテレコンは特に便利だ。対面の良さも認識されているようで、適宜使い分けることも自然にできている。

学校の方はよく知らないが、オンライン授業とか配信とか、今でもやってるのかな。研修の録画配信は定着したようだ。


秋口に、仕事で研修課題(配信されるビデオ講義を見て、課題を解く)がどっちゃり出て、年内に消化しろと言われた。ところが日々の仕事をしていると、勉強の時間なんてどんどんなくなってしまう。全然手を付けられないまま時間が過ぎた。

今月半ばになって、残り時間があと半月ぐらいしかない現実に気が付く。
以来職場で人に会うと「もうダメかもしれない」と言うのがが口癖になった。やらないといかんと思うが、そう思ってるだけでやれないのだ。

のだが、さすがに一念発起して、ビデオを1.5倍や時には倍速にし、さらには見るのを後回しにして課題を先に解いたりして、今日なんとか終わらせてしまった。まだ一課題残ってるけど、これは締め切りが遅い。

ビデオ録画見るのって嫌というか、苦手と言うか、どうもあれですね。
講座が始まったとたんに何か別の事したくなって、脇の画面でメール見たり、色々したくなってしまう。なんとか症候群かしら。



SNSで声優の方が、自分の(小説の)朗読が倍速だと聞きづらいという感想を聞いて、ショックを受けたと書いていた。
場面や登場人物の性格などに合わせて、緩急をつけて読んだつもりが、早口だと(倍速で)聞き取りにくいのだという。

この方自身「その発想はなかった」と仰っていたが、小説の朗読を倍速で聞くのって、意味があるのかしら。。

というか、今どきの若い子はむしろ、配信授業などを倍速で聞くことに慣れてしまって、朗読も同じ感覚で倍速聴取しているのかもしれないな、とも思った。
しかし・・、もし内容を短時間で把握したいなら、本を拾い読み速読したほうが全然速くないですかね。。音声なら2倍がせいぜいだけど、読むなら数十倍はいけるよ。ただ、多少訓練は必要かもしれない。

この、文字を読むより動画配信で聞きたがるというのは、配信授業に限らずYouTubeとかの影響も大きいのかな。。長い目で見ると、文盲みたいな人がこれから増えていくのかしら。。

ところで、朗読と言えば今FMで渡辺徹さん語る「少年探偵団」を連夜やっています。
時間の合う時しか聞いてませんが、なかなか面白いです。
コメント
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