京都観世会館かを出て左。四条河原町に向かってあゆむ。
途中、寺の多さに心撫でられる。
あゝ、懐かしきかな、京都。
紺や芝翫茶に身をまとったご婦人や殿方と行き交う。
私の思ふ京都は、今も健在だ。
大光寺
頂妙寺
見てくださいまして、ありがとうございます。
週三回、一ヶ月半予定のスポーツジムのプライベートレッスンを終えた。
何か知らんの予定が入ったり体調を崩したりで、結局十八回を終えるのに二ヶ月近くかかったことになる。
最初と最後の各測定を比較すると結果が顕著の現れている。
三ヶ月ぶりに血液検査をしても、とある数値が大きく改善されていた。
ここで一旦個人レッスンを終了しても良いのだが、今までの努力が泡となって消えるのは勿体無い。
これまでの十八回とは違った内容で、週二回合計八回(一ヶ月)の個人指導を受けることにした。
運動に本格的に取り組んだことの私にとっては、体が慣れるまでの間はプライベートレッスンも有意義かもしれない。
目に見えて健康体に向かおうとするおびただしい数の細胞という名の部下に拍手を送る。
ご訪問ありがとうございます。
見上げれば月も晴れ間もなかりけり 芒に添ふる恨芋名月 中秋雲隠鳴鳥
二十三日の夜の月は、鰯雲に身を包まれて神々しく輝いていた。
中秋の名月は雨雲に隠れ、星一つ出ていなかった。
間の悪い月だが、見上げる夜空のどんよりとしたくも。
この鉛色の向こうにはかぐや姫がおわしますかと思うと、芋名月もまた良しと感じる。
愚鳥小鳥何見て羽る 十五夜思うて見て羽る 狙芋鼠鳥輩
見ていただき、ありがとうございます。