乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

<映画>『紅葉狩』1899年 九世市川團十郎 五世尾上菊五郎 二世尾上丑之助(六世菊五郎)

2014-02-04 | TVで 歌舞伎・能楽
  (キャンドバーン)



<映画>『紅葉狩』

 映画『紅葉狩』を見たよ。
 1899年当時の新歌舞伎だよ。
 1899年と言えば、明治32年。
 大谷図書館秘蔵なんだね。

 映画の始めにはいろいろと説明されていたよ。
 その中で興味深かった言葉

 映画は新歌舞伎ですが、歌舞伎の基本をふまえ云々(要約)

 そうだよそうだよ。
 ○○郎さんだって言ってたじゃない。
   歌舞伎が見たければ歌舞伎を見ればいい☆
 十○世○○郎さんだって言ってたじゃない!
   型が無ければ形無し☆

 この後、いっぱい書いていたんだけれど、
 なぜかしらん、消えちゃった(笑)

 映画『紅葉狩』はとても面白かったよ。
 十五歳(たぶん五代目菊五郎)の踊りが半端無く力強かったよ。
 十五歳だよ^^ 感動したよ☆
 
 今日は謡曲集を読んでたので、なんだかね、能楽が見たくなったよ。
 見たいな聴きたいな
 能楽の『紅葉狩』
 
     おわりん





 (衛生劇場より)
本編尺:12分
製作年:1899年
出演:九世市川團十郎 五世尾上菊五郎 二世尾上丑之助(六世菊五郎)

2月から5月は、大谷図書館秘蔵の貴重歌舞伎映画を特集でお届けする。なかでもこれは最古の歌舞伎のお宝映像である。伝説の名優の舞台姿をお見逃しなく。
撮影されたのは、今から百年以上前の明治32年(1899)。「劇聖」と謳われた名優九代目團十郎の更級姫に、五代目菊五郎の平維茂、六代目菊五郎(当時二代目丑之助)の山神という幻の映像。日本人により撮影された最初期の作品で、日本映画の幕開けを象徴する作品でもある。全部で約12分の短いフィルムだが、伝説の名優の資質がよく伝えられる一級品の貴重映像だ。撮影は、映画というものを紹介するために行われ、複数のプリントが作られ全国を巡演して上映されたと伝わる。
(1899年/明治32年・歌舞伎座裏)






 皆様
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『奥州安達原』中村吉右衛門 中村福助 市川染五郎 中村吉之丞 中村歌昇(現・又五郎) 市川段四郎

2014-02-04 | TVで 歌舞伎・能楽


   『奥州安達原』

 2006年歌舞伎座の『奥州安達原』を見たよ。
 2006年歌舞伎座の『奥州安達原』はテレビで何度か見ているよ。
 そして、毎回、涙が溢れ出るよ。

 吉之丞散が出ておられ、今回は特に感無量だったよ。
 この役者さんの言い回しは、すごいよすごいよ!

 福助さんの泣きながら歌う姿が目に焼くついて離れないよ。
 子役の表現が涙を一層そそるよ。

 雪が寒い。
 寒さが右とに表現された舞台だよ。
 この舞台は五列目以降、できれば七列目よりも後ろから見たいよ。
 …て、テレビだし(涙)

 本当の舞台が見たいよ。
 歌舞伎らしい歌舞伎が見たいよ。
 こんな舞台を見られた方は、一生忘れないだろうな。

 こんな舞台を関西にお願いします…なんちゃって、友人が申しておりました^^
 まぁ、家事をしながらテレビでお気楽に芝居を見ていては、語る資格は無いんですが…
 見た芝居なら同じ演目同じ役者でも席を変えて月の内何度かは通うんだけどなぁ~~~

 

本編尺:98分
製作年:2006年
出演:中村吉右衛門 中村福助 市川染五郎 中村吉之丞 中村歌昇(現・又五郎) 市川段四郎

一番悲しい雪景色のお芝居。
皇族環宮(たまきのみや)の傅(もり)役という重職を担う父のもとに生まれた袖萩(そではぎ)は、奥州の豪族安倍貞任(さだとう)と恋に落ち、家出をしていた。しかし夫と別れてからは、視力を失い瞽女(ごぜ)となって幼い娘を連れてさまよい暮らしていた。しかし父が仕える環宮が誘拐されたと聞き、父が責任をとって自害することを察した袖萩は、雪のなか父のもとを訪ねてくる。けれども父は不義の娘を許そうとはせず、しかも袖萩の夫が天皇に反抗する朝敵であることがわかり、さらに袖萩の立場は悪くなる。帰ることもできず、実家の庭先からなかへ入ることも許されない袖萩は、幼い娘と凍えるばかり。悲しんで気を失った袖萩に、幼い娘は自分の着物を脱いで着せかけるのだったが…。(2006年/平成18年1月・歌舞伎座)

