月曜から帰りが遅くて、もう大変・。
ですが、これだけは書いておきたいと。
野中郁次郎さんが亡くなられたとのこと。大変残念に思います。
失敗の本質、また改めて読み直してみたいと思っています。
もうひとつ、俵孝太郎さんの訃報にも触れまして、これもとても寂しく思いました。
俵さんで有名なのは往年のニュース番組(の、冒頭のあいさつ)ですが、この方はクラシック音楽の愛好家としての一面を持っていました。
写真に掲げた「気軽にCDを楽しもう」と言う本は30年ほど前に出版されました。当時のレコードカタログを基に、3年がかりでクラシック音楽のライブラリを作る、というシミュレーションもの?です。毎月1万円ぐらいの出費で、古楽から20世紀初頭の音楽まで、音楽史を一通りなぞれるライブラリを作っていく、というものです。
この本に示された、その通りにはできませんでしたが、実際に自分も数年かけて一通りCDを買い集めました。最初がモーツァルトの後期ピアノ協奏曲で、おしまいがワーグナーの指輪だったかな。確かに、漫然と買っていると知識に偏りがでてしまい、交響曲は詳しいけどオペラはさっぱりとか、陥りがちですからね。
この本は、自分がひととおり音楽史を学ぶ(ってもアカデミックなものではないけど)きっかけになった本です。
世間的には保守派の論客みたいな捉えられ方をすることが多いですが、僕にとっては音楽好きの親父みたいなひとでした。
ご冥福をお祈りいたします。
*初出時、名前を間違えていたので訂正しました。
最近見なかったのは、
歳のせいだったのか、
大人の方々に都合が悪いことを言うからなのか。
>亡くなってたとは知りませんでした。... への返信
1月1日に94歳で亡くなったのだそうです。たしかに齢は歳ですけど。ずいぶん前から姿を見なくなっていましたね。けっこう辛口で、好きだったんですけど。。