先月今月と新しくなった歌舞伎座の演目と役者さんたちが
すごくってうらやましいのですが…
本日、歌舞伎美人が配信されました☆
新しい歌舞伎座九月の予定でございました。
あらら
よござんしたわね(^^)v
そういえば 五月
○座はむにゅむにゅもにょもにょ…でございまする。
…と友人が申しておりまする(*^.^*)
わたくしは七月松竹座の昼夜に行く予定です。
ですが、今のところ、
関西興行の九月と十二月(顔見世)の役者さんの情報がつかめないのでございます。
なので,途方にくれつつ、関西を探してみました(*^-^*)
八月
『三代猿之助四十八撰の内 新・水滸伝』
右近さんと笑三郎さんが出演だそうです^^
今年は歌舞伎に今だ一度も足を運んでおりません☆
なので、八月も見ておかねば…と、強迫観念にさいなまれております(…か?^^?)
今年度、
わたくし個人の歌舞伎観劇はどうなるのかな………
…と気をもみ、焦っております。
右近さんと笑三郎さんなら、お舞台☆が楽しめそうです☆
…と友人が申しておりました(*^.^*)
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大阪・新歌舞伎座
大阪・新歌舞伎座
二十一世紀歌舞伎組
三代猿之助四十八撰の内 新・水滸伝
平成25年8月5日(月)~27日(火)
昼の部
三代猿之助四十八撰の内 新・水滸伝(しん・すいこでん)
林冲 市川右 近
青華 市川笑 也
王英 市川猿 弥
姫虎 市川笑三郎
お夜叉 市川春 猿
公孫勝 市川寿 猿
彭き 市川弘太郎
晁蓋 笠原 章
あかん!忙しすぎる(*^-^*)
今日は夫がお休みで、お弁当は作らなかったけれど、
お昼作って,お掃除も今までかかって、
おまけに
夕方は来客で嬉しい限り…(^^)vですたい☆
四時からは歌舞伎(テレビ:にざさんの『荒川の佐吉』)を見たいけれど,
どうも無理なようなので、録画しますですたい。
古○書の講座が近日中にあります。
ですが、宿題ができて無いのですばい☆
『重宝記』(印影)などは読み続けていますので、落ちこぼれないとは思うのですが、
もう少し
本腰を入れて昔風の文字で遊ばねばと反省しておりまする(^^::)
四時からは歌舞伎(テレビ:にざさんの『荒川の佐吉』)を見たいけれど,
どうも時間に限りがあるようなですので、録画してきますですばい。
(写真はイランの塩湖 ウルミエ湖)
ニ劇団四演目
一
現代人情劇『情け川』…たぶん?^^:: (間違っているかも)
演目名をはっきり覚えてないとぼけたわたくしでございますが,筋書きはしっかりと覚えております。
なりきりで喜劇を演じられる役者さん、「頼みますから…、そういう役は僕たちが引き受けますから…」と懇願してさらに笑いにかえる役者さん。
決め台詞は流れる口調で、最後には人情劇として観客を感動させ、涙を呼びおこし、しめて下さいます。
現代劇を見たいと思っていたわたくしにとって、熱演迫力の印象に残るお舞台でございました。
花道や 義母(はは)の背中に むせび泣き
ニ
『浜の兄弟』
某劇団の『浜の兄弟』のラスト (…この劇団独自の演目かどうかは存じ上げません)
縄うたるる兄が(訳あって気がふれた)妹を抱き,涙するのでございますが…
わたくしの席から見ての話なのではございますが…
兄の袖の間から妹の片目三分の二だけが見えたのでございます。
深海の光線のように鋭い視線。それなのに、鋭い上にさまよった目つき…。
このような印象に残る芝居は三度通った仁左衛門丈の松竹座『夏祭浪花鏡』以来です。
片目は柳田國男がいろいろと記されていますが、この芝居でもそういった流れを感じとりました。
女優さんが上手かったのに加え,たまたま座った席も幸運でした。
大きな美しい目 光 輝く (って、だじゃれのつもりじゃなかったのに…)
この舞台は芸術です。
この方 役者名は M・ひかる さん だそうです。
お見事! 役者さんって,すごい☆
この劇団さんは女優さんたちがみなさん美人ぞろいで、それぞれ驚くばかりに上手い方ぞろい。
すごいなぁ~
三
『勘違い』
この芝居は面白かった!
