Guinness in Irelanda
しばらくアイルランドに行っていた。
アイルランドではさすがにワインはできない(ぶどうが育たない)ので、飲み物はビールになる。(またはアイリッシュ・ウイスキー)
アイルランドのビールと言ったら、なんと言ってもギネス。
昨年まで、ギネスを美味しいと思ったことはほとんどないのだが、アイルランドに初めて行って(昨年)、初めてギネスを飲んだ時、これほど美味しいビールは他にないような気がした。
もちろんオーバーなのはわかっている。
他にも美味しいビールは五万(いや、三万)とある。
しかし、アイルランドで飲むギネスは美味しい。
本当に美味しい。
決して重たくなく(もっと重たい印象があった)、ほのかにこんがりした香りが心地よく、泡のクリーミーさと言ったら。
うーーーーん。
泡の口ひげができるくらい、見事な泡。
ここまでクリーミーな泡ができるのは、一体どうして?
ビールが違うのか、注ぐ機械が違うのか???
いやー、本当に見事。
うまい。うまい。うまーーーい。
自称ビール好きだったら、絶対にアイルランドには行くべきだと思う。
それだけ、アイルランドで飲むギネスはうまいのである。
さて、アイルランドでは、コースターを使うところが多い。(イタリアでは使わない)
ギネスのフツーーーーーに見えたコースターを裏返すと。。。。
パーエクトなパインツ(500ml)のギネスをそそぐには119.5秒かかる。
つまり、ほぼ2分。
えー、うそー、と言いたいと思う。
フツーのビールなら、注ぐのに2分もかかったら泡がなくなってしまうような気がする。
ところが、ギネスは違う。
パーフェクトに注ぐには時間がかかる。
じれったいくらいの時間がかかる。
これは、昨年、ギネスストアーを訪れて(ビール好きは絶対に行くべき)びっくりしたのだが、本当に時間がかかるのである。
最初は全体にカプチーノ色。
細かい泡が上昇し、次第に液体と泡とに分離するまで、見ていて飽きない。
計ると本当に2分はかかるだろう。
ところで、アイルランド人は、アルコールに強い。
昼間から女性でも飲む。
それも、パインツ2杯。つまり1リットル(笑)
もちろん毎日のことではないだろうが、いやー、見事。
ビール好き天国だねー