Praepositus Riesling 2012 Abbazia di Novacella
Les Vieux Clos 2006 Nicolas Joly
The Owl Post 2010 Neethlingshpf
Montefalco Sagrantino 2010 Antonelli
Sagrantino di Montefalco 2000 Antonelli
Dolcetto d’Alba 2014 Roagna
少し前に、友人のアンドレアが持ち寄りワイン、ブラインドの試飲会を開いた。
場所がローマの全く反対側で、何故か用事も重なり中々行けないのだが、今回は予定を何とかして行ってみた。
「飲まない伴侶」も含めて(その後の夕食のみ参加)8人、6本が揃った。
別の友人ルカもたまにこう言った主旨の試飲会を開くのだが、その時はある程度テーマを決める(赤、とか、単一品種、とか)。
が、アンドレアは、なんでもOK、という条件で開いた。
当然イタリアワイン、というメンバーでないこともある。
偶然は本当に面白いというか、偶然は、うまく働くときが多く、驚き。
ルカの試飲会のワインの順番はサイコロを振って決めるのだが、何故かいつも「上手い順番」に決まることが多くみんなでびっくりなのだが、今回のアンドレアの試飲会も、なんとなく決まった順番が実に上手い具合に決まっていた。
赤でも白でもという条件で集まった6本、赤が4本に白が2本。
グラスは3つ。
そこで、とにかく白2本と、偶然決まった3番目のワイン(赤の1番目)から始める。
その後、残りの赤3本。
蓋を開けると、イタリア4本、フランス1本、そして南アフリカ1本、という顔ぶれだった。
そして、偶然というのは、なんと、うち赤の2本が同じワインのヴィンテージ違いだったのである。
それも、4番目と5番目、実に上手い具合に配置され、誰も知らなかったのであるが、偶然、10年違いの縦飲みをしていたのであった。
Praepositus Riesling 2012 Abbazia di Novacella
一瞬、リースリング、と思うのだが、次にまさかね~と思ってしまう。
白と黄色の花、柑橘、(リースリングらしい)火打ち石、ミネラル、グリーンが入り、かなりエレガントできれい。香りが非常によく、華やかな香りがリースリングらしさをかなり消してしまっている。ボディがあり、綺麗な酸味、塩味がかなりある。これでリースリング?
最近、ドイツ系のリースリングしかほとんど飲んでいないので忘れていたが、そういえば、イタリアにはこういうリースリングがあった、と改めて認識させてくれた。++++
Les Vieux Clos 2006 Nicolas Joly
オレンジ系の色。色だけ見たらかなり古いワインなのかもと思ったが、それにしては輝きがある。となると、自然派というよりビオディナミ?
と思ったら、ニコラ・ジョリーのワインだった。
わずか酸化臭を感じる。鉄の香り、氷のような香り、そして、梅、いや、あんず。酸味がかなりある。最後あともう少しという感じできえる感があるが、ビターオレンジ、梅風の香りが余韻に残る。
The Owl Post 2010 Neethlingshpf
かなり難しい香り、というか、今までほとんどであったことのないような香りだと思った。ブレンドかと思ったら単一品種という。蓋を開けたらピノタージュ。。。
南アフリカのワインとは嬉しいが、これでは勉強にはならない。。。。まあ、ブラインドで勉強しようというより、美味しいワンを飲もうという趣旨の会なので、これもありだが。
オレンジ、鉄、血の香り、土の香り、香りは強く、複雑でもある。ボディもあり、酸味が赤にしては感じられ、そしてほろ苦さも余韻にある。イタリアのワインとはかなりの違いを感じた。+++
Montefalco Sagrantino 2010 Antonelli
アルコールがやや上がる感じがある。胡椒などのスパイス、フルーツはアルコール漬け。しばらくするとチョコが出てくる。
タンニンはやや丸くなっている感じ、余韻はまずまずの長さでほろ苦さが心地よい感じ。+++
Sagrantino di Montefalco 2000 Antonelli
濃いめのガーネットで、だいぶたっているのがわかる。熟成臭が出ているが、若干下り坂に入っているのがわかる。黒い森の木の実のフルーツ、血の香りがやや。タンニンがかなりまろやかで余韻には熟成臭、そしてほろ苦さが残る。++(+)
10年の違いでラベルの名前も違う(笑)
それにしても、本当に偶然。それもちょうど上手い具合の順番になるとは。
Dolcetto d’Alba 2014 Roagna
私が持参したのはドルチェット。ちょうど開けたいと思っていたところでもあったのと、公平な意見を聞きたいワインでもあったので、これ。
完全に自然派で、言われないとドルチェットとは全くわからない。色にはドルチェットらしくない透明感があり、まるでバルベーラのような酸味、ドルチェットのほろ苦さがない。
香りは、チェリー、ややアニマル臭などで結構強く、酸味がかなり感じられ、余韻は長いが最後まで酸味が残る感じ。+++(+)
ノヴァチェッラのワインは華やかで美味しい
ロアーニャのこちらはバルバレスコ。超オススメ
Les Vieux Clos 2006 Nicolas Joly
The Owl Post 2010 Neethlingshpf
Montefalco Sagrantino 2010 Antonelli