アップテンポで 花組芝居に負けず劣らず。
満足した☆
お上手なお母様(?)らしき方と心地よく暴走される役者さんのギャップ。
火野正平のような口調、キモカッコ良さを見事に案じられておりました。
四
『梅川忠平 それは恋』
梅忠を見た。時間を間違えて一時間半前に劇場に到着したが、満席。劇場の方に聞くと、前列近くだけが開いていたので、とりあえず予約。
梅忠は人気の演目のようで、一時間前でも入れない方が多く、夜に来ると言って帰って行かれたお客さんの姿を多く見た。
ラスト 雪の場面は後部座席から見たいわたしだったが、無念残念。
全体を通して舞台は素晴らしかった☆
余韻が残り、暫く顔がこわばったまま、情けない顔で口上を迎えた。
この舞台では、封印は【切ってしもうた(切れてしもうた)】型ではなく,【封印切るぞ】型だった☆
『梅川忠平 それは恋』は近松作品『冥途の飛脚』、歌舞伎『恋飛脚大和往来』の筋書きや設定とは異なる。
某劇団独自のオリジナル作品として描き上げられた舞台で、原作とは膨らませる部分が違い、興味深かった。
帰宅後、『名作歌舞伎全集 第一巻』『近松全集 第七巻』『近松浄瑠璃集 上』(日本古典文学大系 49)『歌舞伎名作事典』を取り出し、梅忠関係の項を読み始める。
内三冊のこの話は以前にも読んでいるが、『近松全集 第七巻』は未読。影印で読むのは手強そうだし,全集の上,時々下(文字の違い)で読もうか
…なぁんて安直なことを考えている。
ニ劇団四演目
一
現代人情劇『情け川』…たぶん?^^:: (間違っているかも)
演目名をはっきり覚えてないとぼけたわたくしでございますが,筋書きはしっかりと覚えております。
なりきりで喜劇を演じられる役者さん、「頼みますから…、そういう役は僕たちが引き受けますから…」と懇願してさらに笑いにかえる役者さん。
決め台詞は流れる口調で、最後には人情劇として観客を感動させ、涙を呼びおこし、しめて下さいます。
現代劇を見たいと思っていたわたくしにとって、熱演迫力の印象に残るお舞台でございました。
花道や 義母(はは)の背中に むせび泣き
ニ
『浜の兄弟』
某劇団の『浜の兄弟』のラスト (…この劇団独自の演目かどうかは存じ上げません)
縄うたるる兄が(訳あって気がふれた)妹を抱き,涙するのでございますが…
わたくしの席から見ての話なのではございますが…
兄の袖の間から妹の片目三分の二だけが見えたのでございます。
深海の光線のように鋭い視線。それなのに、鋭い上にさまよった目つき…。
このような印象に残る芝居は三度通った仁左衛門丈の松竹座『夏祭浪花鏡』以来です。
片目は柳田國男がいろいろと記されていますが、この芝居でもそういった流れを感じとりました。
女優さんが上手かったのに加え,たまたま座った席も幸運でした。
大きな美しい目 光 輝く (って、だじゃれのつもりじゃなかったのに…)
この舞台は芸術です。
この方 役者名は M・ひかる さん だそうです。
お見事! 役者さんって,すごい☆
この劇団さんは女優さんたちがみなさん美人ぞろいで、それぞれ驚くばかりに上手い方ぞろい。
すごいなぁ~
三
『勘違い』
この芝居は面白かった!
