Masseria San Magno 2011
Vigna del Melograno 2010
Lui 2009
Vigna Pedale 2009 Torrevento
Pure Apulia 2007 Rivera
プーリア州は南の方がワインの生産としてもオリーブオイルの生産としても有名である。
アメリカでZinfandelとして知られているPrimitivo、もとはイタリアの品種で、アメリカの方でよく知られ、それが今、イタリアに戻ってきている、つまり昔のイタリア移民が戻っていたようだ、というのは、今回の試飲会の講師のジャーナリスト氏の言葉だが、そして、Negromaroは、イタリアにロックグループができるくらい、やはり有名になった品種である。その次に出てきたのがNero di Troia。Uva di Troiaとも言われるが、最近は、ネロの方に落ち着いてきたような気がする。
さて、正直に言って、Nero di Troiaは個人的に好きな品種ではない。正直に言って、飲むのは良いが、自分で買って人の家に持っていこうと思ったことはない。
以前、人の家に何度も持っていったが、自分で買ったものではないし、飲んだもらうことが宣伝になるので、某ワイナリーを宣伝してあげようと思って持っていっていたが、正直に言って、すごくおいしいとか、好きな品種とか思っていたわけではないことは、告白しておく。
その、ワイナリーLのNero di Troiaのイメージが強く、濃く、アルコールが強く、いかにも人工的に造ったところ、モダンなくせに田舎風のところが隠されていなくて、土っぽさの残るワインが、実はあまり好きではなかったのだが、今回、イメージが少し変わった。
講師で来たジャーナリスト氏の解説も非常によく、8つのワインを山側と低地のものの二つに分け試飲した。
低地のもの3本はまずまず。
最後のワインはブレンドで、いわゆるカッチェだが、カッチェはどうしても若いワインくささがあり個人的に好みではない。
印象に残った山のもの5つ。
San Magnoはちょっとご愛嬌。香りがよく、飲みやすく、一瞬受けるが、それ以上の深みがない。
Melgranoは対照的で、辛口の香りと味で、最初、コケの香りが混じり、一瞬欠陥かと思ったくらい。すごく深みがあるわけではないが、落ち着きの出ているワイン。
Luiは最も値段も高く、濃厚な感じがよく出て、それなりの風格はあるが、3-4%程度だが、サラッソ(地抜き)をしているとのこと。悪くないが、重たく、値段を考慮すると、かなり強気のワインだと思った。
Vigna Pedaleは、以前にも飲んだことがあった。エレガント。Nero di Troiaの良さが出ているが、重たくなく、土っぽい感じもなく、自然にさらっとよいワインに仕上げている。素朴、丁寧に造っていて、いいね~と。このあたりでNero di Troiaのイメージが変わってきた。
Puer Apluliaは、あの大量生産のRiveraが出しているとは思えないワインだった。Riveraのワインは、値段も手頃で悪くはないが、いたって普通のワインだと思っていたが、こんなによい物を出しているとは思わなかった。Pedaleとは違う雰囲気を持ち、同じくエレガントであるが、もう少し華やか。そして、2007年とは思えない。古いNero di Troiaはまだうちにも何本もあるし、何度も飲んだことがあるが、長くもつ品種だと思ったことはない。というより、ほとんどのワイナリーがもたないのであろうが、このRiveraは2007年のNeroとは絶対に思えないくらい、まだ、フレッシュさがきれいに残っていた。
最近、北のワインばかり飲んでいるが、南のシンプルワインも少し見なおした。
Vigna del Melograno 2010
Lui 2009
Vigna Pedale 2009 Torrevento
Pure Apulia 2007 Rivera
プーリア州は南の方がワインの生産としてもオリーブオイルの生産としても有名である。
アメリカでZinfandelとして知られているPrimitivo、もとはイタリアの品種で、アメリカの方でよく知られ、それが今、イタリアに戻ってきている、つまり昔のイタリア移民が戻っていたようだ、というのは、今回の試飲会の講師のジャーナリスト氏の言葉だが、そして、Negromaroは、イタリアにロックグループができるくらい、やはり有名になった品種である。その次に出てきたのがNero di Troia。Uva di Troiaとも言われるが、最近は、ネロの方に落ち着いてきたような気がする。
さて、正直に言って、Nero di Troiaは個人的に好きな品種ではない。正直に言って、飲むのは良いが、自分で買って人の家に持っていこうと思ったことはない。
以前、人の家に何度も持っていったが、自分で買ったものではないし、飲んだもらうことが宣伝になるので、某ワイナリーを宣伝してあげようと思って持っていっていたが、正直に言って、すごくおいしいとか、好きな品種とか思っていたわけではないことは、告白しておく。
その、ワイナリーLのNero di Troiaのイメージが強く、濃く、アルコールが強く、いかにも人工的に造ったところ、モダンなくせに田舎風のところが隠されていなくて、土っぽさの残るワインが、実はあまり好きではなかったのだが、今回、イメージが少し変わった。
講師で来たジャーナリスト氏の解説も非常によく、8つのワインを山側と低地のものの二つに分け試飲した。
低地のもの3本はまずまず。
最後のワインはブレンドで、いわゆるカッチェだが、カッチェはどうしても若いワインくささがあり個人的に好みではない。
印象に残った山のもの5つ。
San Magnoはちょっとご愛嬌。香りがよく、飲みやすく、一瞬受けるが、それ以上の深みがない。
Melgranoは対照的で、辛口の香りと味で、最初、コケの香りが混じり、一瞬欠陥かと思ったくらい。すごく深みがあるわけではないが、落ち着きの出ているワイン。
Luiは最も値段も高く、濃厚な感じがよく出て、それなりの風格はあるが、3-4%程度だが、サラッソ(地抜き)をしているとのこと。悪くないが、重たく、値段を考慮すると、かなり強気のワインだと思った。
Vigna Pedaleは、以前にも飲んだことがあった。エレガント。Nero di Troiaの良さが出ているが、重たくなく、土っぽい感じもなく、自然にさらっとよいワインに仕上げている。素朴、丁寧に造っていて、いいね~と。このあたりでNero di Troiaのイメージが変わってきた。
Puer Apluliaは、あの大量生産のRiveraが出しているとは思えないワインだった。Riveraのワインは、値段も手頃で悪くはないが、いたって普通のワインだと思っていたが、こんなによい物を出しているとは思わなかった。Pedaleとは違う雰囲気を持ち、同じくエレガントであるが、もう少し華やか。そして、2007年とは思えない。古いNero di Troiaはまだうちにも何本もあるし、何度も飲んだことがあるが、長くもつ品種だと思ったことはない。というより、ほとんどのワイナリーがもたないのであろうが、このRiveraは2007年のNeroとは絶対に思えないくらい、まだ、フレッシュさがきれいに残っていた。
最近、北のワインばかり飲んでいるが、南のシンプルワインも少し見なおした。