昨日、今年になって初めてカワセミの顔を見に行ってきました。
昨年から、この池ではカワセミがあまりに不調なので、毎日少なくとも5~6台の三脚を並べていた常連さん達は、1kmほど離れた川の方に定位置を変えているようです。
でも、この池にはカワセミ以外にも撮影対象は多いので、野鳥狙いならそれだけでも退屈はしません。
カワセミの飛びものがあまり期待出来ないので、EOS7Dはお留守番。
最近活躍してくれているE-M5+100-300mmに、万が一を考えて三脚はSLIK SC303 CARBON EXにGITZO 2720QR バードウォチング用雲台を乗せて、飛びものにも対処できるように準備しました。
これで総重量は3kgを切っていますので、動き回るには負担になりません。
と言うわけで、9時前に到着。
予想通り、池にはカメラマンは一人もおらず、寂しい話ですが私だけ。
とりあえず池を一周して様子を見ていたところカワセミの鳴き声が…。
急ぎいつもの定位置に行ったところ、留まっているじゃありませんか、実の無くなったピラカンサの枝に。
しかし、急いでカメラをセットしている最中に…飛んじゃいました~、それもホバリングからダイビングという理想的なパターンで…。
こんなの、しばらくここでは見てなかったのに~。(-_-;)
気を撮り直して待つこと30分、来ました来ました。
ISO 500 1/1000 f/8.0 (2400×1800pixでトリミング)
お気に入りの場所なのですが、腹をおろしてノンビリムードです。
「しばらくは飛びそうもないな。」と思いつつ、それでも集中を切らさず待つこと20分。
割とよく見るオジサンが、「今日は独り占めだね~。」とお声がけがあったので、「そうですね。」と振り向きながら返事をした瞬間!
‥飛ばれちゃいました~。(T_T)
もう追いかけても間に合わず、ファインダーのセンターに入らないので、ボケ写真を連射で撮ってしまいました。
まあ、こんなもんですよね~。(^_^;)ゞ
一つだけ成果があったのは、E-M5がカワセミの飛びものを追いかけられそうだ、という感触があったことです。
AFの食いつきと早さは、意外に優れものかもしれません。
次回も試してみようと思います。(軽くて楽だし‥)
その後、カワセミは数回やってきましたが、留まる場所が悪くて写真にはならず、この日は何故か多かった野鳥の群れ狙いに変更しました。
お馴染みのシジュウカラやスズメの大群は無視して、20羽近い群れでやってきたマヒワを狙いました。
昨年の暮れに「横からマヒワ」と言う記事を上げましたが、今回はその時以上の多さです。
これは餌を食べ始めたら近寄れると直感し、とりあえず5mまで接近。
案の定2mまで近寄ってくる雌がいたりして、こちらがバックする羽目に…。
ISO 320 1/640 f/8.0 (ノートリミング)
これじゃ、あまりに近いですよね。
これは雌のようですが、雄の中にかなりのイケメンを見つけました。
ISO320 1/800 f/8.0 (ノートリミング)
ジャニーズ系マヒワ君のようです。 解りにくいのでアップでどうぞ。
キリリと締まってカッコイイ~。 雌たちから「惚れてまうやろ~。」と言う声がするようなしないような。(^o^)
しばらくの間、撮影を楽しませてもらいました。
カワセミがダメでもこれなら何とか満足です。
この後、例によってエナガの群れが回ってきたので、そちらも撮っていたところ、風もなく暖かかったせいか一般の方の数が増え、写真に向かなくなったので11時過ぎに引き上げました。
とりとめもなく書いていたら、ダラダラと長くなっちゃいましたね。
お付き合い、ありがとうございました。m(_ _)m