アップテンポで 花組芝居に負けず劣らず。
満足した☆
お上手なお母様(?)らしき方と心地よく暴走される役者さんのギャップ。
火野正平のような口調、キモカッコ良さを見事に案じられておりました。
四
『梅川忠平 それは恋』
梅忠を見た。時間を間違えて一時間半前に劇場に到着したが、満席。劇場の方に聞くと、前列近くだけが開いていたので、とりあえず予約。
梅忠は人気の演目のようで、一時間前でも入れない方が多く、夜に来ると言って帰って行かれたお客さんの姿を多く見た。
ラスト 雪の場面は後部座席から見たいわたしだったが、無念残念。
全体を通して舞台は素晴らしかった☆
余韻が残り、暫く顔がこわばったまま、情けない顔で口上を迎えた。
この舞台では、封印は【切ってしもうた(切れてしもうた)】型ではなく,【封印切るぞ】型だった☆
『梅川忠平 それは恋』は近松作品『冥途の飛脚』、歌舞伎『恋飛脚大和往来』の筋書きや設定とは異なる。
某劇団独自のオリジナル作品として描き上げられた舞台で、原作とは膨らませる部分が違い、興味深かった。
帰宅後、『名作歌舞伎全集 第一巻』『近松全集 第七巻』『近松浄瑠璃集 上』(日本古典文学大系 49)『歌舞伎名作事典』を取り出し、梅忠関係の項を読み始める。
内三冊のこの話は以前にも読んでいるが、『近松全集 第七巻』は未読。影印で読むのは手強そうだし,全集の上,時々下(文字の違い)で読もうか
…なぁんて安直なことを考えている。
『天保遊侠録』橋之助 勘太郎 彌十郎 宗生 亀蔵 萬次郎 扇雀『小栗判官』『雛助狂乱・五條橋』
『天保遊侠録』
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出演:中村橋之助 中村勘太郎(現・勘九郎) 坂東彌十郎 中村宗生 片岡亀蔵 市村萬次郎 中村扇雀
2009年
78分
カラー
勝麟太郎(のちの勝海舟)の少年時代のエピソードとして書かれた一幕で幕末の世相が活き活きと描かれる。
真山青果作。
橋之助の勝小吉、勘太郎(現・勘九郎)の庄之助、宗生の麟太郎、扇雀の八重次で。 若い頃から放蕩三昧で無役の勝小吉は、向島の料理茶屋に大久保上野介を招き、役を斡旋してもらう為の御振舞いの宴を催す。それというのも秀才の息子・麟太郎を立派に育て上げる為に思い立ってのこと。上野介お気に入りの芸者・八重次を呼び、宴が始まるが、上野介らのあまりに横暴な振る舞いに小吉は堪り兼ね、ついに宴はご破算となってしまう…。(2009年/平成21年8月・歌舞伎座)
新歌舞伎とは?明治中期から昭和初期までに書かれた作品を一般的に指す。近代的な思想や人間像を歌舞伎の手法で表現しているのが特徴。
またまたテレビで『天保遊侠録』を見る。
真山ものだが、どこかしっくりと来るこの演目。
筋書きも良いが、役者も良い☆
やはり役者は、間声演技気品が重要だと感じるが、気量よしにこしたことは無い☆
__________________________
『通し狂言 當世流小栗判官』(テレビ:前編、後編)
出演:市川亀治郎(現・猿之助) 市川笑也 市川右近 市川猿弥 市川笑三郎 市川春猿 市川寿猿 坂東薪車 坂東竹三郎 中村獅童 片岡愛之助
2011年
124分
カラー
「三代猿之助四十八撰」の一つで数々の仕掛けを巧みに織り込んだ復活古典狂言。序幕は横山家の御家騒動を背景に小栗判官が馬術の腕を披露する。二幕目は漁師の浪七が照手姫の危難を救う場面。三幕目は判官、照手姫、お駒の三角関係から天馬に乗っての宙乗りが見せ場で、大詰は主要登場人物が顔を揃えての大団円となる。 伯父三代目猿之助が当たり役としてきた判官・浪七・お駒の三役に亀治郎(現・猿之助)が初挑戦した話題の舞台をお届け。(2011年/平成23年10月・新橋演舞場)
時代物とは?武士や公家社会をドラマにした作品。江戸幕府はその時代の事件の劇化を禁じたので江戸時代より前の時代を背景としている。
何となく、またまたテレビで『通し狂言 當世流小栗判官』を見た。
いや,何となくではない☆
【小栗判官】に興味が著証あり,読みもの複数種類で読みたいと思っているため☆
竹三郎さん^^v
