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雲南省 麗江 白沙村
納西族(ナシ族)の歌い踊るおばあちゃんたち
麗江から北12km地点に白沙村がある。
この白沙村は明清時代は麗江の政治・文化の中心地であったことをガイドが教えてくれる。
私たちはまず白沙村で有名な『麗江壁画』を楽しむ。
『麗江壁画』とは木氏が納西族(ナシ族)、漢族、ぺー族、チベット族の画家に描かせた 大乗仏教、チベット仏教、道教などの宗教画の一つで、保存状態は至って良好。
大胆な筆使いと時空を超えたこなれた色彩が魅力的。
建物の外は写真を撮ることはできるが、壁画は不可。
観光客の私も、このままのきれいな保存を望む。
白沙村は麗江の豪族・木氏土司が住んでいた。
現代でも多くのきらびやかな建築物の一部が残されている。
この白沙村には村や家に囲いが無いとガイドが説明。
「木さんの木に囲いをつけると、困りますからねぇ。」
とガイドは笑って付け加える。
木さんの洒落たジョークとこだわりである。
麗江壁画と白沙村を堪能した後、我らは納西族家庭料理を楽しむ。
ここは白沙村から麗江に少しばかり移動したレストラン。
食後レストランの横を2分ほど進むと広場があり、納西族(ナシ族)の歌い踊るおばあちゃんたちに出会う。
おばあちゃんたちは納西族(ナシ族)特有の趣のある歌と踊りを披露してくれる。
歌の内容はわからないが、日本の『♪箪笥長持ち』に似た踊りで、歌は旋律が平坦。
物語のように皺の感じるよい声で歌う。
『これが納西族(ナシ族)のリズムの一つなんだな・・・』
と思うと、喜びもひとしお。
おばあちゃんたちの歌舞の前には台と籠が置かれている。
私は彼女たちの歌舞の中に入り、いっしょに足を上げ歌う。
リズムの取れない私の姿におばあちゃんたちが笑う。
つられて私も笑う。
休みを利用して旅に同行してくれた夫がシャッターを押してくれる。
籠の中には5元、10元、20元、50元の札が認められた。
私は心ばかりのお礼を籠の中に入れて、彼女たちの輪から外れた。
後で写真を見ると、純粋に笑っている私の姿。
楽しかった~~
納西族(ナシ族)のおばあちゃんたち、思い出をありがとう・・・
恥を忍んでおどりに参加はしたものの、一人リズムが合わず、頓珍漢でした・・・