(写真は奈良の広瀬神社で行われる、砂かけ祭。 )
記録だけ
2009年度 12冊目
『都市空間の怪異』
宮田 登 著
株 角川書店
角川選書 311
平成1311月30日
212ページ 1300円
『都市空間の怪異』を楽しむ。
いつもより角張った文章だと思っていたが、著者が亡くなられてから企画書やメモなどを元に、本書をまとめられたとのこと。
なるほど。
内容は面白かった。
辻占いは、現在の堺市が初めらしい。
安倍晴明が摂津の国と和泉の国の境の辻で占いを始めたのは最初とのこと。
それにしても 安倍晴明はあちこちに足跡を残して織るなぁと、感心する。
宮田登氏や本多勝一氏に度々出てくる『エンガチョ』と出てくる言葉は、私の時代或いは故郷では『ベンショ、ベンショウ。鍵 のんだ』だったな。
懐かしいな。
祟りという言葉は、タツから来ているそうだ。
感じに書くと、なるほど「立」に「示す」
日本人はこの祟りにはきわめて執着が深いそうだ。
祟りや執着といえば 私の場合はすぐに『鉄輪』を思い浮かべてしまうな(笑み)
世の男性諸君、女性を敵に回すのは、それ相応の覚悟を。
思いの外 怖いですぞ~、なんちゃって。(笑み)