他、薪車さん、愛之助さん、右近さん、笑三郎さんはたいへん良かった☆
この方達が演じると,リズムが歌舞伎に戻る。
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『雛助狂乱・五條橋』
出演:尾上菊五郎 中村富十郎 中村鷹之資
2006年
29分
カラー
『雛助狂乱』 上方の花形役者・二世嵐雛助が初演して評判となった作品で、歌舞伎座では初めて上演された。菊五郎扮する秋田城之助が、悪人を見顕すために偽の狂乱になるという設定。扇を持って舞ううち打って掛る捕手たちを打ちまかす立ち廻りが眼目。 『五條橋』 京の五條の橋近く。近ごろ京でうわさの武芸に秀でた美少年が、武蔵坊弁慶の前に現れる。猛者の弁慶を見事にしとめたこの美少年の名は牛若丸。以後二人は固い主従の絆で結ばれる。富十郎が子息鷹之資を相手に名場面を舞で見せる。(2006年/平成18年11月・歌舞伎座) 【歌舞伎トリビア】所作事とは?三味線音楽を伴奏とした歌舞伎の舞踊や舞踊劇のこと。
この『雛助狂乱・五條橋』もテレビで何度も何度も見ているもの。
テレビですが…ネ(笑)
__________________________
余談
芝居好きとはいえ無いくらいに歌舞伎からは離れているが、実際、歌舞伎役者よりも上手い役者が 他のジャンルでいらっしゃることはこの年まで知らなかった☆
関西公演でも もう少し本腰入れてもらわないと、せめて形くらいは決めてもらわないと、南座や松竹座に足が向かないなぁ~☆
もちろん,七月松竹座は昼夜何度か通わせて頂くかも~~なのでございますけれども…ね(*^-^*)
今年に入って読書記録をスルヌはしているのですが、例年に比べて読み込みが遅い。
そうなんです。
何を隠そう、この乱鳥、今も読書スランプから抜け出してないのです。
こんなに長いのは初めてです。
今年の読書記録に限っては、まとめて五冊の本を書いて一冊分としたり、長い読み物だと部分的にカウントして記録するといった場合もある。(これでは本年度は冊数や作品数が数字ではわからないなぁ…)
今読んでいるのは 『平安 春暁斉画図 浪華 松川半山補画 小笠原諸禮重宝記』を読んでいて、コピーを取らせて頂きました70枚中の22枚の資料を書き込みながら読んでいます。
1ページは開きで、重宝記にページ文です。なので44ページ、礼法の話を読み進めていることになります。
宝記資料集成
医方・薬方.
長友千代治編. 臨川書店, 2006-2007 (重宝記資料集成:第23-27巻).
参考資料 031.3-チヨウ
往来物.
長友千代治編. 臨川書店, 2005-2005 (重宝記資料集成:第6-9巻).
参考資料 031.3-チヨウ
教養・教習.
長友千代治編. 臨川書店, 2006 (重宝記資料集成:第10-11巻).
参考資料 031.3-チヨウ
算法・経世.
長友千代治編. 臨川書店, 2006-2008 (重宝記資料集成:第20-22巻).
参考資料 031.3-チヨウ
商業・地誌.
長友千代治編. 臨川書店, 2007 (重宝記資料集成:第31-32巻).
参考資料 031.3-チヨウ
俗信・年暦.
長友千代治編. 臨川書店, 2006-2008 (重宝記資料集成:第16-19巻).
参考資料 031.3-チヨウ
重宝記資料集成.
長友千代治編. 臨川書店, 2004-2009.
参考資料 031.3-チヨウ
日用事典.
長友千代治編. 臨川書店, 2004-2006 (重宝記資料集成:第1-5巻).
参考資料 031.3-チヨウ
農業・工業.
長友千代治編. 臨川書店, 2007 (重宝記資料集成:第28-30巻).
参考資料 031.3-チヨウ
明治以降.
長友千代治編. 臨川書店, 2005-2007 (重宝記資料集成:第39-45巻).
参考資料 031.3-チヨウ
文字尽.
長友千代治編. 臨川書店, 2004-2005 (重宝記資料集成:第12-13巻).
参考資料 031.3-チヨウ
遊芸・遊里.
長友千代治編. 臨川書店, 2007-2008 (重宝記資料集成:第36-38巻).
