MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

暑くてもオニヤンマは元気でした。

2019年08月07日 | 昆虫

この暑さでカワセミの出は悪いし、昆虫の数も少ないし…。

どうすれば良いんだろう???

そう言えば一昨日、1枚だけ上げた“オニヤンマの雌”のことを思い出しました。

いくら暑くてもオニヤンマはいるはずです。

赤城山周りまで行けば確率ほぼ100%なのですが、さすがに遠出する暑さではありません。

それなら…と都内でも撮れる確率の高い“J公園”へ行ってみることにしました。

 

ここも例によって昆虫の姿が少ないようです。

オニヤンマがよくいる水路を見に行くと、なんと半分くらいフェンスで囲われてしまっており、「あれれ~」状態です。

それでも水路が少しだけ残っている所に、雄のオニヤンマがパトロール中。

前回の雌と同じくとまりそうな雰囲気で飛んでいます。

予想通り直ぐに草どまり。

一度とまるとすぐには飛ばないので、オニヤンマのとまり物って意外に撮りやすいんですよね。

機材は例によってテレマクロ仕様の OLYMPUS E-M1X  + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-20 です。

ISO1000  1/160  F/6.3

ISO1000  1/160  F/5.6

一つ失敗したのは、小型の三脚を持ってこなかったことです。

今更悔やんでも後の祭りですが、これならマクロレンズで複眼のアップを撮れたんですよね~。

それなら“マクロ撮影”とまでは行きませんが、手持ちでやれるだけやってみましょう。

ギリギリまで寄って見ました。 ISO1000  1/800  F/8  (ノートリミング)

これをちょっと無理して1000×750pixでトリミング

やっぱりちょっと厳しいですが、個眼は識別できるようです。

三脚とマクロレンズがあれば…。(ブツブツ…)

ついでと言っては何ですが、近くにいた“オオシオカラトンボ”でも同じ事をやってみました。

大きなオニヤンマに比べて中型のトンボですが、個眼はこちらの方が大きいんです。

ISO1000  1/100  F/9

拡大写真はちょっと無理しているので、ノイズが多くなってしまいました。

マクロレンズなら…。(まだ言ってる。)

それでも手持ちの望遠ズームに2倍のテレコンでここまで写ったのは、ある意味驚きではありました。

 

個眼の大きさについては体の小さなトンボの方が大きかったりします。

参考のため、以前に撮った小型の赤トンボ“マユタテアカネ”の複眼を見て下さい。

フラッシュを使っているので、個眼がよく解ると思います。 PENTAX K-5 + TAMRON SP90

 

トンボの複眼撮影はすぐに逃げないトンボを見つけることから始まります。

もう少し暑さが納まったら、また今年もトライしてみようと思っています。

 

 

 

コメント
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