キャンティ・クラシコの規定
絵がカワイイ
バルバレスコの次のバローロを飛ばしてキャンティへ。
なんとな~く、これもまとめのメモにしてみました。
農林省の原文他からの抜粋。
キャンティ・クラシコの細かい規定は結構頻繁に変更あり。
DOC 1967年制定
DOCG 1984年制定
1996年、キャンティ・クラシコが独立
*それまでは、一つのDOCGの中にキャンティとキャンティ・クラシコが存在していた
2010年からはキャンティ・クラシコのテリトリー内でキャンティの生産禁止
*それまでは、テリトリー内で、キャンティ・クラシコと格下げしたキャンティが生産できた
2013年からキャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネが導入
*個人的に あちゃ~
1.名称
ーキャンティ・クラシコ Chianti Classico (ヴィンテージannata)
ーキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ Chianti Classico Riserva
ーキャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ Chianti Classico Gran Selezione
2.品種
サンジョヴェーゼ Sangiovese 80%ー100%
その他の品種 赤ぶどう、トスカーナ州で認可されているもの、20%まで
*今は白ぶどうは混ぜられない。。。。昔は混ぜていたのに。。。残念
3.生産地域
フィレンツェ、シエナ県の9つのコムーネ(全地域か一部)で生産
*コムーネの名前は調べればすぐ出ているので省略~
4.栽培の条件
丘陵地隊、ぶどう栽培に適している向き、標高700mまで、谷間はダメ
*土質の構成で、泥地、つまり泥argillaの割合が多いところはダメという規定もある
新しい畑はヘクタールあたり4400本以上
栽培は屋根式はダメ
一般的にはグイヨー、「トスカーナのアーチarchetto toscano」、コルドーネ・スペロナート
ヘクタールあたりのぶどうの収量 最高7、5t
1本あたりの収量 最高2kg
最低 3年の木(ただし、3年目の畑からは、ヘクタールあたり最高3t)
ワインの収量 70%
ぶどうの最低アルコール度 11、5%(当然、アルコール度に換算。。。)
5.醸造に関して
熟成
キャンティ・クラシコ なし(収穫翌年の10月1日から発売可)
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ 最低24ヶ月(うち3ヶ月以上ボトル熟成)
キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ 最低30ヶ月(うち3ヶ月以上ボトル熟成)
*これは知らなかった人にとっては意外だと思う。つまり、木樽での熟成の規定がない~
6.ワイン
ワインの最低アルコール度 キャンティ12%、リゼルヴァ12、5%、グラン・セレツィオーネ13%
最低酸度 4、5g/l
最低エストラクト キャンティ24g/l、リゼルヴァ25g/l、グラン・セレツィオーネ26g/l
7.ラベルとボトル
畑名入りは認められている
ボトルは、リゼルヴァ、グラン・セレツィーネでなければ、未だにフィアスコは認められている。。。
*なお、キャンティ・クラシコにはキャンティ・クラシコ協会というのがあって、生産地域内のほとんどのワイナリーが加盟しているが、していないワイナリーもある。その代表はペルゴレトルテで有名なモンテヴェルティネ。
規定は、面倒、退屈だと思うが、以前の規定がどうだったかを見ると何が変わったか、つまり昨今の傾向が見えてきて面白い。
そして、キャンティ・クラシコのような場合はキャンティと比較するのも。
かなり複雑 になるので、その辺りはまた。。。。
絵がカワイイ
バルバレスコの次のバローロを飛ばしてキャンティへ。
なんとな~く、これもまとめのメモにしてみました。
農林省の原文他からの抜粋。
キャンティ・クラシコの細かい規定は結構頻繁に変更あり。
DOC 1967年制定
DOCG 1984年制定
1996年、キャンティ・クラシコが独立
*それまでは、一つのDOCGの中にキャンティとキャンティ・クラシコが存在していた
2010年からはキャンティ・クラシコのテリトリー内でキャンティの生産禁止
*それまでは、テリトリー内で、キャンティ・クラシコと格下げしたキャンティが生産できた
2013年からキャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネが導入
*個人的に あちゃ~
1.名称
ーキャンティ・クラシコ Chianti Classico (ヴィンテージannata)
ーキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ Chianti Classico Riserva
ーキャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ Chianti Classico Gran Selezione
2.品種
サンジョヴェーゼ Sangiovese 80%ー100%
その他の品種 赤ぶどう、トスカーナ州で認可されているもの、20%まで
*今は白ぶどうは混ぜられない。。。。昔は混ぜていたのに。。。残念
3.生産地域
フィレンツェ、シエナ県の9つのコムーネ(全地域か一部)で生産
*コムーネの名前は調べればすぐ出ているので省略~
4.栽培の条件
丘陵地隊、ぶどう栽培に適している向き、標高700mまで、谷間はダメ
*土質の構成で、泥地、つまり泥argillaの割合が多いところはダメという規定もある
新しい畑はヘクタールあたり4400本以上
栽培は屋根式はダメ
一般的にはグイヨー、「トスカーナのアーチarchetto toscano」、コルドーネ・スペロナート
ヘクタールあたりのぶどうの収量 最高7、5t
1本あたりの収量 最高2kg
最低 3年の木(ただし、3年目の畑からは、ヘクタールあたり最高3t)
ワインの収量 70%
ぶどうの最低アルコール度 11、5%(当然、アルコール度に換算。。。)
5.醸造に関して
熟成
キャンティ・クラシコ なし(収穫翌年の10月1日から発売可)
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ 最低24ヶ月(うち3ヶ月以上ボトル熟成)
キャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ 最低30ヶ月(うち3ヶ月以上ボトル熟成)
*これは知らなかった人にとっては意外だと思う。つまり、木樽での熟成の規定がない~
6.ワイン
ワインの最低アルコール度 キャンティ12%、リゼルヴァ12、5%、グラン・セレツィオーネ13%
最低酸度 4、5g/l
最低エストラクト キャンティ24g/l、リゼルヴァ25g/l、グラン・セレツィオーネ26g/l
7.ラベルとボトル
畑名入りは認められている
ボトルは、リゼルヴァ、グラン・セレツィーネでなければ、未だにフィアスコは認められている。。。
*なお、キャンティ・クラシコにはキャンティ・クラシコ協会というのがあって、生産地域内のほとんどのワイナリーが加盟しているが、していないワイナリーもある。その代表はペルゴレトルテで有名なモンテヴェルティネ。
規定は、面倒、退屈だと思うが、以前の規定がどうだったかを見ると何が変わったか、つまり昨今の傾向が見えてきて面白い。
そして、キャンティ・クラシコのような場合はキャンティと比較するのも。
かなり複雑 になるので、その辺りはまた。。。。
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