
(写真はイランのドライフルーツ。桑の実(右後)と杏(左)。ドライフルーツは種類も豊富で、レーズンや無花果。ナツメヤシなども一般的。
この写真の布もイラン(イスファハン)の工芸品の『ガラムカーリー』です。色がイランらしくってお気に入りの一品です。
桑の実=ほんのりとほろ苦く甘い。結構好み。
杏=甘酸っぱく、万人に好まれそう。
レーズン=細長いものや丸いもの、紅いものや黄色や、緑などさまざまな味が楽しめる。多少ゼリーのように醗酵気味のものもあり、とても美味い。パンやケーキに入れても美味いが、そのままでもデザートのような食感のものがある。
無花果=日本で考えるものよりも小粒で、しっかりと乾燥されており粒々感か心地よい。
ナツメヤシ=栄養豊富、とても甘い。)
記録だけ 2007年 45冊目
イランとジャポン シリーズ旅の本箱
モアゼニ・アリ モアゼニ純子 二つの故郷
著者 モアゼニ・アリ
モアゼニ純子
岩波書店
1996年3月22日
213ページ 2300円+税
今月やっとの四冊目は『イランとジャポン モアゼニ・アリ モアゼニ純子 二つの故郷』
イラン人の男性と結婚し、実際にイランに住んだモアゼニ純子。モアゼニ・アリとモアゼニ純子の両国(出身国)から見て感じた体験随想記。
知らないことが多く、楽しい一冊だった。
食事におけるハラム(禁忌)とハラル(食べてもよい食べ物)の話は興味を持てた。
イスラムでは全ての食事がハラムとハラルに分けることができるとのこと。
ハラム例
肉食動物類全般、
(草食動物だが)豚や猪、
(奇蹄類の)ロバ
鱗の無い魚やイカ
酒 など
ハラル例
らくだ、
牛、
羊、
鹿、
鳥類全般、
鳩や鯉(ハラルだが、イランの人々は食べずにかわいがる)
海老 など
他にも『ざくろの肉団子煮込み』の作り方など、使える料理情報も少しあった。
桑も実って、『小ぎつね?』の歌みたいに、生の実は赤い汁がでるのでしょうか・・・
少し気になってきました