乱鳥の書きなぐり

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映画『シャッター アイランド』4,7★/5 ディカプリオ

2024-09-14 | 映画

映画『シャッター アイランド』4,7★/5 ディカプリオ

 

 

 映画『シャッター アイランド』を見たのは三度目くらいだろうか?

 今回は、ラストの部分が気になった。

 

 善良な人間のまま死ぬのと、モンスターのまま生きるのでは、どちらが善良か?(要約)

 

 すべてを思い出した主人公であるテディは、翌朝、主治医にこう聞かれる。

「気分はどうだい?」

 すると主人公は、意図的に(だと考えている)、前日までのような妄想を超舌にこたえ始める。

 主治医は、少し離れた医師や看護師たちに、首を横に振る。

 

 看護師は脳の手術器具を手に持っている。

 

 主人公は祖千谷ちらりと目をやるが何事もなかったように、前日までに用に妄想をわざと(だと思う)語り、医師や看護師たちの間を無意識のように通り、灯台へと向かう。

 

 これは現実を思い出した主人公であるテディが、現実を受け入れられないほどの深い精神的苦しみを抱えてしまい思い出したための現実逃避、捨て身、あきらめ、楽になりたいという感情、妻に対する罪滅ぼしなど、色々なことが考えられる。

 もしかすれば、妻や子供たちの元に、少しでも近づきたかったということも考えられる。

 その根底には、

善良な人間のまま死ぬのと、モンスターのまま生きるのでは、どちらが善良か?(要約)

 ということもあったのかもしれない。

 

 今回見て私はこの映画に対しこのように感じた。

 私はこの映画が好きである。

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