MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

オオムラサキの羽化、一回目はちょっと残念な結果に…。

2018年10月05日 | 昆虫

皆様、ご無沙汰しております。

昨日まで全くブログ更新の時間がとれませんでした。

色々な手続き、それに伴う書類集め、市役所通い…等々、会社をリタイヤしてから最も忙しい日々を過ごしております。

そんなときにもかかわらず、オオムラサキの『一太郎』が昨晩、羽化しました。

おまけに残った2頭もほぼ同時に蛹になり、来年『羽化』の予定が全く狂ってしまいました。

これから蝶になっても、子孫を残すことは不可能なんですけどね~。

 

ところで『一太郎』に関しては、成果としての写真は既に諦めていました。

その理由は、蛹になった場所が餌として与えていたエノキの葉だったんです。(もう少し早く蛹化準備の兆候に気づいていれば…。)

何故かと言うと、羽化までの時間が2週間近くかかるので、蛹が付いた葉が枯れてしまうんですよね。

そうなると絵的に使えなくなってしまいます。(実際そうなりました。)

最悪、葉が落ちてしまう可能性があるので、そこは落ちないようにボンドで補強。

とりあえず今後の参考にするために資料として観察することにしました。

ところが、問題点がもう一つ。

次の写真、矢印の先を見てください。

蛹になった時は気づかなかったのですが、三角形の穴が開いています。

可能性としては何かが寄生した?または蜘蛛などが…。

この場所は右翅の先端なので、羽化出来ても完全な『オオムラサキ』の成虫にはなれないはずです。

もし寄生されていたら、羽化することさえ出来ないですしね。

 

結果は昨日、朝から黒っぽく色変わりが始まり羽化の兆候が見え始めました。

夕方、急ぎのの書類集めを終えた帰宅したところ、まさに蛹から出たばかりの『オオムラサキ』が…。

5分、遅かったですね~。

ところで右翅は…?(まだ解りません。)

あ~っ、やっぱり翅の先端が…。

でもこれなら、飛ぶことは出来るかもしれませんね。

晴れたら、表に放してあげるつもりです。

この色は雌ですね。

『一太郎』ではなく『花子』でした。

 

とりあえず残念な結果に終わりましたが、次の参考にはなりました。

残りの2頭が羽化するのは20日頃の予定です。

でもこの時期に羽化してもペアになるオオムラサキは既に…。

可愛そうですが、どうにもなりません。

 

写真撮影への復帰にはもう少し日にちがかかりそうです。

それにしても、疲れた~。(-_-;)

 

 

 

コメント
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