今週は天気が悪そうですね。(^^;)
それに合わせたようにツマグロヒョウモンの幼虫たちが蛹化を始めました。
以前からこのブログに遊びに来ていただいている方には珍しくもないネタなんですが、今年から始めた動画のために、今まで撮った生態写真の静止画と一緒に順番に撮り直しています。
結局、ベランダのスミレに残ったツマグロヒョウモンは8頭でした。
今現在、既に4頭が蛹になり、残りも明日中には蛹化すると思われます。
これで昨年を除き、3年目のツマグロヒョウモンの飼育ですが、この蝶に限らず蛹化の場所決め時に脱走することを止めるのが一番の課題です。
① 一昨日の18:00、逆さまにぶら下がって前蛹に。 タテハチョウ科の幼虫はぶら下がり型の蛹になることが多いようです。
② 今までのデータだと蛹化は約18時間後くらいだろうと思っていたのですが、次の朝、4時半に起きたので見に行くと、既に動き始めています。 5時40分、背中が割れて蛹化の始まりです。(^^)
③ 5時45分 大きく動いて皮を脱ぎます。
④ 5時46分 静止画では解りませんが、かなり激しく体を振って脱皮している最中です。
⑤ 5時48分 思い切り体を振って、皮を落としました。 よく固定したところが取れないですよね。(^^;)
⑥ 6時14分 ほぼ、蛹の形が落ち着きました。
⑦ 11時28分 茶色の蛹になりました。 この蛹の特徴、プラチナ色の棘が大変美しいですね。
多分1週間後には羽化すると思います。(^-^)
不思議ですよね。トゲトゲイモムシカバーから出て来ると形も違うし
更に大きくなっていて、よーく見ると独特の綺麗な形になってそこから
美しいモスラが誕生するんですもんね。
こちらのブログで見ていると、あー、こうなって、こうなったんだって
ポイント、ポイントを見させて頂いていますが、撮影時の苦労も考えな
がら見ると、更に感動的に感じられますね!
こういうイモムシ系がダメな方もおられますので、感動的と言っていただくと撮った甲斐があります。(^^)
生態写真の中でも、やはり蝶の羽化シーンは特別ですね。
1ヶ月前には、たった1mmの卵だったのが美しく変身を遂げる瞬間は、眠い目をこすりながらでも見られて良かったと思います。
早ければ週末からその羽化が始まるはずです。
今年の生態写真は一応これで「終了~。」となりそうですが、そううまくいくでしょうか?(^^;)
ツマグロヒョウモンは窓の部分がいいですよね~!
最初の頃は蛹化しそうになったら室内に入れてたので脱走されませんでしたが、山椒に野放しするようになってしばしば脱走されてます…うちの二頭のナミアゲハも先日終齢になったので、そろそろ気をつけないと(^^ゞ
このプラチナのような輝きは何処の部分なのか、まだ良く解りません。(^^;)
脱皮して直ぐはパールホワイトなんですが、時間が経つにつれプラチナゴールドに変わってきます。
今回のツマグロヒョウモン、既に蛹化した5頭はベランダに出しっぱなしなのに、追いかけること無しにそのまま写真の枯れ枝で蛹化してくれました。
残りの3頭も今現在、それぞれお気に入りの枝で休んでいます。
これはスミレを置く場所、枯れ枝の長さや角度など研究の余地がありますね。(研究と言うほど大袈裟なものでもありませんが…。)(^^)
我が家にも今ツマグロヒョウモンもサナギが4つ(4匹?)、サナギになる前の、幼虫の状態でぶら下がってる子が1(1匹?)います!皮を流してる瞬間を見たことがないので今度こそ見たいです!!
素敵な写真と解説をありがとうございました(^-^)♪
お宅にツマグロヒョウモンの蛹がいるんですね。
それは是非、羽化の瞬間を見た方が良いですね。
蝶の羽化は早朝が多いので、お仕事をお持ちだとかなり厳しい物がありますが、蛹が割れて蝶が出てくる瞬間は何度見ても感動的です。
その瞬間を見られることを期待しております。