参考資料 031.3-チヨウ
料理・食物.
長友千代治編. 臨川書店, 2004-2005 (重宝記資料集成:第33-35巻).
参考資料 031.3-チヨウ
礼法・服飾.
長友千代治編. 臨川書店, 2005 (重宝記資料集成:第14-15巻).
参考資料 031.3-チヨウ
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『平安 春暁斉画図 浪華 松川半山補画 小笠原諸禮重宝記』ばかリでは、目的を果たすことができません。
『小笠原諸禮重宝記』に加え,授業をうける為に必ず読んでおきたい書物をピックアップしておきたい。
『方丈記』『源氏物語「桐壺」』『二種類の古文書の少し眺めの半年分の資料 (一年分)』『犬鷹大切物語 生類哀れみの命下る』
また授業以外で読みたいもの
『仮名草子』『絵巻物』『内田百﨤』諸々の図録など ことのほかいっぱいあるが,少しずつ読み進めていきたい☆
29:『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』 (甦る絵巻・絵本) 影印
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『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』
甦る絵巻・絵本 [大型本]
石黒吉次郎・志村有弘 解説
チェスター・ビーティー・ライブラリィ 監訳
勉誠出版
2006/10
179ページ 定価 18,900円 (本体18,000円)
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目次
大江山絵巻
書誌・凡例
上巻
中巻
下巻
現代語訳・解説
現代語訳 大江山物語/石黒吉次郎
解題/石黒吉次郎
『大江山絵巻』の物語世界/志村有弘
The Tale of Oeyama
Commentary
The World of the Oeyama Picture Scrolls
勉誠出版データーベースより ▼
源頼光ら四天王が酒呑童子を退治する一部始終を描いた『大江山物語』を極彩色の奈良絵とともに綴った在外貴重絵巻をフルカラーで影印。
物語理解を助ける釈文・現代語訳・解説を収載。また、CLB監修による英訳を附した。
去年の七月に読んだ『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』を今回は詞書十段まで読了。
一旦返却せねばならないので、その後もう一度お借りするか或は自宅でコピーさせて頂くかわ思案中。
以前に読んだ絵巻物だが、今後は十一段からの続きを読みたい。
上巻 詞書一
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清明七日七夜おこなひて………大江山………頼光を召されたり………。
上巻 詞書三
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頼光勅を受けて………八幡の宮に参り,三日三夜籠り………。
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先々週の金曜日に『俵藤太物語絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』 (甦る絵巻・絵本) 影印と『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』をお借りし、ほぼ脇目も振らずに読み続け、本日ようやく読了。
とても面白かった。
『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』の詞書は『俵藤太物語絵巻』に比べて感じが多く,時も小さく、初心者のわたくしには読みづらい。
まずは巻末の現代語訳と解説を丹念に読み,それから 影印を読み,わからない漢字は影印下の説明を見つつ、ゆっくりと読み進むことにした。
絵はチェスター・ビーティー・ライブラリィで修正されているらしいが、もともとはっきりとした色合いだという。
デッサン力に長け、怖い話しなのに鬼の表情などコミカルだ。
頼光らが勅を受けている時、中には
「難儀なことをいうなぁ」
という表情が見られたり、毒手を次いでいる最中に支度ができた者は旅支度を終え行く先を指さして見つめていたり…
酒呑童子が毒手で横になり女達十人に体をさすらせている時,一人の女だけは鬼の指先に自分の指を触れ重ねてみたり…それを見て笑う女がいたり…。
とにかく表情が豊
それを助長するのが、「人差し指」この絵巻物では,何かを指さして,視線をそちらに向けるといった手法が多用されている。
『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』は物語性が細やかに仕立てられた絵巻のように感じる。
また 『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』を見て読んでいると,音が聞こえてくる。
それは法螺貝であったり船の上の男が吹く笛の音であったり…
波のせせらぎや滝や梢や鳥…こんなに景色の音が出てくる絵巻物はわたしは初めて見たが,不思議なことに酒呑童子が出てきてからは意図的にかえられた絵の描き方の違いで、音はぴったりと止まる。
