「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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介護認定から約一年

2005-08-25 | ●介護録(~2015.2月)
認定まで遠回りした母。発症からはもっと時が経っている。

アルツハイマー型の場合、三年くらいで重度になり、長くても7、8年~10年で死に至ると書かれている事が多い。
母の状態はそれには当てはまらない。
発症して10年前後で寝たきり死に至るなら、母は今頃ベットの中にいてもおかしくない。
医学的なことは分からないけど、とにかく、よく見る「段階的症状の説明」は、あまり当てにならないなぁーと言うのが今のところ私の感想。

一年たって変わったところ…。
1、妄想。
  複雑化。頻度が増え、二転三転して続く事が多い。
2、攻撃性
  暴力はないけど、キツイ言い方、激しい態度が出るこのごろ。
3、身辺自立
  入浴拒否が強くなった。着替えは自分で出来るが、時におかしな着方をした   り、何を着ていいか分からないと言うようになった。失禁などはない。
4、理解力
  当然低下。
5、失見当識
  今でも母は「外は滑るでしょ」などと言う。暑くても平気で長袖を着るなどの  行為は昨年よりスケールアップ

出なくなった問題行動は「被害妄想」
あまり頓着しなくなった「金銭管理」や生活の細かなこと。
これらは私にとっては楽になった事柄。

失見当識や妄想の進み具合に比べと、身辺自立などの能力が残されている母。こういう違いは脳のどこが萎縮しているかによるのだろうか??

先日介護福祉士さんと話したとき、母が一人で梨を剥いてもてなすのをみて、多くの場合、こういうことがまず出来なくなるんだよーと言っていた。

とにかく人によってまったく違う症状、進行状態というのが認知症。
だからこそマニュアルなんてあってないようなものだ。
書かれている対応は、けして万能ではなく、うちの場合は効果なし…なんてのが多い。

だからね~…また愚痴になっちゃうけど…、当然のように「○○の時に××しましょう」なんて書いて欲しくないんだよね~特に行政。介護初心者は混乱するよ!!