乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

地域振興券

2020-12-01 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

 

 地域振興券

 

 コロナや時短の意味もあって、ほぼ、生協やネットスーパーやネットショッピングばかりでやり過ごしていたわたし。

 地域振興券を頂戴したので、久しぶりに買い物に行くと、スーパの品々は安い。

 安いとあって、店内はバカほど人で溢れかえっている。

 暴力的にカートで背中を押され、店内を逆流しようものなら、一騎打ちの始末で前に動けない。

 時すでに師走。ひらがな四十七文字の鐘ならず、店内の安売り案内鳴り響く。

 

 駆け足で必要な品だけをカゴに入れるが、レジに並ぶこと、20分。

 横にも近しい人、人、人。前に後ろにと、長蛇の列である。

 後ろに並んだご婦人は、我順番抜かさせんとばかりに30センチ程におし迫り来る。

 殴られるのを覚悟の上で、「もう少し、距離を保ちません?でしょうか?」と願い出る。

 ご婦人、何の事なのと、不信顔。足元のマークを見て漸く納得。

 密、密、密。なんのことやらの、地域振興券である。

 

 

 三みつもへったくれも無い振興券

 感染対策 考えんかい!   みつ芋 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-12-01 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

15

早稲田大学 古典籍総合データベース

十三丁裏 

さてりやうぢ

のしかたを

みるに、いや

はや、おそれ

入たるもの

まづ大がま

にせいろう

をかけて

ゆげのさかん

に上るこゝろへ

かヲを出し、

ずいぶんよく

むきせふけ

がとをりて

ちうもん

どをりのめん

がたをこし

つへをき、それ

/″\にかぶせ

風ふきへ 

 出して

さま申せ

  ます、

 

十四丁表

とうやら女護の

 志まで井戸を

のぞくこといふ

  ところも

  あるのう

 

十三丁裏 

   おりやう

     ぢも

   あれば

    あるもの

     じや

 

十三丁裏

     ちうもんに

     ちがハねやうにして

     下さりませ

 

十四丁表

     いたした

     めんかたを

     かふせら

       れ

     かせに

     ふかれ

      て

     ゐる

     わい

     な

 

 

めんかた

 面型

 

 

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)15 十三丁裏 十四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

2020-12-01 | 草双紙:洒落本、仮名草子、黄表紙、黒本、赤本、合巻 等

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

14

早稲田大学 古典籍総合データベース

十二丁裏 

先だつてしりのりやうぢをして

やりたる女中のひきにてする、御大名へ

めされ、おとしよりおくがらうたち

あひにて、ふうぞくハよけれども

きりやうのわるい

女中をしたゝる、出

し□いどのなを

りしあんばい

にてハさだめて

りやうぢの手

きハもありさう

なものを、竹斎

らうへみせけれ

バ、さつそくうけ

あいける、

 

十二丁裏

「わたしハなにはやに

 たかしまを

 まぜて

 下さり

 ませ

 

十二丁裏

「わたくしハ

 あこうがにびるに

 としやくの目

十三丁表 

 つきにいたし

 ましやう、

 

十三丁表

かくかろう

「いやはや、手

 まへ女わきで

 ハ名も赤ひ

 けものバかり

 名かゝるかと

 ちくさい 

 らうのおぼし

 めすところ

 もいかゞじやら

 いつれもいへの

 子のいかむ

 ともでご

 ざる、三はん

 目の取わけ

 できのよいが

 せつしやが

 めいでござる、

  名ハ、おさると

   申ます、 

 

十二丁裏

   「とてもきりやうをなを

    もらひ申ならめい/\に

    ちうもんしたがよい

    何もはぢかしいこと

    ハなひ

 

十二丁裏

    わたしらハ

    なにかし

    はり、いつそ  

    ごふくやへ、ういもの二

    いつたやうでき

    がさだまらぬ

    まも、じれつ

        てへ

 

十三丁表 

   「いつれ

      も

    ふう

    りう

    な

    御

    きりやう

      で

    ござる

 

 

おくがらう

 奥家老

 江戸時代、大名の家で奥向きの事柄を取り締まった家老。⇔表家老。

 

 奥家老〘名〙

 江戸時代、大名などの奥向きの事務いっさいを管理する要職。

 奥老(おくおとな)。

 ⇔表家老。

 ※俳諧・江戸十歌仙(1678)七「産湯になつる岩千代が声〈言水〉 奥家老亀井鶴岡松兵衛〈春澄〉」

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)1 表紙  寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)2 口上 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)3 一丁裏 二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)4 二丁裏 三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)5 三丁裏 四丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)6 四丁裏 五丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)7 五丁裏 六丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)8 六丁裏 七丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)9 七丁裏 八丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)10 八丁裏 九丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)11 九丁裏 十丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)12 十丁裏 十一丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

竹斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)13 十一丁裏 十二丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

斎老宝山吹色(ちくさいらう たからの やまぶきいろ)14 十二丁裏 十三丁表 寛政六年  築地善交作 北尾重政画

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画『屍人荘の殺人』 2019 121分 監督 木村ひさし 脚本 蒔田光治 中村倫也 神木隆之介 浜辺美波

2020-12-01 | 映画

 

 映画『屍人荘の殺人』

 

 映画『屍人荘の殺人』 をドラマ感覚で見た。

 中村倫也扮する明智の

「明智です、明智です。道を開けてください。」

などをはじめとしたほとば遊び、多し。

 中村倫也の個性が生かされていた。

 

 筋書きは、アハハ〜〜ン、であった。

 だが、2019年にゾンビ化させる細菌兵器を持ったオレンジ色の注射器を持つ複数名の輩が、パーティに侵入するうしろ姿と、現在のコロナとを重複して思い浮かべてしまう。

 空恐ろしく感じた。

 

 舞台はゾンビと殺人を絡み合わせ、最後は、ゾンビ化した明智が思った通りの展開で、幕。

 結局、細菌兵器には触れられず、潔く茶番劇を演じ終える。

 後には、中村倫也の細やかでコミカルな演技の表情や声色だけが印象に残った。

 

 こういった娯楽的映画もまた乙なものである。

 

 

 

  • 制作年/2019
  • 制作国/日本
  • 内容時間/121分
  • 監督
    木村ひさし
  • 脚本
    蒔田光治
  • 撮影
    葛西誉仁
  • 音楽
    Tangerin House

 

葉村譲 神木隆之介
剣崎比留子 浜辺美波
明智恭介 中村倫也
進藤歩 葉山奨之
重元充 矢本悠馬
静原美冬 山田杏奈
管野唯人 池田鉄洋
立浪波流也 古川雄輝
七宮兼光 柄本時生

 

 

 今回もネタバレなしの簡単な記録のみにて、失礼いたします。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする