在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

アイルランドのギネス Giunness in Irelanda

2017-12-19 00:49:49 | もろもろの食べ物

Guinness in Irelanda



しばらくアイルランドに行っていた。
アイルランドではさすがにワインはできない(ぶどうが育たない)ので、飲み物はビールになる。(またはアイリッシュ・ウイスキー)

アイルランドのビールと言ったら、なんと言ってもギネス。

昨年まで、ギネスを美味しいと思ったことはほとんどないのだが、アイルランドに初めて行って(昨年)、初めてギネスを飲んだ時、これほど美味しいビールは他にないような気がした。

もちろんオーバーなのはわかっている。

他にも美味しいビールは五万(いや、三万)とある。

しかし、アイルランドで飲むギネスは美味しい。

本当に美味しい。

決して重たくなく(もっと重たい印象があった)、ほのかにこんがりした香りが心地よく、泡のクリーミーさと言ったら。
うーーーーん。
泡の口ひげができるくらい、見事な泡。

ここまでクリーミーな泡ができるのは、一体どうして?

ビールが違うのか、注ぐ機械が違うのか???

いやー、本当に見事。

うまい。うまい。うまーーーい。

自称ビール好きだったら、絶対にアイルランドには行くべきだと思う。

それだけ、アイルランドで飲むギネスはうまいのである。





さて、アイルランドでは、コースターを使うところが多い。(イタリアでは使わない)
ギネスのフツーーーーーに見えたコースターを裏返すと。。。。

パーエクトなパインツ(500ml)のギネスをそそぐには119.5秒かかる。

つまり、ほぼ2分。
えー、うそー、と言いたいと思う。
フツーのビールなら、注ぐのに2分もかかったら泡がなくなってしまうような気がする。
ところが、ギネスは違う。

パーフェクトに注ぐには時間がかかる。
じれったいくらいの時間がかかる。
これは、昨年、ギネスストアーを訪れて(ビール好きは絶対に行くべき)びっくりしたのだが、本当に時間がかかるのである。

最初は全体にカプチーノ色。
細かい泡が上昇し、次第に液体と泡とに分離するまで、見ていて飽きない。
計ると本当に2分はかかるだろう。

ところで、アイルランド人は、アルコールに強い。
昼間から女性でも飲む。
それも、パインツ2杯。つまり1リットル(笑)
もちろん毎日のことではないだろうが、いやー、見事。

ビール好き天国だねー





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