在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

イタリア コロナ ロックダウン状態の中で 徒然55 解除2日目

2020-05-05 10:54:00 | もろもろ、つれづれ




コロナ封鎖解除1日目を終えて、昨日はまずまず、悪くない様子だったらしい。

ただ、結果が出るのは、10日から2週間後だから、本当のところはまだわからない。

私は、一人でも多くの人が外出方が良いに限ると強く思っているわけではないが、特に用事がなかったので、結局1日家で過ごした。

公共機関の乗車制限が厳しいとは言われていた為、車での出勤、外出者も多かったようで、道路は結構の渋滞のところもあったよう。
家から大通りが見えるのだが、車の流れは、数日前と比べて、明らかに増えていた。

そして、今日はどうしても用事があって郵便局に行ったのだが、長蛇の列。
待ち時間、1時間以上。
この前までは、ここまで列がなかったのだが。。。
やはり外出者は増えてる、を実感。(涙)


さて、封鎖が始まって、最初は、
解除になったら、シャンペンでも開けるか〜
いや、それよりバローロ?
気分だったのだが、封鎖が進み、コロナのことを理解するようになってくるとそんな気分はどんどん消えていった。

むしろ、今は、
コロナが収束するまで酒断ち
が本音なのだが、本当に酒断ちすると、飲めるのがいつになるか全くわからない。
それが数ヶ月単位なら考えたが、年単位になるのはほぼ確実で、それは流石に困る。

そして、冗談じゃなくそれが本当になるだろうと、だんだんわかって来る。


そこで、結局テキトウなワインを開けた。

蔵出しのキャンティ。
キャンティ・クラシコの地域の中でも最も標高が高い場所になる。
ヴィンテージは2010年で、10年経った。

モダン・キャンティのような、ドンとした甘さはなく、しっとりエレガント。
でもリザーブ物なので、ちゃんした主張がある。

きっちり真面目で、これからのフェーズ2の始まりには合ってるかも?




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