MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

ウスバシロチョウを探しに赤城山へ

2022年05月24日 | 昆虫

3年ぶりに泊まりがけで赤城山周りまで出かけてきました。

狙いはこの時期に見られる“ウスバシロチョウ”です。

昨年は狭山丘陵でも数は少ないなりに見ることが出来たのですが、今年はちょっと遅れたたため全く見られずに終了。

それならコロナ騒ぎも多少落ち着いてきたので、里山歩きくらいなら大丈夫でしょう、と赤城に向けて出発。

ところが昨日の天気予報では朝から良い天気のはずが…。

なんと朝は雷雨だそうです。

それでも午後は晴れるという予報を信じ、余裕を持って9時に家を出ました。

でも結果的にこれが幸いしたようです。

中々とまってくれないウスバシロチョウが、朝の雨に濡れたためか、葉の上で翅を休めていました。

撮影機材:OM-D E-M1 MarkⅢ + ED 40-150mm F2.8 PRO

11時38分 休んでいる時は触るくらい近づいても逃げません ISO640  1/400  F/7.1

ゆっくり撮らせてもらって、移動しようとしたら…。

11時43分 足下にもノンビリ休んでいるウスバシロチョウが… ISO1250  1/500  F/8

これは、こんな場所でした。

11時42分 こんな低い葉にとまっているとは… ISO640  1/400  F/7.1

 

午後、太陽が出てくると大分多くのウスバシロチョウが舞うようになりました。

でも、中々良いところにはとまってくれません。

諦めて他の昆虫を探して歩き回り、今日は早めに終了。

12時31分 ハルジオンで吸蜜するダイミョウセセリ ISO200  1/1000  F/5.6

 

久しぶりの里山歩きでしたが、殆ど出会いはありませんでした。

やはり昆虫は暑くなってからが勝負でしょうね。

二日目は次回に。

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やっとカワセミの雛が巣立ちました

2022年05月20日 | カワセミ

昨日、やっと雛が巣立ちました。

川に着いた時、雛達は一緒にはおらず、親が餌を持ってきてくれるのを別々の場所で待っているようでした。

今日の主役はこの子達です。

撮影機材:OM-1 + ED150-400mm F4.5 TC1.25× IS PRO

6時40分 中流の雛 ISO1250  1/1600  F/5.6

 

8時31分 上流側の雛 ISO640  1/1000  F/5.6

さすがにまだ黒っぽく、雄雌の区別がつきません。

もう一羽、下流にいるらしいのですが、こちらは確認出来ませんでした。

 

今日の撮り始めは、こんなシーンから。

6時18分 雄親に餌をねだっていますが、相手にしません ISO3200  1/320  F/5.6

 

雄親はどこかに行ってしまい、雛はこのあたりをウロウロするだけでした。

7時47分 枝を移動して飛ぶ練習? ISO2500  1/1600  F/5.6

 

8時を大分回ってから、やっと親が餌を持って来ました。

ところが、中々餌をあげないんですよね

餌をあげるかと思いきや…

もらえそうで…

8時22分 もらえません… ISO640  1/1000  F/5.6

まあ、これも自分で餌を捕るための訓練なんでしょうけどね。

この後、ちょっと目を離した隙に魚を渡してしまいました。

 

続いて上流側のもう一羽へ魚を持って行きました。

8時23分 こちらも“じらし作戦”ですね ISO640  1/1000  F/5.6

 

この少し後、こちらも無事に魚は貰えたようです。

8時34分 上流側の雛が飛び込みの練習中です ISO1250  1/1250  F/4.5

 

まあ一応、巣立ちの状況は撮れました。

この後、この子達は何処の縄張りを確保するのでしょう?

毎年のことですが、カワセミの世界も厳しいようで…。

9時終了。

 

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昆虫の様子を見に狭山丘陵へ

2022年05月19日 | 昆虫

寒い寒いと思っていたら急に暑くなり、このところ蝶の便りを聞くようになってきました。

今年はカワセミのホバリングも十分撮れたので、頭を夏にチェンジして今日は昆虫の様子見です。

出来ればこの時期の楽しみ、ウスバシロチョウがいてくれると嬉しいのですが…。

とりあえず10時前に駐車場に入って、周りを一巡り。

 

最初に出会ったのがこれ。

撮影機材:OM-D E-M1 MarkⅢ + ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14

9時49分 クロボシツツハムシ ISO320  1/400  F/5.6  焦点距離:210mm

離れてみると、ナナホシテントウみたいなのですが…。

これはハムシの仲間です。

すぐ隣にナナホシテントウもいたので参考までに…。

9時54分 ナナホシテントウ ISO1250  1/400  F/8  焦点距離:210mm

良く似ていますが、やはりナナホシテントウの方が、丸っこくて可愛らしいと思いませんか?

