137; 『伝える力』「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!
池上彰 著
PHPビジネス新書
2008年
205ページ ¥ 840
第1章「伝える力」を培う
1.「日銀」とは何か、説明できますか?
2.深く理解していないと、わかりやすく説明できない
3.教科書はわかりにくい
4.まずは「自分が知らないことを知る」
5.謙虚にならなければ、物事の本質は見えない
6.何を取り、何を捨てるか
7.プライドが高い人は成長しない
8.聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
9.「よい聞き手」になるために
10.V6井ノ腹さんとTOKIO国分さんの人気の秘密
11.自分のことばかり話さない
12.相手の「へぇー」を増やす
第2章 相手を惹きつける
13.(1)映画や関連記事に学ぶ“つかみ”方
14.(2)景気が回復したのは小泉内閣のおかげです?
15.(3)「元次期大統領のゴアです」
16.(4)10秒あれば、かなりのことを言える
17.(5)「型を崩す」のは型があってこそ
18.(6)言うべきか、言わざるべきか
19.(7)会議では一人一人の目を見ながら話す
第3章 円滑にコミュニケーションする
20.(1)「爆笑問題」の危機管理
21.(2)その言葉に“愛情”はあるか
22.(3)綾小路さんや毒蝮さんの毒舌が受け入れられるわけ
23.(4)「村上世彰発言」の問題点
24.(5)成功して好かれる人、成功して嫌われる人
25.(6)悪口は面と向かって言えるレベルで
26.(7)叱るのは「一対一」が大原則
27.(8)褒めるときは「みんなの前で」
28.(9)「聞く」ことで「伝わる」こともある
29.(10)理屈ではない感情もある
30.(11)謝ることは危機管理になる
31.(12)苦情を言うときのポイント
32.(13)「実りある苦情」にするために
33.(14)苦情電話の対応法
第4章 ビジネス文書を書く
34.(1)フォーマットを身につける
35.(2)優れた文章を書き写す
36.(3)現地調査では「素材」を探す
37.(4)演繹法か、帰納法か
38.(5)「緩やかな演繹法」
39.(6)「五感」を大事にする
40.(7)問題は「中身のない文章」
第5章 文章力をアップさせる
41.(1)「もう一人の自分」を育てる
42.(2)プリントアウトをして読み返す
43.(3)寝かせてから見直す
44.(4)音読する
45.(5)上司や先輩に読んでもらう
46.(6)人に話しながら、書く内容を整理する
47.(7)ブログを書く
48.(8)新聞のコラムを要約する
第6章 わかりやすく伝える
49.(1)氾濫する“カタカナ用語”
50.(2)カタカナ用語は社外の人には使わない
51.(3)「~性」「~的」はごまかしが利く
52.(4)漢語表現や四字熟語の使い方
53.(5)「難しいことも簡単に」書く、話す
54.(6)相手の立場になって伝える
55.(7)図解はあくまで手段
56.(8)矢印を使い分ける
57.(9)図に入れる文字は最小限に
第7章 この言葉・表現は使わない
58.(1)「そして」「それから」
59.(2)順接の「が」
60.(3)「ところで」「さて」
61.(4)「いずれにしても」
62.(5)メールの絵文字
第8章 上質のインプットをする
63.(1)アウトプットするには、インプットが必要
64.(2)小説を読む
65.(3)人間と語彙の幅を広げる
66.(4)落語に学ぶ
67.(5)スケジュール管理がビジネスを左右する
68.(6)スケジュールは公私ともに一冊で管理する
69.(7)年始に大まかな一年の予定を組む
70.(8)思い立ったらすぐにメモ
同じことを言っていても毒になる言い方とそうでない場合があると記されていた。
著者 池上彰さんは紳士的で慇懃無礼な程、丁寧な口調。
……
もっともだとうなづく部分多々あり。
使える部分多し。
本書は結構短時間で読み切れるが、尚時間に制限のある方は、目次だけでもよくわかる。
若いビジネスマンは参考部分が多く、読んでも損は無い。
今回は題名や目次のみの記録にて失礼申し上げます。