鬼が出てくると音に変わり、酒や血の生臭さや鬼どもの体臭まで匂って来るから不思議。
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見方もわからずわたしなりに楽しんでいるのだが、絵巻物はおもしろいなぁ~とつくづく思う。
大江山も興味深いので次は絵巻ではないが九州大学所蔵一般公開の『しゅてんどうじ』でも読もうかな…。
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大江山絵巻
書誌・凡例
上巻
中巻
下巻
現代語訳・解説
現代語訳 大江山物語/石黒吉次郎
解題/石黒吉次郎
『大江山絵巻』の物語世界/志村有弘
The Tale of Oeyama
Commentary
The World of the Oeyama Picture Scrolls
勉誠出版データーベースより ▼
源頼光ら四天王が酒呑童子を退治する一部始終を描いた『大江山物語』を極彩色の奈良絵とともに綴った在外貴重絵巻をフルカラーで影印。
物語理解を助ける釈文・現代語訳・解説を収載。また、CLB監修による英訳を附した。
去年の七月に読んだ『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』を今回は詞書十段まで読了。
一旦返却せねばならないので、その後もう一度お借りするか或は自宅でコピーさせて頂くかわ思案中。
以前に読んだ絵巻物だが、今後は十一段からの続きを読みたい。
上巻 詞書一
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清明七日七夜おこなひて………大江山………頼光を召されたり………。
上巻 詞書三
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頼光勅を受けて………八幡の宮に参り,三日三夜籠り………。
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先々週の金曜日に『俵藤太物語絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』 (甦る絵巻・絵本) 影印と『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』をお借りし、ほぼ脇目も振らずに読み続け、本日ようやく読了。
とても面白かった。
『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』の詞書は『俵藤太物語絵巻』に比べて感じが多く,時も小さく、初心者のわたくしには読みづらい。
まずは巻末の現代語訳と解説を丹念に読み,それから 影印を読み,わからない漢字は影印下の説明を見つつ、ゆっくりと読み進むことにした。
絵はチェスター・ビーティー・ライブラリィで修正されているらしいが、もともとはっきりとした色合いだという。
デッサン力に長け、怖い話しなのに鬼の表情などコミカルだ。
頼光らが勅を受けている時、中には
「難儀なことをいうなぁ」
という表情が見られたり、毒手を次いでいる最中に支度ができた者は旅支度を終え行く先を指さして見つめていたり…
酒呑童子が毒手で横になり女達十人に体をさすらせている時,一人の女だけは鬼の指先に自分の指を触れ重ねてみたり…それを見て笑う女がいたり…。
とにかく表情が豊
それを助長するのが、「人差し指」この絵巻物では,何かを指さして,視線をそちらに向けるといった手法が多用されている。
『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』は物語性が細やかに仕立てられた絵巻のように感じる。
また 『大江山絵巻―チェスター・ビーティー・ライブラリィ所蔵』を見て読んでいると,音が聞こえてくる。
それは法螺貝であったり船の上の男が吹く笛の音であったり…
波のせせらぎや滝や梢や鳥…こんなに景色の音が出てくる絵巻物はわたしは初めて見たが,不思議なことに酒呑童子が出てきてからは意図的にかえられた絵の描き方の違いで、音はぴったりと止まる。
鬼が出てくると音に変わり、酒や血の生臭さや鬼どもの体臭まで匂って来るから不思議。
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見方もわからずわたしなりに楽しんでいるのだが、絵巻物はおもしろいなぁ~とつくづく思う。
大江山も興味深いので次は絵巻ではないが九州大学所蔵一般公開の『しゅてんどうじ』でも読もうかな…。
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2013年度 萬葉植物園 子供の日萬葉雅楽会 管弦・枚部演奏 3 (3景)
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子供の日萬葉雅楽会 管弦・舞楽演奏目録
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続きです(*^-^*)
萬葉植物園 子供の日萬葉雅楽会 管弦・舞楽演奏を楽しませて頂きました。
写真の曲名は「長慶子」です。