この他にもヨツボシナガツツハムシなんてのもいます。(参考までに)

 

思ったより花が少なかったせいか、蝶は少ないように感じました。

今年最初の昆虫撮影なので、蝶を3点程上げておきます。

10時27分 スジグロシロチョウ ISO200  1/640  F/5.6  焦点距離:210mm

これもちょっと見にはモンシロチョウに見えますが、スジグロシロチョウです。

翅を開くと黒い筋がよく見えて解りやすいのですが…。

 

10時06分 ダイミョウセセリ ISO800  1/400  F/7.1  焦点距離:210mm

このブログでは毎年お馴染みのダイミョウセセリです。

幼虫で越冬し、丁度今頃、蛹から成虫になったばかりだと思います。

翅を広げてとまるのが特徴です。

 

10時14分 コジャノメ ISO1600  1/400  F/5.6  焦点距離:210mm

これもまだ羽化してからそれほど日にちが経っていないと思われる、翼の綺麗なコジャノメでした。

ジャノメチョウの仲間は、あまり日の当たらない場所が好みのようで、露出が厳しくなる時があります。

 

他にも何種類かの蝶を見ましたが、またこの先に取っておきましょう。

コロナのおかげで、ここ2年程の間、殆ど出かけていない赤城山周りに来週あたり出かけてみようか?と考えています。

上手くお天気が二日程続いてくれると良いのですが。

 

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今日も午前中は巣立ちの気配無し

2022年05月18日 | カワセミ

昨日までと比べると、今日はホバリング回数が少なく、雰囲気がちょっと変わった感じです。

少なくとも私が待機していた9時半まで、雌が全く姿を見せなかったせいだと思うのですが…。

雄はいつも通り巣に魚を運んでいるので、これでは雛の巣立ちも見られそうにありません。

では、いつものようにカワセミ頼みで撮影チャンスを待つことにしましょう。

 

今日はこんな所から始まりました。

到着後、カメラの準備が出来る少し前に、雄カワセミがヨシノボリをゲット。

5時47分 この魚は自分で食べたのか、お持ち帰りだったのか、確認出来ませんでした ISO1000  1/1250  F/4.5

 

20分程して杭にとまったので、この時はホバリングから飛び込み狙いに変更。

岩の間に飛び込むかも?と予想して、場所を少し移動したのが正解でした。

(出来れば普通の水面が良かったのですが…)

6時09分 でも、岩のおかげで形良く上に飛び出してくれました ISO800  1/1250  F/4.5

 

私が到着した時、丁度ホバリングの最中だったのですが、それから2時間経っても音沙汰無し。

さらに20分程過ぎて、やっと上流側に雄がやって来てそこからホバリング。

かなり遠かったのですが、本日の1回目なので、状況写真としてシャッターを押しました。

まずはノートリミングのままから。

8時26分 ノートリミング(5184×3888pix→640×480pix) ISO80  1/320  F/6.3

拡大してピントを見てみます。

尚、鳥認識AFは使わずに、AF ターゲットモードをSingle で撮っています。

どうやらピントは大丈夫みたいです(1200×900pixでトリミング→640×480pix)

 

この後、ほぼいつも通りにホバってくれたのでその中から幾つか…。

8時39分 後にちょっとだけ紫色が入りました ISO125  1/320  F/6.3

 

9時23分 今の時期、このくらいの時間になるとアイキャッチが入りにくくなってしまいますね ISO125  1/320  F/6.3

 

9時24分 う~ん、この角度でもダメか…。 ISO160  1/320  F/6.3

 

今日は不調のまま終わるのか?と思いましたが、なんとか雄のおかげで格好がつきました。

ところで雛は?それと雌は?

明日は頭を切り替えて、昆虫の様子を見に狭山丘陵へ行ってみようと思っています。

9時半終了。

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雛の巣立ちを狙ったのですが…。

2022年05月17日 | カワセミ

今日あたり雛の巣立ちが見られるのでは?と半分期待して出かけました。

ところが今日も雄雌揃って、魚を巣に持ち帰っている様子が見られます。

う~ん、これでは今日の巣立ちは難しそうですね。

 

こんな状況ですから、相変わらずホバリングは好調です。

そこで、いつも通りでは面白くないので、OM-1の高感度での撮影をちょっとだけ試して見ました。

まずはいつも通りとまり物から。

対岸にある桑の木の実がかなり熟してきました。

9時14分 この木は雄がよくとまるので狙い目です。 ISO1650  1/1250  F/4.5 焦点距離:400mm

 

ホバリングだけでは面白くないので、魚を捕ってお持ち帰りの準備を連続写真で。

9時14分 ここれがホントのタタキ?(左から右へ) ISO3200  1/1600  F/5.6 焦点距離:400mm

 

通常、私がカワセミの飛びものを撮る時、SSと絞りはマニュアルで、ISOだけAUTOを使います。

対面にある木の前で(暗いので)ホバってくれればISOが上がってくれるので、狙い目なんですが…。

6時09分 予定通りダークグリーンの前でホバってくれました。 ISO4000  1/500  F/4.5(42連写の内4+1枚) 焦点距離:400mm

オリジナルはカワセミが白飛び気味なのですが、問題ありません。

次はISO5000です。

敢えてSSを1/1250で…。

8時01分 今日はかなり暗い曇り空だったのもツイていました。 ISO5000  1/1250  F/4.5(51連写の内5+1枚) 焦点距離:400mm

現像時にNRを軽く使っていますが、どうやら問題ないようですね。

 

次のホバリング2態は、いつも通りの設定です。

8時02分 定番のグリーンバックです ISO1000  1/320  F/6.3(49連写の内5+1枚) 焦点距離:400mm

 

9時14分 こちらは綺麗な明るいグリーンの前でした ISO400  1/320  F/6.3(32連写の内5+1枚) 焦点距離:400mm

 

今日もホバリングに関しては、十分楽しませてもらいました…が。

さあ、雛の巣立ちはいつ?

9時30分終了。

 

 

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