在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Barbera d'Alba Francia 2013 Conterno Rosae 2014 Rinaldi バルベーラ フランチャ2013 コンテルノ ロザエ 2014 リナルディ

2016-07-23 15:17:53 | Piemonte ピエモンテ
Rosae 2014 Giuseppe Rinaldi ロザエ 2014 ジュゼッペ・リナルディ
Barbera d'Alba Vigna Francia 2013 Giacomo Conterno バルベーラ・ダルバ ヴィーニャ・フランチャ 2013 ジャコモ・コンテルノ



ワインを選ぶとなると、つい、北のものになってしまう。
だから、選ばなくていい時は逆に選びたくないのだが、意見を聞かれると、スリスリ、スリスリ。。とつい、目が北のワインに向いてしまう。

時間が遅かったので、軽い赤ワインを1本、のはずだったのだが、結局は2本になってしまった。



Rosae 2014 Giuseppe Rinaldi

1本目は、リナルディの最も下のクラスのワイン、ロザエ。
品種はルケ。おひさしゅう、という感じ。

アルコール度12.5度、すごく暑い夜だったので、ちょっと冷やしてちびちびっと。
リナルディは見事なバローロを造っている。
信頼できる造り手のものは、それがどんなに下のクラスのものであろうと信頼出来る。
そして、それがリナルディのものならなおさら。

色は比較的濃く、フルーツの若さが出ている。いかにもワインらしい香り。
酸味がきれいで、シンプルな中に、心地よい余韻を残す。++(+)

Barbera d’Alba Vigna Francia 2013 Giacomo Conterno
バルベーラは個人的に非常に好きな品種である。
昔、酸っぱすぎて嫌いだったのだが、ワインに目覚めてから大好きになった。
そう、酸味がないと、飽きてしまう。
酸味がいかにワインをエレガントなものにしているか。

この手のワインは、深く考えずに飲むに限る。
もっと素晴らしいバルベーラはある、という人はいるだろうが、ここまでくれば、あとは個人的な好み。
色、香り、味わいとも、文句無し。
ちなみに、フランチャは、素晴らしいバローロを生み出せる畑。++++



同じコンテルノでもこちらはアルド。
決して悪くない。こちらもオススメ。


バルベーラ ダルバ コンカ トレ ピーレ アルド コンテルノ 2012 赤 750ml
アルド コンテルノ
アルド コンテルノ

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