ミセバヤ (ヒロテレフィウム) ベンケイソウ科
一年中戸外でほおっておいてごめんなさい。
多肉植物のミセバヤ が花を咲かせました。
和名
だれに見せばや
紅色の美しい花を、だれに見せようかしらん…
うふふ うふふ
一本は折れてしまっていて肉付きの状態も良く無いのですが、花は美しく咲き始めています。
中央 茎
霜にあたるこれからの季節、顔を赤らめます。
冬には葉が落ちて無くなリます。
ミセバヤ は、かわいらしい上に けなげなようです。
何も要求しないけれど…
花が終えあった頃、もう少しふかふかの水はけの良い土に植えかえてあげましょうっと…。
ミセバヤ [学名:Sedum sieboldii Sweet] 日本大百科全書(小学館)▼
ベンケイソウ科の多年草。
日本の原産で小豆島(しょうどしま)に自生もするが、普通は観賞用として鉢植えにして栽培されている。
茎は根茎から叢生(そうせい)し、成長すると垂下し、紅色を帯びる。
長さ約20センチメートルで、ほとんど分枝しない。
葉は多肉質、扇形で、3枚が輪生する。
縁(へり)に鈍い鋸歯(きょし)があり長さ約2センチメートルで、粉白を帯びた緑色である。
10~11月、茎頂に淡紅色の小花を球状に多数密集してつける。
花は萼片(がくへん)、花弁ともに5枚で、雄しべは10本。葉に黄色い斑(ふ)の入るものがある。
また、近縁のヒダカミセバヤは北海道に自生し、茎はやや直立し、葉は対生する。
栽培は容易で、腐葉土を入れた排水のよい土を用い、十分日に当てる。繁殖は株分けによるが、挿芽もできる。