(データーは衛生劇場)




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22: 『神饌 - 神様の食事から“食の原点”を見つめる』南里空海著 世界文化社

2014-02-04 | 読書全般(古典など以外の一般書)



   22: 『神饌 - 神様の食事から“食の原点”を見つめる』南里空海著 世界文化社 2011年


南里空海 著
世界文化社
2011年03月
240p



 以前から興味を持っていた神饌について書かれた本があった。
 南里空海著も『神饌 - 神様の食事から“食の原点”を見つめる』
 面白かったので、一気に読了。
 神社を知る上で、参考になった。

 実際に見た神饌のなかでは特に談山神社のそれが印象に残っている。
 『神饌』  4 喜吉祭神饌『飯御供』(いごく) /談山神社(たんざんじんじゃ)
 『神饌』  3  喜吉祭神饌「和稲御供」(ねぎしね) /談山神社
 『神饌』  2  喜吉祭神饌「百味の御食」  「果実盛御供」/ 談山神社
 『神饌』  1  「荒稲御供」(毛御供)/ 談山神社


 また、『談山神社の祭  嘉吉祭神撰(かきつさいしんせん)「百味の御食」』 吉川雅章 著を読んだのは2009年。

 
 本書『神饌 - 神様の食事から“食の原点”を見つめる』はいろいろな神社の神饌が記されている。
 
 おびただしい数の土器を手作りし、使用した後には全て割り捨てるとの事。
 土器を割って捨てる風習は度々読むが、今も厳格に行われている神社がある。
 
 奈良の率川神社ではささ百合を神饌にしているらしい。
 植物を神饌にするのは珍しいという。
 奈良の神社なので、いずれ行ってみたい。

 美保神社(出雲 東端)では神饌の一つとして、石榴荒籠が含まれる。
 こういった本や神事や風習に関する本を読んでいると、必ずと言っても過言でないくらいに イランの話が添えられる。
 本書によれば石榴はイランから中国に伝わり、我が国に入ってきたとの事。

 石榴はイランが原産地。
 子孫繁栄の吉祥文様で或る石榴は、イランの古い文様や中国の現地の文様で度々見る事ができる。

 本書『神饌 - 神様の食事から“食の原点”を見つめる』はわたくしにとって興味深い内容だった。
 書きたい事が山ほどあるが、この辺で記録はとめる事にする。

 
 
 写真は上賀茂神社




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
感謝と祈りの心で神様に供える“日本料理の原点”を各地十八社の神事で見つめ直す。知られざる神様の食事特別公開。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 伊勢の神宮の神饌(伊勢の神宮)
第2章 勅祭の神饌(石清水八幡宮ー石清水祭
    賀茂別雷神社(上賀茂神社)-賀茂祭 ほか)
第3章 春夏の祭りの神饌(和布刈神社ー和布刈行事/老杉神社ーエトエト祭 ほか)
第4章 秋の祭りの神饌(諏訪神社ー例大祭/談山神社ー嘉吉祭 ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
南里空海(ナンリクミ)
ジャーナリスト、編集者。新潟県生まれ。月刊誌『家庭画報』の編集者を経てフリーランスに。マザー・テレサ、アウン・サン・スー・チー、ミヒャエル・エンデ、オノ・ヨーコなどのインタビューやルポルタージュを数多く手がけ、雑誌を中心に活躍。また、沖縄をめぐる平和運動を探った『沖縄からはじまる』をはじめ、編集を担当した書籍も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)








上賀茂神社 神饌

コメント (2)
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観世流・宝生流 謡曲レコード 制作販売元(有)能楽名盤会  京都  (1景)

2014-02-04 | お出かけ


 

 
 観世流・宝生流 謡曲レコード 
  制作販売元 
 (有) 能楽名盤会

 

   能楽名盤会
   京都府京都市左京区田中 上柳町90



 出町柳の辺りをプラプらと歩くと、いつもこの看板が気にかかる。

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