ちょうげし【長慶子】 とは (世界大百科事典 第2版より引用)
雅楽,管絃の曲名。唐楽にふくまれ太食(たいしき)調。舞はなく,管絃のみで演奏される。現在でも演奏会の最終曲として必ず奏されるし,儀式のときの参会者の退場音楽としても演奏する。平安時代中期に,琵琶,箏,笛,篳篥(ひちりき)などの名手として活躍した源博雅(みなもとのひろまさ)(博雅三位)が作曲したとも改作したとも伝える。立楽(たちがく)や管絃のときは管絃吹で,舞楽の退出音声のときは舞楽吹で吹かれる。
2013年5月5日 春日大社 萬葉植物園(万葉植物園)
2013年度 萬葉植物園 子供の日萬葉雅楽会 管弦・枚部演奏 2 (9景)
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子供の日萬葉雅楽会 管弦・舞楽演奏目録
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続きです(*^-^*)
萬葉植物園 子供の日萬葉雅楽会 管弦・舞楽演奏を楽しませて頂きました。
写真の曲名は「貴徳」です。
右方の舞の2
日本の舞より引用
貴徳(きとく)は一人舞です。
渤海地方(現在のシベリア地方)から伝えられた右方の曲で、その昔、漢の帝王に降伏して帰徳候と名乗った王将が匈奴にいた。
この王はすこぶる勇将であり、その勇姿を模したものという。
眼光鋭く鼻高き勇猛な面
番子を従えて、するどく鉾を打ちすえる舞振りは、よく勇将の面影をしのばせる。
番舞(つがいまい)である左方の「散手」(さんじゅ)とともに、気品の高い王舞とされている。
曲
小乱声、高麗乱声(こまらんじょう)、小音取と続き、高麗壱越調の「貴徳破」で舞われる。
つづく
2013年5月5日 春日大社 萬葉植物園(万葉植物園)
2013年度 萬葉植物園 子供の日萬葉雅楽会 管弦・枚部演奏 1 (8景)
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子供の日萬葉雅楽会 管弦・舞楽演奏目録
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今年も萬葉植物園 子供の日萬葉雅楽会 管弦・舞楽演奏を楽しませて頂きました。
到着が今までより遅く、「陵王」を見逃してしまいました(悲)
春日大社縁の藤咲くこの季節に雅楽会を拝見させて頂き、のんびりとした時間を過ごすことができました。
関係者のみなさま、ありがとうございます。感謝申し上げます。
子供の日、奈良公園周辺が混雑します。
来年行かれるご予定の方は、交通渋滞を考慮しお出かけ下さいませ。
つづく
2013年5月5日 春日大社 萬葉植物園(万葉植物園)
2013年 萬葉植物園 藤
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山藤
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八重黒龍
今年も春日大社の万葉植物園に行き、藤や舞楽を見てまいりました。
夫婦水入らず…ではなく、今年は三人。
息子も一緒に行くことができました(*^-^*)
卒業して社宅で暮らし何年かたったわが子。成長を感じる子の姿は、青葉のように眩しく感じました。
二十歳も半ばになり本来ならば親と一緒に出かけるなんて【ウザイ^^】でしょうに、こんな風に喜ばせてくれて、娘も息子も親孝行だなぁ~と感じる今日この頃です。
わたくしも、えらく年をとったものですね^^
話は藤に戻りますが…
藤の写真は二枚しか写していません。m__m
萬葉植物園 藤 のようすは、昨年の記録でお許し下さいませ^^
奈良 万葉植物園でみた 藤のはな (総集編) (20景)
八重黒龍と、黒龍 (2+1景)万葉植物園にて
2013年5月5日 奈良春日大社 萬葉植物園(万葉植物園)
『花の影』
監督・脚本:チェン・カイコー
出演:レスリー・チャン コン・リー リン・チェンホア
1996年
127分
カラー
製作期間3年、「さらば、わが愛」の2倍以上の製作費を費やし、上海郊外に1920年代の華やかな上海を巨大セットで再現。96年カンヌ国際映画祭正式出品作品。 1911年、辛亥革命の中国。緑濃い水の都・蘇州の富豪パン家には阿片が煙り、当主の愛娘ルーイーも阿片に酔いしれていた。この家に両親を亡くし若旦那に嫁いだ姉を頼ってきた聡明な少年チョン・リァンがやって来た。だが彼は阿片中毒の若旦那に虐待され、屋敷を飛び出す・・・。時は過ぎ、20年代の魔都・上海。粋なスーツに身を包んだ美青年が颯爽とダンスホールを駆け抜ける。人妻と逢引きしては脅迫する名うてのシゴロ、シャオシェこそ大人になったチョン・リァンだった。上海マフィアの一員となり屈折した心を抱える彼にある日ボスから命令が下る。パン家の当主の死で財産相続人となった若旦那の妹ルーイーを誘惑することだった。
5月11日
夫とふたりで『花の影』を見る。
わたくしの中で、以前見た時と今回ではずいぶん話の捉え方が変わっている。
筋書きは結構練られていると感じる
レスリー・チャン コン・リー リン・チェンホアの子どもの頃を写した写真がはじめと終わりに出てくる。
立ち位地まで決められている。
リン・チェンホアが一番手前で目力が強い。続いてすぐ右に、コン・リー リン
少し離れて右後ろに レスリー・チャン
このことの中国の時代的背景と、彼らの人生そのものがこの写真一枚に集約されている。
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「妻は、くノ一」主題歌、新曲「アルタイルの涙」 主演:市川染五郎
5月10日
娘と二人で、YAMAZAKI MASAYOSHI 『山崎まさよし TOUR 2012-3013 SEED FOLKS 』追加公演に行ってきました。
会場は四月に新しくなったフェスティバルホールです。
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バラードなどは思いを込めて歌われる山崎まさよしさん。
静かに聞き入る曲とアップテンポの曲のめりはりがあり、バランスが良い感じ^^
まさよし、熱唱☆
途中休憩を入れて、重厚な三時間を楽しませて頂きました。
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良い曲でした。おそらく録画できているであろう「妻は、くノ一」第六話は、近日中に拝見させて頂く予定です。
筋書きも主題歌も役者さんも楽しみです。
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カテコの三曲目の「おうちへ帰ろう」のあと、
フェスティバルホールのアナウンス「本日は誠にありがとうございました、是をもって本日の講演は終了…」
ファン倶楽部に十年十五年と属されているたいそうなファンの方々はアナウンスの後も席を離れられず、拍手拍手拍手☆
会場中が拍手の渦です。
数分して、Tシャツを着替えられた山崎まさよしさんは照れくさそうな表情で、ご挨拶に出てこられました☆
きゃぁ!
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前回のコンサートの記録 ▼
YAMAZAKI MASAYOSHI 『山崎まさよし TOUR 2012-3013 SEED FOLKS 』なら100年会館(6景)
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2013年4月に新しくなったフェスティバルホールにいってきました(*^-^*)
フェスティバルホールは何度と無く通い、色々なアーティストをみたホールです☆
カーブの緩いなが~いエスカレーターが特徴的でした。
声や楽器共に音の反響もいい感じで、会場全体は明るい雰囲気になっていました。
近くには 英国風パブ HUBも有り、美味しいビールを楽しむこともできます^^V
大阪・中之島で昭和33(1958)年の開館以来、親しまれてきたフェスティバルホールが、この4月、装いも新たにオープンする。新ホールは、昨年11月に開業した37階建ての高層ビル、中之島フェスティバルタワーの2階から7階に位置し、2700の客席数はそのままに、より快適な空間に生まれ変わった。 (フェスティバルホールHPより引用)
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毎年この季節にあじさいを購入しています。
今年は剛力彩芽さんのようなかわいらしいあじさいを選んでみました^^
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黄色のミニ薔薇に 黄色×黄緑をあしらってみました。
こちらはコン・リーさん^^
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五人囃子が喜んでいますことでしょう…
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こちらは娘のお部屋に
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…この花は、深田恭子さんみたい(*^-^*)
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足もとに花を…
イランの古いタイルの上に、庭のコデマリでございます^^
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そして、こ部屋にもコデマリ
中国の青磁の花瓶にさしています。
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コデマリ続きです。横には株を広げたギボウシ。
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さて、シャガの花はどこでしょう?
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絵は カンデンスキー
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シャガ続きで^^V
毎年咲いてくれるシャガです☆
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今年もシランが蕾を付け、咲き始めました。
白花のシランも健在です(^.^)
…って、写ってないし
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