Sagrantino di Montefalco 2000 Antonelli
Dolcetto d’Alba 2014 Roagna
少し前に、友人のアンドレアが持ち寄りワイン、ブラインドの試飲会を開いた。
場所がローマの全く反対側で、何故か用事も重なり中々行けないのだが、今回は予定を何とかして行ってみた。
「飲まない伴侶」も含めて(その後の夕食のみ参加)8人、6本が揃った。
別の友人ルカもたまにこう言った主旨の試飲会を開くのだが、その時はある程度テーマを決める(赤、とか、単一品種、とか)。
が、アンドレアは、なんでもOK、という条件で開いた。
当然イタリアワイン、というメンバーでないこともある。
偶然は本当に面白いというか、偶然は、うまく働くときが多く、驚き。
ルカの試飲会のワインの順番はサイコロを振って決めるのだが、何故かいつも「上手い順番」に決まることが多くみんなでびっくりなのだが、今回のアンドレアの試飲会も、なんとなく決まった順番が実に上手い具合に決まっていた。
赤でも白でもという条件で集まった6本、赤が4本に白が2本。
グラスは3つ。
そこで、とにかく白2本と、偶然決まった3番目のワイン(赤の1番目)から始める。
その後、残りの赤3本。
蓋を開けると、イタリア4本、フランス1本、そして南アフリカ1本、という顔ぶれだった。
そして、偶然というのは、なんと、うち赤の2本が同じワインのヴィンテージ違いだったのである。
それも、4番目と5番目、実に上手い具合に配置され、誰も知らなかったのであるが、偶然、10年違いの縦飲みをしていたのであった。
Praepositus Riesling 2012 Abbazia di Novacella
一瞬、リースリング、と思うのだが、次にまさかね~と思ってしまう。
白と黄色の花、柑橘、(リースリングらしい)火打ち石、ミネラル、グリーンが入り、かなりエレガントできれい。香りが非常によく、華やかな香りがリースリングらしさをかなり消してしまっている。ボディがあり、綺麗な酸味、塩味がかなりある。これでリースリング?
最近、ドイツ系のリースリングしかほとんど飲んでいないので忘れていたが、そういえば、イタリアにはこういうリースリングがあった、と改めて認識させてくれた。++++
Les Vieux Clos 2006 Nicolas Joly
オレンジ系の色。色だけ見たらかなり古いワインなのかもと思ったが、それにしては輝きがある。となると、自然派というよりビオディナミ?
と思ったら、ニコラ・ジョリーのワインだった。
わずか酸化臭を感じる。鉄の香り、氷のような香り、そして、梅、いや、あんず。酸味がかなりある。最後あともう少しという感じできえる感があるが、ビターオレンジ、梅風の香りが余韻に残る。
The Owl Post 2010 Neethlingshpf
かなり難しい香り、というか、今までほとんどであったことのないような香りだと思った。ブレンドかと思ったら単一品種という。蓋を開けたらピノタージュ。。。
南アフリカのワインとは嬉しいが、これでは勉強にはならない。。。。まあ、ブラインドで勉強しようというより、美味しいワンを飲もうという趣旨の会なので、これもありだが。
オレンジ、鉄、血の香り、土の香り、香りは強く、複雑でもある。ボディもあり、酸味が赤にしては感じられ、そしてほろ苦さも余韻にある。イタリアのワインとはかなりの違いを感じた。+++
Montefalco Sagrantino 2010 Antonelli
アルコールがやや上がる感じがある。胡椒などのスパイス、フルーツはアルコール漬け。しばらくするとチョコが出てくる。
タンニンはやや丸くなっている感じ、余韻はまずまずの長さでほろ苦さが心地よい感じ。+++
Sagrantino di Montefalco 2000 Antonelli
濃いめのガーネットで、だいぶたっているのがわかる。熟成臭が出ているが、若干下り坂に入っているのがわかる。黒い森の木の実のフルーツ、血の香りがやや。タンニンがかなりまろやかで余韻には熟成臭、そしてほろ苦さが残る。++(+)
10年の違いでラベルの名前も違う(笑)
それにしても、本当に偶然。それもちょうど上手い具合の順番になるとは。
Dolcetto d’Alba 2014 Roagna
私が持参したのはドルチェット。ちょうど開けたいと思っていたところでもあったのと、公平な意見を聞きたいワインでもあったので、これ。
完全に自然派で、言われないとドルチェットとは全くわからない。色にはドルチェットらしくない透明感があり、まるでバルベーラのような酸味、ドルチェットのほろ苦さがない。
香りは、チェリー、ややアニマル臭などで結構強く、酸味がかなり感じられ、余韻は長いが最後まで酸味が残る感じ。+++(+)
ノヴァチェッラのワインは華やかで美味しい
プレポージトゥス リースリング アバツィア ディ ノヴァチェッラ 2012 白 750ml | |
アバツィア ディ ノヴァチェッラ(TUSCANY) | |
アバツィア ディ ノヴァチェッラ |
ロアーニャのこちらはバルバレスコ。超オススメ
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ / バルバレスコ・パイエ [2010] | |
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ | |
ロアーニャ・アジエンダ・アグリコーラ・イ・パリエーリ |