乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『Arctic Apocalypse デイ・アフター・トゥモロー2020』2019 アメリカ 監督 ジョン・コンデリク 監督 エリック・ポール・エリクソン

2020-12-14 | 映画

写真は、イランの美術学校の入り口に出ていた絵。

 

 

 

 映画『Arctic Apocalypse デイ・アフター・トゥモロー2020』2019 アメリカ

 

 映画『Arctic Apocalypse デイ・アフター・トゥモロー2020』を見た。

 89分分の短い映画であったが、時間のたちのが長く感じる映画であった。

 まぁ、こんな映画もあってもいいかも^^;;

 

 今回も簡単な記録だけで、失礼いたします。

  

  • 原題/Arctic Apocalypse
  • 制作年/2019
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/89分
  • 監督
    ジョン・コンデリク
  • 監督
    エリック・ポール・エリクソン

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 7  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

2020-12-14 | 近松門左衛門

 

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 7  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

 

早稲田大学デジタルライブラリー

7

よにしつてゐるか。なぜつれ立て参らせぬと。ばつとのすれハふハと

のり。残多イあつはれけふハ、物の見事なことて。参りのくんじゆに、めをさまさ

せうと。此中から もがいたれと、びぜんやの松かぜめハ 先やくが有て。もらひ

もかしもならぬと、ぬかす。天わうじ屋の小きくめハ、野ざきへハ方がわるい。

どなたの御ことでも参ぬといひ切。それに聞て下され。小きくめが、けふ

会津の客にあげられ。早 天から川御座で参りおつた。いなか者にしま

けてハ此与兵衛がたゝぬ。小きくめが帰るを待て一出入と噺の内から

 

二人のつれ。うで押もんで、りきみかけ。鬼共組べきいきほひ也。その連

とふには落ず かたるに、落ると。利口そうにそれが信ゝのくハん音参りか。

けんくハののら参り。かハしやんすお山も、けいせいも。何やのたれと。

親御達かよふ、しつていとしぼや。そちへハ与兵衛めが間がなすきがない、ひた

つておる。異見して下されと、わしらめうと に折入て、くどき事。こちの七左衛門

殿もいやらぬ事ハ有まい。さだめしこな様の心にハ。所そ、あれ野、げに

ちやみせで、わかい女ごのだまで。入子鉢(はち)の様なめん/\の子とものせハ計

 

参りのくんじゆ

 参りの群衆

 

此中からもがいたれと、

 此中から、もがいたれど

 

 1 方向。方角。方位。「西の方」「駅の方へ歩く」「声のする方を見る」「九州の方に行く」  

 2 部門・分野を漠然と指す語。その方面。また、指し示すものをあいまいにするために使う語。

 3 二つ以上あるもののうちの一つをとりあげてさす語。

 4 どちらかといえばこちらだという部類。

 6 四角。また、正方形の一辺の長さ・距離を示す語。

 

しまけて

 しまける

 時雨が降る、時雨れる という意味です。

「しまけるまえにでかけよう」 (時雨れる前に出かけよう)

「はれやとおもったらしまけてる」 (晴れだと思ったら時雨が降っている) という風に使われます。

 

けんくハ

 喧嘩

 

かハしやんす

 買わしゃんす

 

わしらめうと

 私等夫婦 

 

入子鉢(いれこばち)〘名〙

 大小が順にはいるように組み合わせになった鉢の一組。

 普通七個から成る。七つ鉢。 ※俳諧・六百番誹諧発句合(1677)五一番

「八重霞よし野のそこや入子鉢〈如流〉」

 

 

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作

 近松門左衛門 1653-1724

 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門, [出版年不明]

 22cm

 竹本筑後掾正本
 共同刊行:山本九兵衛(大坂高麗橋)
 題簽の一部を欠く 虫損あり
 和装
 印記:文楽蔵,渡邉蔵書
 渡辺霞亭旧蔵

 早稲田大学デジタルライブラリー ヘ07 04334

 

『女殺油地獄』 1 上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門  早稲田大学所蔵と東洋文庫所蔵は、同じ。

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 2  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 3  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 4  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 5  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 6  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 7  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 6  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

2020-12-14 | 近松門左衛門

 

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 6  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

早稲田大学デジタルライブラリー

6

同しやうばいの色友達、刷毛の弥五郎、皆朱の善兵衛。のざき参り

の三人づれ、万事を夢とのみあげし。ねざめさけ 重 五升だる

坊主持して、北うづむ。小きく目が客とつれ立、よし/\と下向

するも、此筋と。のさばり返つてくる道の。ちやみせのうち

より申ゝ与兵衛様。夢ゝ/\と呼かけられ。ヤ、お吉様、子共衆つれ

ての参り。いや、こちの人も同道、二、三げんよるところもあり。追付、爰へみへる

 

はづ。おつれ衆も マァ 是へ。ひら/\としいれて、たばこ一ふくいたさう

かと。腰打くるもの、んこらし。何と与兵衛様。御はんしやうな参りでハない

かいの。よい衆の娘子達や、おいゑ様かだ。アレ/\ あそこへ きゝやうそめの腰がハり。

嶋じやの常しやじやハ、ひの/\。ソレ、/\/\そこへ嶋ちゞ身にのこの常。慥に

中のふうと見た、又、一位みずでハ有ぞ。いか様わかい お衆が、此よなおりに。

あんなみ事な者、引つれ、ぜいのやりたいハ、道理。こな様もつれ立たい者が

ある。こんな折に、新地の天王寺や、小きく殿か。新地の備前屋松風殿。なんと、

 

 

同しやうばい

 同商売

 

皆朱

 漆塗りの一種。全部朱色に塗ること、また、塗ったもの。

 

うづむ 【埋む】 他動詞マ行四段活用 活用{ま/み/む/む/め/め}

 ①うずめる。かぶせて覆う。

 出典あけ烏 俳諧 「不二(ふじ)一つうづみ残して若葉かな―蕪村」

 [訳] 初夏、頂に雪を残す富士山だけを残して、そのふもとのあたりはすっかり若葉がうずめ尽くしている。

 ②気持ちをめいらせる。

 出典壬二集  「心をうづむ夕暮れの雲」

 [訳] 心をめいらせる夕暮れの雲よ。 参考室町時代の用法として下二段活用もある。

 

御はんしやう

 御繁盛

 

きゝやうそめ

 桔梗染め

 

あんなみ事な

 あんな、見事な

 

こな様(こなさん)

 こなさん[代]二人称の人代名詞。「こなさま」のくだけた言い方。

 あんた。おまえさん。

 「―の孝行の道さへ立てば、わしも心は残らぬと」〈浄・宵庚申〉

 

新地の天王寺や、小きく殿か。

 新地の天王寺屋の、小菊殿か。

 

 

 

 

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作

 近松門左衛門 1653-1724

 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門, [出版年不明]

 22cm

 竹本筑後掾正本
 共同刊行:山本九兵衛(大坂高麗橋)
 題簽の一部を欠く 虫損あり
 和装
 印記:文楽蔵,渡邉蔵書
 渡辺霞亭旧蔵

 早稲田大学デジタルライブラリー ヘ07 04334

 

『女殺油地獄』 1 上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門  早稲田大学所蔵と東洋文庫所蔵は、同じ。

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 2  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 3  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 4  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 5  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 6  高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする